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【マンションVS一戸建て】自分に向いている住まいはどっち? | 京王線沿線の不動産購入・売却・賃貸
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2025.02.05

【マンションVS一戸建て】自分に向いている住まいはどっち?

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住まい選びで多くの人がまず悩むのが、物件種別です。マンションと一戸建てにはそれぞれメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとは言えません。両者の特徴と最新のマーケット情報から、自分に向いている住まいを考えてみましょう。

マンションのメリット・デメリット

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マンションの大きなメリットは、一戸建てと比べると総じて立地が良く、バリアフリーやユニバーサルデザインの物件が多いことです。基本的にワンフロアのため、生活動線や家事動線も良いといえるでしょう。また、オートロックや防犯カメラなどが備わっている物件が多いため、セキュリティ面も一戸建てより高いと考えられます。

一方、マンションは、一戸建てのように所有者の一存で建て替えや土地活用ができません。近年は高経年マンション(築40年以上)も増えており、資金不足や住人の同意が取れないことを理由に、修繕や建て替え、取り壊しができないマンションも散見されます。長く住むことを前提としている場合は「出口」をどう取るかについても考慮しておく必要があるでしょう。

また、マンションはローンの返済や固定資産税・都市計画税の納税のほか、毎月、管理費や修繕積立金を支払う必要があります。駐車場を借りる場合は、別途、駐車場代もかかってくるため、固定費が高くなりがちという側面もあります。

壁や天井、床の向こうはすぐに隣戸という構造から、戸建てと比べて騒音トラブルも起きやすいといえるでしょう。小さなお子さんがいるご家庭やペットを飼っているご家庭はとくに、十分な配慮が必要です。

一戸建てのメリット・デメリット

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一戸建ては、マンションのように管理費や修繕積立金が徴収されることはありません。ただし、一戸建ても維持・管理には一定のコストがかかります。固定費は抑えられるものの、自ら修繕やメンテナンスの計画を建て、費用を積み立てていかなければならない点はデメリットともいえるでしょう。とはいえ、自身のタイミングで、自由に改修や建て替えができることはやはり一戸建てのメリットです。

一戸建てはマンションのように駅前・駅近にあることは稀ですが、その分、閑静なエリアでゆったりと暮らすことも選択しやすいといえるでしょう。集合住宅ではないことから騒音トラブルも起きにくいですが「隣人トラブル」ということでいえば、決して起きにくいわけではありません。壁や天井が隣戸と接していないものの土地は接しているため、越境や土地の境界を巡るトラブルが起こるリスクはあります。境界トラブルが原因で、流動性や資産性が損なわれてしまう可能性もゼロではありません。

近年は省エネ性能が高い住宅も増えていますが、断熱性・気密性が高い中古戸建てはまだまだ一部です。マンションと比べると、冬は寒く、冷暖房効が低い物件も少なくありません。

中古マンションと中古戸建て、安いのはどっち?

「平均価格」で見れば、首都圏においては、中古マンションより中古戸建てのほうが安いというのが現状です。しかし、エリアによって傾向は異なります。

中古マンション

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出典:東日本不動産流通機構

首都圏の中古マンションの価格は、上昇傾向にあります。2024年7〜9月の平均成約㎡単価は「76.74万円/㎡」。60㎡のマンションであれば「4,604万円」が平均です。

■ 2024年7〜9月の平均成約㎡単価

エリア

平均成約㎡単価

左記60㎡換算

東京都区部

117.37万円/㎡

7,042.2万円

東京都多摩地区

55.33万円/㎡

3,319.8万円

埼玉県

44.28万円/㎡

2,452.8万円

千葉県

40.88万円/㎡

2,448.6万円

横浜・川崎市

63.27万円/㎡

3,796.2万円

上記を除く神奈川県

43.43万円/㎡

2,605.8万円

出典:東日本不動産流通機構

エリア別の平均値は、上記のとおりです。東京都区部では4年以上、継続してマンション価格が上昇しており、他のエリアを大きく上回る水準で推移しています。

中古戸建て

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出典:東日本不動産流通機構

中古戸建てについては近年、中古マンションのような上昇傾向は見られず、価格はほぼ横ばいで推移しています。202479月の首都圏の平均成約価格は「3,928万円」。マンションと比べると手が届きやすいといえるでしょう。

■ 2024年7〜9月の平均成約価格

エリア

平均成約価格

東京都区部

6,825万円

東京都多摩

3,704万円

埼玉県

2,549万円

千葉県

2,599万円

横浜・川崎市

4,671万円

上記を除く神奈川県

3,532万円

出典:東日本不動産流通機構

しかし、中古戸建ての価格も地域差が大きく、必ずしも戸建てのほうが値頃感があるというわけではありません。また、成約にいたった中古戸建ての平均築年数は20年を超えています。マンションも同様の築年数が平均値ではあるものの、木造住宅の場合、築20年を超えると大がかりなリフォーム・リノベーションが必要な状態であることも少なくありません。価格だけでなく、状態も見極めて中古住宅を選ぶことが大切です。

マンションと一戸建て、どちらが優れているということはない。自分たちに合った選択を

近年、マンションは高騰傾向にあるものの、エリアによってはマンションのほうが安い場合もあります。また、資産価値の維持という観点からしても、総じて立地が良いマンションのほうが有利という見方もできます。

とはいえ、一戸建てはマンションと比べて暮らしの自由度が高く、広く開放的な環境で暮らせるという大きなメリットがあります。どちらが優れているということはありません。ライフスタイルや将来設計を踏まえた上で、自分たちに最適な住まいを選択することが大切です。