| メイン事業名 |
出生時育児休業給付金・育児休業給付金 |
2025年度 |
| サブ名称 |
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| 申請 |
提出期間:
【出生時育児休業給付金】
出生時育児休業は、同一の子について2回に分割して取得できるが、申請は1回にまとめて行う
子の出生日(出産予定日前に子が出生した場合は出産予定日)から起算して8週間を経過する
日の翌日から申請可能となり、当該日から起算して2か月を経過する日の属する月の末日まで
に「育児休業給付受給資格確認票・出生時育児休業給付金支給申請書」を提出する
【育児休業給付受給資格確認手続・育児休業給付金の初回支給申請手続】
育児休業給付金の支給を受けるためには、被保険者を雇用している事業主が以下の受給資格確認
手続を行う必要がある
事業主が支給申請手続を行う場合は、受給資格の確認の申請と初回の育児休業給付金の支給申請を
同時に行うこともできる。
この場合の初回の育児休業給付金の支給申請は、原則として最初と次の2つの支給単位期間について
行うようにすること
- 受給資格がある場合
受給資格確認手続のみ行ったときは、「育児休業給付受給資格確認通知書」と
「育児休業給付金支給申請書」が交付される。
初回の支給申請手続も同時に行ったときは、「育児休業給付金支給決定通知書」と
「(次回申請用)育児休業給付金支給申請書」が交付される。
「育児休業給付金支給決定通知書」は、被保険者に渡すこと
-
受給資格がない場合
「育児休業給付受給資格否認通知書」が交付される。被保険者に渡すこと
【出生後休業支援給付金(2025.4開始)】
原則として、出生時育児休業給付金または育児休業給付金の支給申請と併せて、同一の支給申請書を用いて行う
【育児時短就業給付金(2025.4開始)】
育児時短就業給付金の支給を受けるためには、被保険者を雇用している事業主が育児時短就業開始時賃金の届出、
受給資格確認及び支給申請を行う必要がある。育児時短就業開始時賃金の届出、受給資格確認と
初回の支給申請を同時に行うことも可能。
(育児休業給付の対象となる育児休業から引き続き、同一の子について育児時短就業を開始した
場合は、育児時短就業開始時賃金の届出は不要)
支給申請は、原則として2か月ごとに(2つの支給対象月について)行う
(被保険者が希望する場合は、被保険者の方が自ら支給申請を行うことや1か月ごとに支給申請を行うことも可能)
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| 給付対象期間 |
【出生時育児休業給付金】
子の出生日(出産予定日前に子が出生した場合は出産予定日)から起算して8週間を経過する日の
翌日から申請可能となり、当該日から起算して2か月を経過する日の属する月の末日までに
「育児休業給付受給資格確認票・出生時育児休業給付金支給申請書」を提出する
【育児休業給付金】
子どもが1歳(要件により1歳2か月、1歳6か月、2歳)になるまでの期間
(2回まで分割取得できる)
※支給対象期間の延長
手続きが一部変更されたので、注意
育児休業給付金の支給対象期間延長手続き→
【出生後休業支援給付金(2025.4開始)】
・被保険者が産後休業をしていない場合(被保険者が父親または子が養子の場合)は、
「子の出生日または出産予定日のうち早い日」から「子の出生日または出産予定日のうち遅い日から
起算して8週間を経過する日の翌日」までの期間。
・被保険者が産後休業をした場合(被保険者が母親、かつ、子が養子でない場合)は、
「子の出生日または出産予定日のうち早い日」から 「子の出生日または出産予定日のうち遅い日から
起算して16週間を経過する日の翌日」までの期間。
【育児時短就業給付金(2025.4開始)】
次の(1)~(4)の日の属する月までが支給対象月となる
- 育児時短就業に係る子が2歳に達する日の前日
(「子が2歳に達する日」とは、2歳の誕生日の前日をいう。)
- 産前産後休業、育児休業または介護休業を開始した日の前日
- 育児時短就業に係る子とは別の子を養育するために育児時短就業を開始した日の前月末日
- 子の死亡その他の事由により、子を養育しないこととなった日
(当該子と同居しなくなったこと等が該当)
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| 対象者 |
1歳(※)未満の子を養育するために育児休業を取得する者を雇用する事業主
※いわゆる「パパ・ママ育休プラス制度」(父母双方が時期をずらして育児休業を取得する)を利用する場合は、1歳2か月
さらに保育所等に入れない場合などは、1歳6か月または2歳までの延長ができる
(延長の手続きが必要)
詳しくはパンフレット参照
【出生後休業支援給付金(2025.4開始)】
共働き・共育てを推進するため、子の出生直後の一定期間に、両親ともに
(配偶者が就労していない場合などは本人が)、14日以上の育児休業を取得した場合に、
出生時育児休業給付金または育児休業給付金と併せて
「出生後休業支援給付金」を最大28日間支給する
<支給要件>
- 被保険者が、対象期間※に、同一の子について、出生時育児休業給付金が支給される
産後パパ育休または育児休業給付金が支給される育児休業を通算して14日以上取得したこと。
- 被保険者の配偶者が、「子の出生日または出産予定日のうち早い日」から「子の出生日または
出産予定日のうち遅い日から起算して8週間を経過する日の翌日」までの期間に通算して14日以上
の育児休業を取得したこと、または、子の出生日の翌日において「配偶者の育児休業を要件と
しない場合」※に該当していること。
※配偶者の育児休業を要件としない場合
子の出生日の翌日において、次のa.~g.のいずれかに該当する場合は、配偶者の育児休業を必要
としない。なお、被保険者が父親の場合は、子が養子でない限り、必ずいずれかの事由
(主にc,d,f,のいずれか)に該当することとなるので、配偶者(母親)の育児休業取得の
有無は要件にならない。
- 配偶者がいない
(配偶者が行方不明の場合も含む。ただし、配偶者が勤務先において3か月以上無断欠勤が続いている
場合または災害により行方不明となっている場合に限る。
- 配偶者が被保険者の子と法律上の親子関係がない
- 被保険者が配偶者から暴力を受け別居中
- 配偶者が無業者
- 配偶者が自営業者やフリーランスなど雇用される労働者でない
- 配偶者が産後休業中
- a.~f.以外の理由で配偶者が育児休業をすることができない
(配偶者が日々雇用される者など育児休業をすることができない場合や、育児休業をしても
給付金が支給されない場合(育児休業給付の受給資格がない場合など)が該当する。
なお、単に配偶者の業務の都合により育児休業を取得しない場合等は含まない。)
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リーフレット(簡易版)→
【育児時短就業給付金(2025.4開始)】
仕事と育児の両立支援の観点から、育児中の柔軟な働き方として時短勤務制度を選択しやすくすることを目的に、
2歳に満たない子を養育するために時短勤務(以下「育児時短就業」という。)した場合に、育児時短就業前と
比較して賃金が低下するなどの要件を満たすときに支給する。
<支給要件>
- 2歳未満の子を養育するために、育児時短就業する雇用保険の被保険者(注1)であること
- 育児休業給付の対象となる育児休業から引き続いて(注2)、育児時短就業を開始したこと、
または、育児時短就業開始日前2年間に、被保険者期間(注3)が12か月あること
加えて、次の(3)~(6)の要件をすべて満たす月について支給する。
- 初日から末日まで続けて、雇用保険の被保険者(注1)である月
- 1週間あたりの所定労働時間を短縮して就業した期間がある月
- 初日から末日まで続けて、育児休業給付又は介護休業給付を受給していない月
- 高年齢雇用継続給付の受給対象となっていない月
パンフレット(育児時短就業給付)→
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| 補助率 |
給付金である |
| 支給額 |
【出生時育児休業給付金】
休業開始時賃金日額×支給日数の67%に相当する額
(育児休業給付金と同じ 詳しくはパンフレット参照)
(賃金支給額が13%を超えると減額され、80%以上で無支給となる)
| 支払われた賃金の額 | 支給額 |
「休業開始時賃金日額×休業期間の日数」 の13%以下 |
休業開始時賃金日額×休業期間の日数×67% |
「休業開始時賃金日額×休業期間の日数」 の13%~80%未満 |
休業開始時賃金日額×休業期間の日数×80%-賃金額 |
「休業開始時賃金日額×休業期間の日数」 の80%以上 |
支給されない |
<休業開始時賃金日額の上限額>
休業開始時賃金日額の上限額は16,110円(2025.7.31までの額)
出生時育児休業給付金の支給上限額(休業28日):16,110円×28日×67%=302,223円
<注意事項>
出生時育児休業期間を対象とした賃金の取扱い(育児休業給付金とは取扱いが異なる)
- 出生時育児休業期間に就労等した日数・時間に応じて支払われた額
就労した場合の賃金のほか、出生時育児休業期間に応じて支払われる手当等を含む。
なお、通勤手当、家族手当、資格等に応じた手当等が、就労等した日数・時間にかかわらず
一定額が支払われている場合は含まない
- 就業規則等で月給制等となっており、出生時育児休業期間を含む賃金月において賃金が減額されな
かった場合は、日割計算※をして得られた額(小数点以下切り捨て)
※「支払われた賃金額」×(「出生時育児休業取得日数」÷「出生時育児休業期間を含む賃金月の
賃金支払対象期間の日数」)
- 出生時育児休業期間を含む賃金月において賃金が減額されているが、出生時育児休業期間を対象とし
て減額した日数・時間が特定できない場合は、「(1)出生時育児休業期間を含む賃金月に減額がなかった場合の
賃金額を日割計算して得られた額(小数点以下切り捨て)」から「(2)出生時育児休業期間を含む賃金月に
減額された賃金の額」を減じた額
【育児休業給付金】
休業開始時賃金日額×支給日数の67%に相当する額
(ただし、育児休業の開始から181日以降は50%)
(賃金支給額が13%を超えると減額され、80%以上で無支給となる)
| 支払われた賃金の額 | 支給額 |
「休業開始時賃金日額×休業期間の日数」 の13%(※30%)以下 |
休業開始時賃金日額×休業期間の日数×67%(※50%) |
「休業開始時賃金日額×休業期間の日数」 の13%(※30%)~80%未満 |
休業開始時賃金日額×休業期間の日数×80%-賃金額 |
「休業開始時賃金日額×休業期間の日数」 の80%以上 |
支給されない |
※1 育児休業の開始から181日目以降は30%
※2 育児休業の開始から181日目以降は給付率50%
【出生後休業支援給付金(2025.4開始)】
支給額=休業開始時賃金日額※1×休業期間の日数(28日が上限)※2×13%
※1:同一の子に係る最初の出生時育児休業または育児休業の開始前直近6か月間に支払われた賃金の
総額を180で除して得た額。
※2:支給日数は、対象期間における出生時育児休業給付金または育児休業給付金が支給される休業
の取得日数であり、28日を上限とする。
※1:出産手当金は、ハローワークが取り扱う制度ではない。自身が加入している健康保険等の
運営機関へ問い合わせること。
※2:育児休業中は申出により健康保険料・厚生年金保険料が免除され、勤務先から給与が支給され
ない場合は雇用保険料の負担はない。
また、育児休業等給付は非課税となる。このため、休業開始時賃金日額の80%の給付率で
手取り10割相当の給付となります。
ただし、休業開始時賃金日額には上限額(2025年8月1日時点:16,110円(毎年8月1日に改定)がある
ことに留意すること。
※3:就労状況・賃金支払状況により出生時育児休業給付金または育児休業給付金が不支給となった
場合は、出生後休業支援給付金の支給は行わない。
【育児時短就業給付金(2025.4開始)】
原則として育児時短就業中に支払われた賃金額の10%相当額が支給される。
ただし、育児時短就業開始時の賃金水準(注4)を超えないように調整される。

また、各月に支払われた賃金額と支給額の合計が支給限度額(注5)を超える場合は、超えた部分が減額される。
なお、次のi.~iii.の場合、給付金は支給されない。
- 支給対象月に支払われた賃金額が育児時短就業前の賃金水準と比べて低下していないとき
- 支給対象月に支払われた賃金額が支給限度額以上であるとき
※「支給限度額」:471,393円(2025年8月1日からの額。毎年8月1日に改定される。)
- 支給額が最低限度額以下であるとき
※「最低限度額」:2,411円(2025年8月1日からの額。毎年8月1日に改定される。)
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| 事業目的等 |
労働者が育児休業を取得しやすくし、職業生活の円滑な継続を援助、促進するために、
育児休業給付を支給する
◆支給対象者の要件
【出生時育児休業給付金】
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子の出生日から起算して8週間を経過する日の翌日までの期間内に、4週間(28日)以内の期間を定めて、
当該子を養育するための産後パパ育休(出生時育児休業)を取得した被保険者であること
(2回まで分割取得可、3回に分けると3回目は対象外となる)
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休業開始日前2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上ある(ない場合は賃金の支払いの基礎となった
時間数が80時間以上の)完全月が12か月以上あること
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休業期間中の就業日数が、最大10日(10日を超える場合は就業した時間数が80時間)以下であること
※「最大10日」は、28日間の休業を取得した場合の日数・時間(取得できるのは28日間まで)。
※休業期間が28日間より短い場合は、その日数に比例して短くなる
[例]14日間の休業⇒最大5日(5日を超える場合は40時間)
10日間の休業⇒最大4日(4日を超える場合は約28.57時間)
[例]28日の出生育児休業期間中、14日間(1日8時間)就業した場合⇒全期間を通じて不支給となる
出生育児休業を分割して取得し、それぞれ期間を合計して9日間(1日8時間)就業した場合
⇒9日間就業≦10日(就業可能日数)以下であり、育児休業給付金は支給される
[例]出生育児休業を10日間取得し、そのうち6日間部分就業した場合
⇒計6日間、28時間(28時間30分から分単位の端数を切り捨て)の就業であるため、
出生時育児休業給付金は支給される
-
(期間を定めて雇用される方の場合)
子の出生日から起算して8週間を経過する日の翌日から6か月を経過する日までに、
その労働契約の期間(労働契約が更新される場合は更新後のもの)が満了することが
明らかでないこと
【育児休業給付金】
-
1歳未満(※)の子を養育するために育児休業を取得した被保険者(一般被保険者と高年齢被保険者)
であること
育児休業給付金の対象は、以下の(ア)及び(イ)いずれにも該当する休業
(ア)被保険者から初日と末日を明らかにして行った申出に基づき事業主が取得を認めた育児休業
(イ)休業開始日から、当該休業に係る子が1歳(いわゆるパパ・ママ育休プラス制度を利用して
育児休業を取得する場合は1歳2か月。さらに保育所における保育の実施が行われない等の場合は
1歳6か月または2歳)に達する日前までにあるもの
※産後休業(出生日の翌日から8週間)は育児休業給付金の対象外となる
(産後6週間を経過した場合で、当該被保険者の請求により、8週間を経過する前に産後休業を終了した
場合でも、産後8週間を経過するまでは、産後休業とみなされる)
※休業開始後に他の子に係る産前産後休業又は育児休業や、介護休業が開始された場合は、
それらの休業の開始日の前日をもって当初の育児休業給付は終了する
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雇用保険の被保険者が、育児休業をした場合に、当該休業を開始した日前2年間に、
賃金支払基礎日数が11日以上ある(ない場合は賃金の支払いの基礎となった時間数が80時間以上の)
完全月が通算して12か月以上あること
※過去に基本手当の受給資格や高年齢受給資格の決定を受けたことがある場合は、
それ以降のものに限る
※育児休業開始日前2年の間に、疾病、負傷等やむを得ない理由により引き続き30日以上
賃金の支払を受けることができなかった期間がある場合は、当該理由により賃金の支払いを受けることが
できなかった期間を2年に加算することができる(合計で最長4年間)
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一支給単位期間中の就業日数が10日以下または就業した時間数が80時間以下であること
※支給単位期間とは、育児休業を開始した日から起算した1か月ごとの期間
(その1か月の間に育児休業終了日を含む場合はその育児休業終了日までの期間)をいう
支給単位期間が1か月に満たない場合も、就業日数が10日または80時間以下かどうかで判断する
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(期間を定めて雇用される方の場合)
子が1歳6か月までの間※1にその労働契約の期間※2が満了することがが明らかでないこと
※1:保育所等で保育の実施が行われないなどの理由で、子が1歳6か月に達する日後の期間にも
育児休業を取得する場合には、2歳に達する日までの間
※2:労働契約が更新される場合は更新後のもの
-
支給対象者は男女を問わない(取り扱いに違いはある、詳しくはパンフレットを参照)
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職場復帰を前提とした制度なので、すでに離職を予定している場合は、支給されない
【出生後休業支援給付金(2025.4開始)】
共働き・共育てを推進するため、子の出生直後の一定期間に、両親ともに(配偶者が就労していない場合
などは本人が)、14日以上の育児休業を取得した場合に、出生時育児休業給付金または育児休業給付金
と併せて 「出生後休業支援給付金」を最大28日間支給する。
【育児時短就業給付金(2025.4開始)】
2歳に満たない子を養育するために所定労働時間を短縮して就業した場合に、賃金が低下するなど一定
の要件を満たしたときに支給される
(育児時短就業給付金の支給対象となる時短就業(育児時短就業)とは、2歳に満たない子を養育するために、
被保険者からの申出に基づき、事業主が講じた1週間当たりの所定労働時間を短縮する措置をいう)
<支給額>
- 支給対象月に支払われた賃金額が、育児時短就業開始時賃金月額の90%以下の場合
育児時短就業給付金の支給額=支給対象月に支払われた賃金額×10%
- 支給対象月に支払われた賃金額が、育児時短就業開始時賃金月額の90%超~100%未満の場合
育児時短就業給付金の支給額=支給対象月に支払われた賃金額×調整後の支給率
- 支給対象月に支払われた賃金額と、(1)又は(2)による支給額の合計額が支給限度額を超える場合
育児時短就業給付金の支給額=支給限度額-支給対象月に支払われた賃金額
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| 補助対象経費 |
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| 対象外経費(例) |
(パンフレット参照のこと)
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| その他注意事項 |
(パンフレット参照のこと)
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| 掲載先url |
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| 事務局 |
事業所の所在地を管轄するハローワーク
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| 主管官庁等 |
厚生労働省 |
| 備考 |
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