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How to DEL
How to DEL
INSTALL
まずソースをコンパイルして下さい。tar + gzip したものが
こちら にあります。
ゴミ箱として使うディレクトリを作成してして下さい。
(例えば、~/trash をゴミ箱にするならば、
「mkdir ~/trash」
を実行します。)
ゴミ箱ディレクトリのパーミッションを 700 にして下さい。
(2.の例ならば、
「chmod 700 ~/trash」
を実行します。)
「setenv TRASHDIR (ゴミ箱ディレクトリのフルパス)」
を実行して下さい。(2.の例ならば、
「setenv TRASHDIR ~/trash」
を実行します。)
SYNOPSIS
trash
del filename ...
undel filename ...
undel -n number ...
undel -md filename ...
undel -md -n number ...
remove filename ...
remove -n number ...
DESCRIPTION
「del filename ...」
は、指定したファイルをゴミ箱へ移動します。ディレクトリや
シンボリックリンクを del することもできます。シンボリック
リンクの場合、リンク先ではなくリンクそのものを del します。
「trash」
は、ゴミ箱内のファイルの一覧表を表示します。
それらのファイルには一意的な番号が振られています。
「undel -n number ...」
は、ゴミ箱内のファイルを元の場所に復活します。number には
trash が表示する番号を指定します。
「-md」
オプションを指定すると、元のディレクトリが存在しない場合
自動的に作成します。
「undel filename ...」
でもゴミ箱内のファイルを復活することができます。filename は、
del したファイルの名前です。ゴミ箱に同名のファイルが複数
存在する場合には、最後に del したファイルを undel します。
「remove -n number ...」
は、ゴミ箱内のファイルを本当に削除します。number には
trash が表示する番号を指定します。そのファイルは undel
できなくなります。
「remove filename ...」
でもゴミ箱内のファイルを本当に削除することができます。
filename は、del したファイルの名前です。ゴミ箱に
同名のファイルが複数存在する場合には、最初に del した
ファイルを remove します。
OPTIONS
-md
undel でファイルを復活するとき、もともとそのファイルがあった
ディレクトリが存在しなければ作成します。作成するディレクトリの
パーミッションは umask 値によって決まります。
-n number
undel および remove において、trash が表示する番号で del した
ファイルを指定します。
「-n 3 7 8 9」
などと指定するかわりに、
「-n 3 7-9」
と指定することもできます。
NOTES
以前のバージョンの
「del -n number ...」
に相当するコマンドは
「remove -n number ...」
になりました。これは、
「remove filename ...」
のサポートに伴う変更です。
「del -n number ...」
を実行すると、remove を使って下さいという内容のエラーが出ます。
それ以外は、現行のバージョンは以前のバージョンの上位互換に
なっています。以前のバージョンから現行のバージョンには
そのまま移行できますが、一旦現行のバージョンに移行したら、
以前のバージョンに戻ることは困難です。
del, undel, remove の実行を中断すると、ゴミ箱ディレクトリに
テンポラリファイルが残ったり、対象ファイルが行方不明になったり
するおそれがあるので、できる限り実行の中断はしないで下さい。
また、.trashid や .trashrc はロックされないので、同時に複数の
del, undel, remove を実行しないで下さい。これは、lock の操作を
行おうとすると OS 依存性が強くなってしまうためです。
内部処理の都合上、del, undel, remove, trash はカレント
ディレクトリに実行者に対する読み取りのパーミッションを
必要とします。
del はファイルを実際に削除するわけではなく、単にファイル名を
変えてゴミ箱ディレクトリへ移動しているだけなので、remove で
本当に削除しない限りディスクの使用量は減少しません。
undel および remove に際しては、filename を指定するよりも、
number を指定する方が確実です。また、正規表現やワイルドカードの
パターンは、今のところ使えません。(もちろんシェルのファイル名
置換は利用できます。)
ゴミ箱へ移動したファイルには一意的な番号が振られますが、
現行のバージョンはそれを内部で ANSI C の signed long 型として
処理しているので、標準的な UNIX システムでは延べ約21億個の
ファイルしか扱えません。(内部処理の都合上、unsigned には
していません。)
最近フリーなパーソナル UNIX の普及により root 人口が
急増しているようですが、:-) スーパーユーザは、システムに
致命的な影響を及ぼすおそれのあるファイルを del しないように
注意して下さい。特に、カーネル、ルートディレクトリ、マウント
ポイント、デバイスファイルなどは決して del しないで下さい。
UNINSTALL
「chmod -R 700 $TRASHDIR ; rm -r $TRASHDIR」
を実行して、ゴミ箱ディレクトリを削除して下さい。
「rm ~/.trash{id,rc}」
を実行して、.trashid と .trashrc を削除して下さい。
IRRESPONSIBILITY
これらのプログラムは十分なテストとデバッグをしたつもりでは
ありますが、万が一 del, trash, undel, remove の使用により
何らかの損害が発生しても責任は負いかねますので、なにとぞ
ご容赦下さい。
P.S.
お使いになられたら、メール等で是非ご感想をお聞かせ下さい。(^_^)
(だったらここから送れるようにしろ! > 自分)
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