アラスカ州での年間最大の演習『ノーザン・エッジ2008』が佳境
2008. 5/13
ーF-22『ラプター』等米軍の主力機勢揃い。12機の空中給油機KC-135『ストラトタンカー』もフル稼働ー
[F-22"ラプター"は今回の演習でも"華"]
[KC-135"ストラトタンカー"から空中給油を受けるF-22"ラプター"]
[F-22"ラプター"の無敵の性能は相変わらず]
[ワシントン発5月13日=デービッド・ハルスタム]アラスカ州を舞台にした年間最大の演習『ノーザン・エッジ2008』が目下、佳境を迎えている。F-22『ラプター』など米軍の主力機120機以上が参加する今回の目的はアジア太平洋地域での危機発生時の素早い対応。参加部隊はハワイ・ヒッカム空軍基地、アラスカ・エレメンドルフ空軍基地、ネバダ・ネリス空軍基地、日本の三沢、嘉手納領空軍基地、岩国海兵隊基地などから出動した。航空機は空軍関係がF-22『ラプター』のほかF-15『イーグル』、F-16『ファイティング・ファルコン』各戦闘機。B-52H『ストラトフォートレス』戦略爆撃機。
E-3『セントリィ』早期警戒空中管制機。HC-130『タロン』特殊作戦機。海軍・海兵隊関係は空母艦載戦闘機F/A-18『ホーネット』。陸軍はHH-60『ペーブ・ホーク』。KC-135『ストラトタンカー』12機が1回の飛行毎に18機の航空機への空中給油任務に飛び回っている。5月5日~16日迄の演習期間中、5,000人の米兵が係り、実戦さながらのシナリオをこなし戦技の一層の向上を図る。
[空中給油任務はKC-135"ストラトフォートレス"の独壇場]
[空中給油作業は緊張の連続]
[F-15"イーグル"も一時の飛行停止が解除され第一線に完全復帰した]
[空中給油機と雁行するF-15"イーグル"の編隊]
写真提供:米空軍