ブッシューメドベージェフ時代始まる。初の電話会談
2008. 5/13
ートップ同士の建設的対話継続を確認。閣僚メンバー決定を見計らったブッシュ大統領のイニシアチブー
[ロシアを重視するブッシュ大統領/写真提供:ホワイトハウス]
[プーチン内閣の閣僚メンバーを混乱無く決定したメドベージェフ大統領/写真提供:メドベージェフ大統領ホームページ]
[サンクト・ペテルブルグ発5月13日=ボリス・ミハイロフ]ロシアのドミトリィ・メドベージェフ大統領は5月12日、ジョージ・ブッシュ大統領と電話会談を行った。大統領就任後初めての米露首脳による直接対話だ。同会談はブッシュ大統領のイニシアティブで実施された。クレムリンが明らかにした。電話会談の冒頭ブッシュ大統領がメドベージェフ大統領に就任の祝意と職責で多大な成功を収める事を切に期待すると伝えた。両首脳は緊密な協力関係を保ち首脳同士の建設的対話継続で合意した。またプーチン前大統領時代の米露サミットで合意した両国の戦略的枠組み作りの為の『ソチ宣言』が今後の米露関係の強化の基礎となる事を改めて確認した。双方は現在抱える2国間、国際問題で意見を交換し、日本で行われる『G8首脳会議 (北海道・洞爺湖サミット)』の準備へ向けて緊密な連携を取り合う点でも合意を見た。"ブッシューメドベージェフ時代"の本格的到来で米露関係の新たな展開が世界の注目を集める事になる。