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13330860 story
宇宙

何かが太陽系に歪みをもたらしている 10

ストーリー by hylom
太陽系にも未知の何かが? 部門より
taraiok曰く、

私たちの太陽系は惑星の軌道がほぼ同一の平面内に収まっている。しかし、海王星軌道の外側にあるカイパーベルトではこの平面に歪みが生じているという。この原因の一つとして、楕円軌道を持つ「第9惑星(惑星X)」が存在する可能性が示唆されているが、最新の論文によれば第9惑星とは別の新たな天体が存在している可能性があるようだ(FuturityarXiv.orgSlashdot)。

研究者たちはカイパーベルトにある600個以上の天体(Kuiper belt Object KBO)軌道面の傾斜角を分析した。KBOの軌道傾斜角は太陽や大きな惑星の影響により、それらと垂直になるのが普通だ。しかし、分析の結果、実際にはそうではなく約8度傾いているものが一定数存在する。論文の筆頭筆者であるアリゾナ大学Kat Volk氏は、こうした歪みを引き起こすには火星ほどの質量が必要で、さらに第9惑星とは異なり太陽系に近い軌道を持つものでは無いかとしている。

13325213 story
ビジネス

イーロン・マスク、ロサンゼルスでトンネル掘削をスタート 21

ストーリー by hylom
本気でスタート 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米SpaceXやTesla Motorsのイーロン・マスクCEOが考案した、ロサンゼルス地下にトンネルを掘ってそこに新しい公共交通機関を建造するプロジェクトが前進した模様。マスク氏が新たに立ち上げたThe Boring Companyがトンネルボーリングマシンを導入、掘削を開始したそうだ(ITmedia)。

この公共交通機関は、地下トンネル内に人間だけでなく車も乗せられる車両を走行させるというもの。この車両は自動運転で走行するという。

13323194 story
政治

日本が対地攻撃も可能なミサイルの導入を検討と報じられる 121

ストーリー by hylom
使う機会がなければ良いですね 部門より
AerospaceCowboy 曰く、

政府がF-35A用としてノルウェーが開発中である対地攻撃も可能なジョイントストライクミサイル(以下JSM)の導入の検討を始めたと読売新聞が報じている。

もっともも、JSMが対応するF-35のミッションソフトウェアはブロック4以降であり、日本に導入されるF-35Aは当面ブロック3であるので、比較的先の将来の話ではある。

JSMが対地攻撃可能であり策源地攻撃に使用可能であるので、専守防衛に反するのでは云々と言う政治的な問題よりも、むしろ現在日本で運用中あるいは開発中の各種国産対艦ミサイルの趨勢に関する問題であると考えられる。

たとえばJSMはMk.41VLSより発射可能であるので、イージス艦を含めたミサイル護衛艦や先日導入が決まったイージスアショアにて運用が可能であるが、そこへJSMを導入するのかあるいは国産SSMなのかと言った問題だ。

13323192 story
宇宙

SpaceX、東海岸と西海岸で一両日中に2つの衛星打ち上げと第一段ロケットの回収に成功 21

ストーリー by hylom
順調 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米民間宇宙開発会社SpaceXが2件の衛星打ち上げに成功した。一つは東海岸で行われた「BulgariaSat-1」打ち上げ、もう一つは西海岸で行われた「Iridium 2」衛星の打ち上げ。ともに正常な投入が確認された(TechCrunch)。

今回の打ち上げでは、ともに使用した第一段ロケットの回収にも成功している。東海岸側に着陸したB1029は以前西海岸側で回収された機体の再打ち上げで、同機は北米大陸両岸から飛行した初のロケットとなった。ただ、B1029の着陸地点は天候が悪く、着陸時の衝撃で機体は一部破損した模様だ。

また、西海岸で飛行したB1036はアルミニウムに代わりチタニウム合金製となった新しいグリッドフィンを採用し、帰還時の熱のためフィンが再利用できない問題を解決したという。

Falcon 9の飛行は今年に入ってから9回を数えた。

13320884 story
宇宙

キヤノン電子が独自開発した衛星、軌道投入に成功 24

ストーリー by hylom
そんなこともやっていたのね 部門より
maia曰く、

6月23日、インド宇宙研究機構(ISRO)のPSLVロケットの40回目の打ち上げが行われた。1基の主衛星(712kg)と30基の超小型衛星(要はピギーバック)を高度約500kmの軌道に投入したのだが、超小型衛星の一つがキヤノン電子が独自開発した衛星の1号機(地球観測光学技術実証衛星CE-SAT-1)だった(NASASPACEFLIGHT.com産経新聞NHK)。

この衛星は約50×50×80cm、約60kgで詳細不明だが、EOS 5Dをベースにしたカメラを2台積み、4×6kmの範囲を解像度1mで撮影する計画のようだ(日刊工業新聞)。

1号機はもちろん実証機で2年運用予定。将来の販売価格は10億円以下を見込む。日本の民間独自で事業化を目論む衛星としては初だという。ちなみにキヤノン電子はJAXAのミニロケット計画にも参画しており(過去記事)、グループとして宇宙事業に期待感を持って取り組んでいるようだ(日経新聞)。

13315167 story
宇宙

米スパイ衛星、ISSから数kmの距離にまで接近 53

ストーリー by hylom
数キロは近いか遠いか 部門より
taraiok曰く、

SpaceX社は5月頭にアメリカ国家偵察局のスパイ衛星を打ち上げた。この衛星が現在、国際宇宙ステーション(ISS)を騒がせているという。地上にいる民間観測者たちはこの衛星を追尾していたところ驚くべき事が起きた。彼らよると衛星は6月3日にISSにわずか数キロ(ある観測者によれば4.4km、別の観測者によれば6.4kmの距離)までニアミスしたという(Ars TechnicaSlashdot)。

専門家は国家偵察局の能力を考えても今回のニアミスは偶然だった可能性は低いとし、何らかの意図があってやったのではないかとしている。例としてスパイ衛星のカメラのテストや校正、ISSの活動記録をするためにISSに近づいたなどの可能性を指摘している。しかし、こうした行為を意図的に行った場合、ISSを利用しているロシアなどの国際パートナーに伝えたかどうかが問題になる。これらの疑問について米国政府は回答を拒否しているという。

13313121 story
宇宙

政府、宇宙基本計画で再使用ロケット小型実験機の準備を表明 34

ストーリー by headless
小型の実験 部門より
AC0x01 曰く、

政府の宇宙政策委員会が15日、年末に定める宇宙基本計画の工程表の中間取りまとめを公表したのだが、その中に再使用型宇宙輸送システムの実験に関する記述が含まれている(宇宙開発戦略本部 第15回会合 配布資料毎日新聞の記事SankeiBizの記事)。

資料3では「平成29年度より第1段再使用化の検討に資する小型実験機の準備を行う。平成30年度には飛行試験を実施し、新型基幹ロケット (H3ロケット) 等の次の宇宙輸送技術構築に向けた課題等の整理を行う」となっており、来年度には小型実験機を飛ばすつもりのようだ。詳細は記載されていないが、開発期間的にRVTの延長上の実験機などが考えられそうである。

この実験がすぐにH3などの新ロケットに繋がるわけではなさそうだが、JAXAもついに再使用ロケットへと舵を切るのだろうか。

再使用型宇宙輸送システムについては以前から検討が行われており、2015年には工程表34としてリストアップされていた(PDF)。

13312434 story
お金

コードのインデントにスペースを使う開発者はタブを使う開発者よりも高収入という調査結果 226

ストーリー by headless
給与 部門より
Stack Overflow 2017 Developer SurveyデータをStack OverflowのデータサイエンティストDavid Robinson氏が分析したところ、コードのインデントにタブを使う開発者よりもスペースを使う開発者の収入が高いという結果が出たそうだ(Stack Overflow Blogの記事The Registerの記事Ars Technicaの記事)。

回答者51,392名のうち、インデントにタブを使うかスペースを使うかという設問に回答したのは28,657名。プロの開発者の回答に限定すると40.7%がタブ、41.8%がスペース、17.5%が両方となっている。このうち12,426名が給与(年間)の情報を回答している。

給与の中央値はインデントにスペースを使用する開発者が59,140ドル、タブを使用する開発者は43,750ドルとなっている。両方使用する開発者の数値は記載されていないが、計算してみたところ43,939ドルとなった。

コードを書く仕事の経験年数別にみてもスペースを使用する開発者は給与の中央値が高く、タブを使用する開発者と両方使用する開発者は全体に同レベルとなっている。国や開発内容、開発言語別でもスペースを使用する開発者の方が給与の中央値が高いようだ。

このほか、学歴やオープンソースへの貢献・趣味でのプログラミングの有無、会社の規模などを加味して推計すると、タブではなくスペースを使用することで給与は6.8%高くなるという。別の表現をすると、タブの代わりにスペースを使用することは2.4年分の経験に相当するとのこと。

ちなみに日本からの回答者では、この設問に回答したプロの開発者は122人で、タブ21.3%、スペース62.3%、両方16.4%という結果だ。給与額を回答したのは122人中48人と少ないが、中央値はタブ28,663ドル、スペース39,086ドル、両方26,579ドル。1万ドル未満を除外した場合はタブ31,269ドル、スペース44,298ドル、両方36,809ドルとなっている。

スラドの皆さんはコードのインデントにタブを使用するだろうか、それともスペースを使用するだろうか。
13311902 story
ハードウェア

KDDI、PC-9821シリーズの最新機種をプレゼントするキャンペーンを実施 47

ストーリー by hylom
美少女ゲームファンには需要があるかも? 部門より

KDDIが運営するWebメディア「TIME & SPACE」が、抽選でデスクトップPC「PC-9821Ra43」をプレゼントするというキャンペーンを実施している(キャンペーンページ)。

これは、2015年に公開された記事「【PC-98】Windows95で仕事ができるか実験してみた」(初出は2014年。これを紹介した過去記事)が話題になったことを受けてのキャンペーンだそうだ。今回プレゼントされるのは記事で使われたのとは異なるモデルで、PC-9821シリーズの最終機種だという。CPUはCeleron(433MHz)、HDDは8GB。残念ながら新品ではなく中古品だそうだ。

13311059 story
宇宙

宇宙国家アスガルディア、年内に人工衛星を打ち上げると表明 33

ストーリー by hylom
宇宙世紀は到来するのか 部門より

2016年に建国された「宇宙国家アスガルディア」が(過去記事)、年内に人工衛星「Asgardia-1」を打ち上げるという。この人工衛星にはアスガルディアの憲法や国旗、150万人の国民のデータが搭載されるそうだ(Engadget JapaneseCNET)。

アスガルディアのリーダーであるIgor Ashurbeyli氏によると、Asgardia-1によって新たな宇宙時代が始まり、またこれによって同国民が宇宙に仮想的な形で進出することになるという。さらに今後はこれを礎として新たな衛星を打ち上げることも進めるようだ。

13309622 story
宇宙

千葉大学、世界最小クラスのレーダー衛星を開発 24

ストーリー by hylom
低コストで頑張る路線 部門より
northern 曰く、

千葉大の研究グループが、折り畳み式のアンテナを備えた世界最小クラスのレーダー衛星の開発に成功したそうだ(NHK千葉大学の発表PDF)。

この衛星は重量が150kg以下と、既存の衛星と比べて大幅に軽いのが特徴。金メッキを施した金属製の細い糸を素材にしたメッシュと軽量化バネ材による骨組みを組み合わせてアンテナを作成することで、大幅な軽量化に成功したという。このアンテナはコンパクトに折り畳みが可能で、衛星の小型化もできるという。衛星の重量は打ち上げコストに直結するため、小型軽量化によるコスト削減が期待できる。

また、独自に開発した円偏波合成開口レーダにより、雲や霧、煙などの影響を受けずに地球表面の監視が可能だという。

13307825 story
交通

Hyperloop One、ハイパーループのヨーロッパ敷設候補地を公開 24

ストーリー by hylom
本当にやるのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

SpaceXやTesla MotorsのCEO、イーロン・マスク氏が提唱する超高速移動体「Hyperloop」は2つの陣営で開発が行われている。その1つHyperloop Oneが、計画中の欧州路線候補リストを発表した。候補に挙がっているのはコルシカ島からサルデーニャ島、エストニアからフィンランドなど9カ所で、同社がヨーロッパ全域でHyperloop敷設を計画していることが明らかになった。

候補ルートの多くは海などの水中を経由するものとなっている。これは工事の遅延可能性のあるトンネリングマシンを使用せず、完成しているトンネルを水没させるボックストンネル方式を計画しているためだという。この方式は安価で工事スピードが速いというメリットがある。ただし、水深の深いところには適していないようだ(EngadgetCNBCSlashdot)。

13307400 story
NASA

洋画「ドリーム 私たちのアポロ計画」、マーキュリー計画の話だろとツッコまれ改題 230

ストーリー by hylom
映画としてはとても面白そうである 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

1960年代、米国初の有人宇宙飛行を目指したNASAのマーキュリー計画において、差別と闘いながらもこれを支えた3人の黒人女性を扱った映画作品「Hidden Figures」が日本でも9月29日より公開されることが決まったのだが、この邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」となっていたことに対し批判が集まり、最終的に「ドリーム」に改題されるという珍事が発生した(ITmediaBuzzFeed)。

「Hidden Figures」は、直訳すると「隠れた人/人物/象徴/数字/統計」といった意味。NASAに「計算担当者」として雇われたKatherine JohnsonMary JacksonDorothy Vaughanという3人の女性がNASA内の差別や偏見、理不尽なルールと戦い、やがては有人宇宙飛行を実現させたマーキュリー計画で重要な役割を果たすようになる、という実話を元にした映画。

しかし、配給元の20世紀FOXでは「宇宙開発のイメージを連想しやすい」「最終的にアポロ計画につながるものとも捉えられる」として、「アポロ計画」の邦題を選択。しかし当然ながら、この邦題には内容と異なるとのツッコミが殺到。最終的に同社は「ドリーム」への改題を発表した。

原作と邦画の作品名が異なることは多々あるが、実話ネタに全く別の名前を付けてしまうというのはいささかやり過ぎだろう。

13303581 story
NASA

NASAの船外活動用宇宙服はあと11着しかない 33

ストーリー by hylom
開発の話は色々話題になっていたのに 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

NASAが所有する船外活動用の宇宙服は残り11着しかなく、さらにこれらも81年のスペースシャトル計画で導入された約40年前に作られたもので、老朽化が進んでいるという(産経新聞日経新聞)。

NASAは新型宇宙服の開発を進めているがまだ実用化には遠いそうで、NASAの監査官室が新プロジェクトを立ち上げるよう勧告しているという(4月に公開された報告書)。

13302080 story
宇宙

Dragon補給船の再利用に成功 13

ストーリー by hylom
コスト削減となるか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

民間宇宙企業SpaceXが4日、NASAから委託を受けた国際宇宙ステーション(ISS)への補給ミッションCRS-11を打ち上げ、Dragon補給船の正常動作を確認したと発表したSorae.jp)。

SpaceXはたびたびドラゴン補給船の打ち上げを成功させているが、今回打ち上げたドラゴン補給船は2014年に打ち上げられ、その後回収して補修を行ったものとなる。使用後に回収された宇宙船の再利用は初めてとなる。

打上げはケネディ宇宙センター発射台LC-39Aで行われ、発射台39Aからの100回目の打ち上げとなった。1日の予定から落雷のため1回延期されている。第一段は隣接するケープカナベラル空軍基地内、LZ-1(LC-13)に着陸した(着陸の様子)。第一段の地上への着陸は5回目となった。

なお、今回のミッションで運ばれる物資にはJAXAの実験用品も含まれるとのこと。

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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