engadget Japanの記事

写真編集ソフトや RAW 現像ソフトなどを扱う DxO が、iOS デバイスに接続して使うデジタルカメラ DxO ONE を発表しました。本体真横には Lightning 端子を備え、iPhone や iPad の液晶画面を使った撮影が可能です。

1インチサイズ、2020万画素の CMOS センサーと開放 F1.8 の非球面レンズを搭載。DxO は「デジタル一眼レフカメラのクオリティをポケットに」と謳います。また最大 1080p/30fps の動画撮影にも対応します。

iPhoneにレンズが刺さった姿は往年のレンズ回転式デジカメを彷彿させるけれど、写真を見ると回転はしないっぽい。ちぇー。

sorae.jpの記事

去る14年3月6日（アメリカ東部時間）、デルタⅣヘビーロケットのブースタが米国フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地に搬入された。
オリオン宇宙船の無人での初飛行は本年9月18日を予定している。

オリオン宇宙船とスペースX社のドラゴン宇宙船が順調に運用開始されれば、スペースシャトルが退役し国際宇宙ステーションへの人員輸送を改良型のソユーズ宇宙船に頼っている現状から、合衆国が再び自弁で人員輸送を行う体制が整う訳ですが、オリオン宇宙船を打ち上げる予定のロケットのSLSの情報が全く見えてこない…。

『御堂岡啓昭氏　早逝にあたっての様々な界隈の所感・おくやみ』（togetterまとめ）

あー！なんか肩の荷が下りたとかそんな気分だよ。これでますます口が軽くなるというか言いたい事が言えるようになったってもんだ。

お悔やみの言葉？追悼？そんなのある訳無いだろｗ。

（YOMIURI ONLINEの記事） （AFP BBNewsの記事）
準惑星ケレスの表面から水蒸気が噴出している事を確認したとの欧州宇宙機関（ESA）の研究チームの論文が、去る1月22日にネイチャーに掲載されたとのこと。

ケレスは最初に発見された（元）小惑星で小惑星番号1であり、かつ小惑星帯最大の天体である。
ケレスの構造は岩石の核の周囲に厚さ60～120kmの氷のマントルが存在し、その上を薄い岩石の地殻が覆うと推定されているが、今回の発見はその仮説を補強するものとなる。

ドブソニアン望遠鏡の考案者として知られる米アマチュア天文家ジョン・ドブソン氏が15日死去した。享年98。
（アストロアーツの記事）
氏は今日 「ドブソニアン望遠鏡」 として知られる安価な反射望遠鏡を考案し、アマチュア天文家の観測手段の充実に貢献した。ドブソニアンは今も広く 販売や 自作 がされ、広く使われている。

「JAXA産業連携シンポジウム2014」が来たる1月27日に開催される。
（JAXAのプレスリリース）
今年のテーマは「JAXA産業連携シンポジウム2014」で、社会課題に対し衛星利用ビジネスは何ができるかを問うもの。
事前に「衛星データを利用したビジネスアイデア」が募集されるが選考された2件は当日にプレゼンテーションが行える。
締切は1月17日。

また、ロケットの回収後フェアリングの活用方法の募集も行われている。
（JAXAのプレスリリース）
提供されるフェアリングはH-ⅡBのもの。締切は1月30日。

細切れにしてプラスチックに封入し置物にするとか2秒で思いついたが、そういった凡庸でないものを考え出す覚えのある方は挑戦してみてはどうだろう。

（マーズ・ワン財団のプレスリリース）　 （AFPの記事）　 （GIGAZINEの記事）

マーズ・ワン財団は去る2013年12月30日に火星植民への応募者約20万人の中から日本人を含む1058人を選抜したとのこと。
最終的にこの中から24人が選抜されて2024年以降6回にわたって火星への植民船が送り出される。

あとたった10年で火星へ飛行し、恒久的植民地を作ることの出来る技術的進展があるとは思えないのだが。あとオレ的には深夜アニメの実況が出来ないのは一寸…。

（sorae.jpの記事） （NASA SPACEFLIGHT.COMの記事）
ソユーズ2-1vはソユーズの名を冠しているものの、１段目エンジンのNK-33（ソビエト月計画用ロケットN-1のエンジンのストック）への換装とそれに伴うLRB（ソユーズでの呼称は１段目）の廃止、１段目の径の拡大、再点火可能なボルガロケットへの上段の換装等ほぼ新型と言うべきロケットになっている。
TsSKBプログレスのソユーズ2-1vはクルニチェフ国家研究生産宇宙センターのロコット或いはアンガラ1.x系列と競合するがアンガラは1段目が韓国のKSLV（羅老号）として打上げに成功しているものの計画は遅れており、昨年打上げに成功したソユーズ2と併せて衛星打上の勢力図を大きく動かすものになりそうだ。

電気新聞の記事　 米エネルギー省のページ

採択されたのは NuScale Power で加圧水型軽水炉のモジュラー原子炉を計画している。

1件目の採択案件は B&WのmPower でこれも同じく加圧水型のモジュラー原子炉である。
東芝の4Sやビル・ゲイツ氏が投資した事で有名なテラパワーは選から漏れた模様。

アストロプレナーの記事

ゴッサマー（クモの巣）と呼ばれる超小型衛星は本体の大きさ15x15x25 cm、重量2kgと非常にコンパクトであり、数分程度で5×5 mの帆を広げることができる。この展開可能な「クモの巣」衛星を機能停止した衛星に取り付けることで、大気による空気抵抗や太陽から放出された光子の反射による太陽輻射圧を受ける。したがって、このソーラーセイルによる力を衛星の推進力に変えることで大気圏へ再突入させ、共に燃え尽きることができる。
このデブリ対策衛星「ゴッサマー・デオービット・セイル（Gossamer Deorbit Sail）」は約700kgまでの衛星を大気圏内に落とすことが可能であり、セイル部は非常に軽量なカーボンファイバー製のブームにわずか数μm程度の薄さなアルミニウムで処理されたカプトンフィルムでできた帆が取り付けられている。これは人の髪の毛の直径の太さと同じくらいの厚さしかない。

本文にもある通り14年中に実験が行われればこの種の試みとしては世界最初のものになるだろう。
本実験は高度700kmの低軌道で行われるが 既に始まっていると言われている 中・高軌道でのデブリ清掃を行える手段の開発が待たれる所だ。