先日、auの販売代理店による悪質な端末販売が話題になったが、これを受けてKDDIが問題とされていたオプション契約について、「販売代理店への支援金」への評価対象から外したと報じられている（朝日新聞）。

どのように変更されたかの詳細は不明だが、販売店へのオプションの強制は今回のような問題になる以前から存在しており、今後販売店によるオプション強制が改善されるかはまだ分からない。また、販売代理店が独自に端末とほかの商品を強制的にセット販売する例もあるため、これで問題が本当に解決するかは不明だ。ユーザーの対策としては、オプション強制がないオンラインショップを利用するのが一番なのかもしれない。

NTT西日本のフレッツ光の販売代理店に勤務する営業員が、マンションに侵入してフレッツ光の競合であるKDDIの光通信機器の電源プラグを抜くという工作を行っていたことが判明した。この営業員は有線電機通信法違反などの疑いで逮捕された（MSN産経ニュース）。

フレッツ光の代理店の悪評はよく聞くが、完全に違法なことをやっていたとは驚きである。NTT西への監督責任についても問いたいところである。

2013年のノーベル医学・生理学賞がJames E. Rothman博士、Randy W. Scheman博士）、 Thomas C. Sudhof博士の3氏に贈られた。
受賞理由は、細胞内の物質輸送の解明。

細胞の主要な構成物であるタンパク質は、小胞体と呼ばれる部分で合成される。
その後、核や細胞膜上、その他の必要とされる場所に必要なタンパク質が送られる必要があるが、具体的にどのようにして輸送先が決定されているのか解明した。

こうした 発見の積み重ねから、細胞というモノが生物の最小構成単位として如何に優れているか 判る。
今後も、生物が何故生物なのか追求するような研究を期待したい。

KDDIが19日、4月19日より同社のiPhone/iPad/iPad miniで発生していたメール障害について、19日の2時54分に復旧したことを発表した。障害の原因は、利用集中による負荷。原因は「調査中」となっているが、16日に設備障害のため、 Eメールリアルタイム受信設定を行っていたユーザーがメール送受信を行えないというトラブルが発生、その復旧後にアクセスが集中したことからEメール送受信サービスおよびカレンダー、連絡先、リマインダーの機能が接続しづらい状況になっていた模様。

KDDIは年末年始にも相次いで通信障害を起こしていたが、そろそろまた行政指導が入ってもおかしくない状況だ。根本的原因は設備増強の遅れという話もあり、一朝一夕では改善しない可能性もある。

16日、アメリカボストンにてマラソン会場のゴールを狙った爆弾テロ事件が発生、3名が死亡する惨事となった。この事件では作成が容易な圧力鍋を用いた爆弾が使用されたとみられているが、その報道が過熱する中、テレビ各局がこの圧力鍋爆弾の作り方を相次いで報道していることが問題視されている（J-CASTの記事）。

タレこみ子はいずれの番組も見ていないのだが、記事によると例えばテレビ朝日系の「モーニングバード！」では、

「まずはふたを開けますよね。で、火薬を中にセットしますね。そして、釘やベアリング（に使われる金属球）が、飛んで殺傷力を持たせるという目的で入れられます……」

というように、作り方の解説が実践を交えながら行われたという。さらに「インターネットなんかでも作り方が簡単に見られる」（だからインターネットは問題だ）といった補足まで付く充実ぷりとのこと。こうした報道を見て、模倣犯が生まれなければ良いのだが。