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patents | スラド
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13980328 story
パテント

AIを使って農家の人相からその農家が育てた野菜の糖度を推定するシステム、特許申請却下 30

ストーリー by hylom
どうしてそこに関係性があると思ったのだろう 部門より

特許庁の「AI関連技術に関する特許審査事例について」ページで公開されている資料によると、過去に「農家の顔画像からその農家が栽培した作物の糖度を推定するシステム」の特許申請が行われていたそうだ。

この「発明」は、「人相とその人が育てた野菜の糖度に一定の関係性があることを用いて、人物の顔画像からその人物が野菜を栽培した際の野菜の糖度を推定するシステムを提供する」というもの。ニューラルネットワークを用いて農家の顔画像とその農家が栽培した野菜の糖度の関係を学習させ、学習させたニューラルネットワークを使って画像から糖度を求める、という仕組みなのだそうだ。

しかし、特許申請の際の説明には「人相とその人が育てた野菜の糖度に一定の関係性がある」ことを示す根拠がなかったためにこの申請は却下されたという。

なお、特許申請の際の説明に具体的な根拠がない場合でも、出願時の技術常識に鑑みてそれが妥当であると認められた場合は特許申請も認められるそうだ。

また、そのほか「身長と顔画像から体重を推定するシステム」や「ヒトX細胞の形状変化データからアレルギー発症率を予測するシステム」も、同様にデータと結果の関連性を示す根拠がなかったために却下されているという。

13964530 story
Python

第三者によりPythonの商標が取られる 42

ストーリー by hylom
よくある資格ビジネスか 部門より

2013年、英企業がPythonの商標権を主張して騒動となったが(過去記事)、日本ではアークという企業が電子的コンテンツや教材・刊行物、コンサルティング、デザインなどの分野で「Python」の商標を2017年に出願し認められていたとのこと(Ruby開発者・まつもとゆきひろ氏のTweetPythonに関する執筆やコミュニティ活動などを行っている石本敦夫氏のTweet)。

アークは各種認定試験やセミナー、コンサルティングなどを行っている企業で、「【Python】Foundation/Expert/Master公認研修」という研修を提供している。PythonはPython Software Foundationという組織によって開発が行われているが、このPython Software Foundationとこの「Foundation/Expert/Master公認研修」との関係は不明。

また、アークによるとこの研修は「唯一のPython公認資格」とのことだが、この「公認」が何を指しているのか、どの組織による公認なのかの詳細はWebサイトには記載されていない。海外のPythonに関する資格・トレーニング紹介ページにこの「Foundation/Expert/Master公認研修」に該当すると思われるものは記載されていない。

なお、Python Software FoundationにはWebucatorPython AcademyといったPython関連の研修コースを提供する企業がスポンサーとして参加しているが、アーク社の名前はスポンサー一覧ページには無いようだ。

13959933 story
ソフトウェア

フリック入力アプリを公開していた個人開発者に対し損害賠償を求める通知が来たという話 64

ストーリー by hylom
ほかにも似た案件があったりするのだろうか 部門より

2018年、日本人個人発明家が3D Touch機能に関してアップルに特許侵害訴訟という話題があったが、この訴訟の原告が個人開発者に対しても特許侵害を通知しているという。

tinyfort曰く、

まあ訴訟されたのではなくて侵害のメールを受けたのですが、皆様の情報や知恵を頂ければ。

似たような特許侵害の訴えを体験した/しているホビー開発者もコメント頂ければと思います。少し長文ですが、ことの背景です。

私はmozcをベースにしたAndroid用ソフトウェアキーボード(こんなの)を開発し、Googleストア上で公開していました。T9機能もどきを辞書への単語登録で実現したのと、操作を若干強化しているのが特長です。実のところ全然ダウンロードされずユーザーもほとんど居ない状況が続いており、ほとんど自分専用のソフトになっています。

そこにアベトシヤス氏の特許権管理者から

あなたのソフトはアベトシヤス氏に発行された米国特許第6,520,699号と中国特許番号CN 100396499を侵害している。

私達は過去および将来のすべての侵害に対して損害賠償を受ける権利がある。

本件についての参考として対アップル社の事件を紹介する。事件番号:3:18-cv-01067-SB。

という概要の警告メールが届きました。

13954367 story
パテント

ダイムラー、「EQ」の商標登録を認められる 46

ストーリー by hylom
さすがに自動車分野のみですが 部門より

大手自動車メーカーのダイムラーが、日本において「EQ」という商標を取得することになったという。アルファベット2文字という短い名称の商標が認められるのは極めて珍しい(「企業法務戦士の雑感 ~Season2~」ブログ)。

商標法では、「極めて簡単で、かつ、ありふれた標章のみからなる商標」について商標登録を受けることはできないと定められている。特許庁は今回の「EQ」という商標登録出願に対し、これに該当するとして拒絶をおこなったのだが、ダイムラーはこれを不服として拒絶査定不服審判請求を行ったとのこと。

今回知財高裁は、ダイムラーがすでに大規模な広告宣伝を行っていること、英国やEUなどですでに商標登録が行われていること、ブランド名として理解されていることなどを理由に商標登録を認めたという。

13947329 story
アメリカ合衆国

米人気女性タレントが「KIMONO」という名前の矯正下着ブランドを発表、これに対し批判の声 105

ストーリー by hylom
さすがにこれは 部門より

Anonymous Coward曰く、

米人気女性タレントのKim Kardashian West氏が新たに発表した矯正下着に「KIMONO」と名付け、また米国で商標登録出願を行い騒動となっている(朝日新聞BBC)。

この矯正下着の正式名称は「KIMONO Solutionwear」で、日本の着物とはまったく異なる外観となっている。これに対し「文化の盗用だ」との批判が出ている(Tamlyn Tomita氏のTweet)。

Kardashian氏は批判に対しブランド名を変えるつもりはないと明言しており、反対する署名活動なども行われているという(朝日新聞の続報)。

また、着物文化のユネスコ無形文化遺産登録を目指す京都市は、カーダシアン氏に、着物をブランド名として使わないよう求める文書を送るそうだ。

13946047 story
パテント

米連邦最高裁、不道徳な表現やスキャンダラスな表現の商標登録禁止は憲法違反と判断 16

ストーリー by headless
視点 部門より
米連邦最高裁判所は24日、不道徳な表現やスキャンダラスな表現の商標登録を禁じた米商標法(ランハム法)第2条(a)の規定が表現の自由を定めた合衆国憲法修正第1条に違反するとの判断を示した(裁判所文書: PDF原告側のプレスリリースArs Technicaの記事The Registerの記事)。

この裁判は米特許商標庁(USPTO)が商標「FUCT」の登録を拒否したことを不服として、ファッションブランド「FUCT」を展開するErik Brunetti氏が知財担当商務省次官兼USPTO長官のAndrei Iancu氏を訴えていたもの。Brunetti氏によればFUCTは「Friends U Can't Trust」の頭字語で、「F-U-C-T」のようにアルファベットを1文字ずつ発音するとのことだが、USPTOの審査官は単語として読んだ場合の発音が「Fucked」と同様だと判断したという。そのため、ランハム法第2条(a)で禁じている不道徳・スキャンダラスな表現にあたるとして商標登録は拒否される。Brunetti氏によるUSPTOの商標審判部(TTAB)への申立ては認められなかった(PDF)が、控訴裁判所ではBrunetti氏の主張を認めたため、被告側が上告していた。

連邦最高裁では2017年、侮蔑的表現を含む商標の登録拒否が表現の自由を侵害するとの判断を示している。この際、法廷の意見は二分されたが、視点を基準に商標登録を禁止するのは違憲であることと、侮蔑的な表現を禁止するのは視点を基準にしたものだという2点で合意に達していた。今回の法廷では不道徳・スキャンダラスな表現の禁止についても視点を基準にしたものであり、実質的に適用範囲が広すぎることから修正第1条に違反すると判断し、控訴審判決を支持している。
13946044 story
アメリカ合衆国

FedEx、米輸出管理規則を同社に適用しないよう求めて米商務省などを訴える 17

ストーリー by headless
適用 部門より
FedExは24日、米輸出管理規則(EAR)を同社のような一般運送業者へ適用するのは違法だとして、米商務省や産業安全保障局(BIS)を相手取った訴訟をコロンビア特別区連邦地裁に提起したことを明らかにした(FedExの発表The Vergeの記事Fox Newsの記事訴状: PDF)。

BISはエンティティリストに掲載された人物・団体に対するEAR対象物品の輸出・再輸出・国内での移転などを禁じており、FedExでは名前や住所を照合するシステムを構築して対応している。しかし、EARでは物品が輸出規制の対象になるかどうかについて、FedExのような一般運送業者では実行不可能なスクリーニングを要求しているという。
13939823 story
ゲーム

マリカー訴訟の中間判決文が公開、任天堂の主張がほぼ認められる 26

ストーリー by hylom
突っ込まれた時点で手を引けばよかったのに 部門より

Anonymous Coward曰く、

任天堂が公道カートレンタル業者「マリカー」(現・MARIモビリティ開発)に対し不正競争行為および著作権侵害行為の差止等と損害賠償を求めて提訴していた裁判では、二審となる知財高裁で任天堂勝訴の判決が出ていたが(過去記事)、この裁判の判決文が公開された(GAME WatchYahoo!ニュース判決要旨判決全文)。

被告のMARI社に対しては施設や広告宣伝物、カート車輌から任天堂の標章を削除することや、ドメイン登録の抹消などが命じられ、さらに任天堂側は請求する賠償金の額を1,000万円から5,000万円に増額していたとのこと。被告側は「任天堂は無関係」等と書いて言い逃れしようとしていたが、判決では全く認められなかったようだ。

13934401 story
パテント

ファーウェイ、米ベライゾンに対し1080億円超の特許ライセンス料を要求 89

ストーリー by hylom
激化 部門より

中国・華為技術(Huawei)が米Verizon Communicationsに対し、10億ドル以上の特許ライセンス料支払いを求めているとの報道が出ている(ロイター日経新聞ウォール・ストリート・ジャーナル)。

問題の特許はネットワーク技術やIoT技術などに関するものとのこと。また、Verizon以外にもこの特許の影響を受ける企業はあるようで、今後他社も同様のライセンス料支払いを求められる可能性がある。

13918799 story
パテント

iOS向けゲーム「Clicker Heroes」、第三者に中国での商標を取られた結果全世界のAppStoreで販売不可に 34

ストーリー by hylom
色々と悪用できそうなシステムだ 部門より

2014年に米Playsaurusがリリースしたゲーム「Clicker Heroes」はWindowsやmacOS、Android、iOS、PlayStation 4、Xbox Oneなどさまざまなデバイスに移植されているが、第三者が中国内で「Clicker Heros」の商標を取得したため、iOS向けの配布が行えなくなる状況になっているという(GIGAZINEカミアプApple Insider)。

Playsaurusは2015年よりiOS版をリリースしていたが、その商標は米国やカナダしか取得しておらず、中国内での商標は取得していなかったという。中国内での商標を取得したのはShenzhen Lingyou Technologyという、中国内でClocker Heroesのクローンゲームをリリースしていた企業だそうだ。そして、この企業が商標を根拠にAppleに対しPlaysaurusのClicker Herosの公開取りやめを求め、Appleがそれに応じてしまったという経緯だという。

13918639 story
ビジネス

Qualcommの知財と半導体のセット販売は反競争的と米裁判所が判断 8

ストーリー by hylom
こっちは和解しなかったか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

Qualcommが反競争行為を行っていたとして、2017年に米連邦取引委員会(FTC)が同社を訴えていた裁判で(過去記事)、米カリフォルニア州地方裁判所は同社が独占禁止法に違反する行為を行っていたとの判断を行った(ロイター日経新聞ITmedia)。

Qualcommは半導体とスマートフォン関連の知的財産を組み合わせて販売しており、これが反競争的行為だと判断された。Qualcommはこれに対し反発、控訴する方針を示している。

13902980 story
パテント

Apple、ドイツの自転車道「リンゴの道」のロゴに対し商標違反だとして使用禁止を求める 48

ストーリー by hylom
とりあえず唾をつけとく感じか 部門より

Appleが、「Apfelroute」(リンゴの道)と名付けられたドイツの自転車道のロゴに対し、自社の商標に似ているとして使用中止を求めているという(Engadget日本版AppleInsider)。

このロゴを策定したRhein-Voreifel観光協会らは現在Appleと協議しており、「自転車道のみでロゴを使用する」といった条件で和解を目指しているそうだ。

13894719 story
IBM

IBM、HMDで目が合った相手にデータを送信する特許を出願 32

ストーリー by hylom
視線のレーザービーム 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

IBMが視線を合わせることでデータのやり取りを行える技術の特許を出願しているそうだ(CNET Japan)。

この技術はヘッドマウントディスプレイなどの眼鏡型デバイスを対象にしたもので、互いに装着者の視線を追跡し、目と目を合わせたことを検出してそれをトリガーに相手が装着したデバイスにファイルを送信するという内容となっている。

13879308 story
法廷

スイス裁判所、Swatchの「Tick Different」商標無効を主張するAppleの訴訟を棄却 28

ストーリー by hylom
さすがにこれは 部門より
headless曰く、

スイス連邦行政裁判所は2日、Swatchの商標「Tick Different」について無効だと主張するAppleの訴えを棄却したそうだ(Reuters9to5Macwatson)。

「Tick Different」は2015年にSwatchが出願した商標で、Appleは同社が1997年~2002年に広告キャンペーンで使用したスローガン「Think Different」のイメージから利益を得ようとしているなどと主張。連邦知的財産庁への異議申立が却下されたため、2017年に連邦行政裁判所に訴訟を提起していた。一方、Swatch側は80年代に同社が使用していた「Always different、always new」というフレーズを元にしたものであり、Appleのスローガンに似ているのは偶然だと主張していた。

双方の主張の内容は別として、商標無効が認められるにはスイスの消費者50%以上に認知されている必要があるという。しかし、Appleはスイスで50%以上の消費者が「Tick Different」をAppleと結び付けて考えるという十分な証拠を示すことができなかったとのこと。

以前、AppleはSwatchの商標「One More Thing」についても無効を主張したが、こちらも認められていないそうだ。

13879103 story
中国

新元号「令和」、中国で2017年に商標登録出願されていた 42

ストーリー by hylom
さすがに中国までは調べてなかったか 部門より

4月1日に発表された新元号「令和」が、すでに中国で商標登録されていたそうだ(Yahoo!ニュース)。

この商標は2017年11月16日に出願されており、偶然の一致だと考えられるという。権利者は中国の個人で、対象は酒類とのこと。日本国内でこの商標による影響は無いようだが、たとえば「令和」を商品名に含むような酒類を中国内で販売するようなケースではトラブルが発生する可能性があるという。

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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