ペットのクローン、作ります。
米Yahoo!ニュース経由AP通信によりますと、Genetic Savings & Cloneという会社がペットのクローンを作るということで注文を受け付けているらしい。
クローン作成費用は50,000ドルで、すでに5人の顧客が費用を支払っており、遅くても12月までには顧客のもとにクローン猫を届ける予定。
同社は以前/.-Jでも話題になった世界初のクローン猫のプロジェクトに資金提供した会社でもある。現在世界での2番目および3番目のクローン猫(ベンガル種)の作成が成功しており、現在生後8週で健康上の問題もなく元気に遊んでいる。
名前はTabouliとBaba Ganoush。(写真)ペットのクローン化というと映画「The 6th Day」中のペットクローニング会社「リペット」を連想するが、それと同じことが実現するというわけだ。
そういえばあの映画の舞台は2010年のお話で、あとわずか5年半先のこと。
ただし、もちろん劇中のように記憶等はコピーされないし、任意の年齢からスタートというわけにもいかない。ただ、同じ遺伝子を持つクローン猫でも全く違う性質に育ったという事実もあり、飼ってたペットがそのまま帰ってくるわけでもない上、倫理的にもタレコミ子としてはこのサービスを利用する意義に疑問を感じる。
クローン化にあたり遺伝的欠陥が生じた場合には、同社は返金に応じるとしている。
他にもまだ生きているペットから組織を保存して将来のクローン作成に備えるメニューもあり、こちらも数百の顧客が既に申し込んでいる。
お値段は初期費用900ドル、保存費用が年間150ドル。また犬のクローン作成は猫より難しいということだが、同社は今年中には実現したいと考えているそうだ。