マツダのプレスリリースによると、上野の国立科学博物館で2008年4月22日〜6月1日の間、
「ロータリーエンジン車発売40周年展」が開催されます。
燃費問題や排ガス規制との戦いの歴史でもあるロータリーエンジンですが、世界に誇る日本の技術だと思います。
ロータリーエンジンの熱烈なファンの方はもちろん、ロリータエンジン？なに、それ、おいしいの？という方も
この機会に上野の国立科学博物館へ、足を運ばれてはいかがでしょうか？
ちなみにWikipediaの情報がよくまとまっているので、ご興味のある方はどうぞ。

職場で知った技術情報ですが、
『エムズサイエンス、開発品ＨＦ１０（Ｍｓｃ２）が米国で特許成立』
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=169595&lindID=4
>ＨＦ１０は弱毒化した単純ヘルペスウイルス１型（ＨＳＶ−１）株で、
>がん局所に注入することによって顕著な抗腫瘍作用を示します。
とのこと。
プレスリリースはhttp://www.m-sci.com/news/index.htmlにあります。

米国特許が成立したとのことですが、ヘルペスウィルスも特に組換え体というわけではないようです。
国内特許としては、単なる遺伝子の配列に特許性を認めず、
また医療行為も特許として認めない、とのことなので特許権利化は難しいかなぁ、と思います。
実際には、ヘルペスウィルスになんらかの改良を施して進歩性を主張するか、
製造方法の発明の形式をとって、権利化を行っていくとは思いますが、
特許成立まではそれなりに時間のかかることと思います。
一方で新しい治療方法を心待ちにしている患者さんもいることも、また事実であります。

日米の特許制度の違いや知的財産権を認めない対象があることについて、
slashdot.jpのみなさんはどう思われますか?

#ちなみに今日はチャリ通勤でした。(関係ないけど)