消費者庁は、アイディック社が販売していた節電器「省電王」で、経年劣化が原因とみられる発火事故が発生したことを受け、撤去・廃棄をするよう改めて注意喚起をした。アイディック社は倒産しているため保守メンテナンスは受けられず、製造元であったタムラ製作所が該当品番などを公表し撤去・廃棄を呼びかけている。

省電王は、アイディック社が2003年頃まで販売していた分電盤に設置する変圧器の一種。「省電君」など、類似の名称の可能性もある。撤去には電気工事士の資格が必要で、電気工事店などに依頼する必要がある。また、撤去・廃棄費用はユーザー負担となる。
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1189075.html
https://www.tamura-ss.co.jp/release/20190524/index.html

省電王がどのような原理の製品かは不明であるが、時代としては「節電器」ブームだったころの製品だ。今回の呼びかけでは撤去費用が掛かるため、有用な製品であったことを願いたい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%80%E9%9B%BB%E5%99%A8

節電器商法が下火になってからは、JIS規格の許容範囲最大まで電流を流し、電気の基本料金を節約する電子ブレーカーを積極的に販売している業者が見受けられる。以前は有効であったケースも多かったと思われるが、スマートメーターへの切り替えが進んだ現在でも積極的に販売している業者には疑問を感じる。
http:///電子ブレーカー詐欺.com/attention/cheap.html

インド・デリー高等裁判所は5月28日、Asusにインドでの「Zenfone」ブランドの使用を禁ずる判決を下した(Indiatimes.comの記事、 Times of Indiaの記事、 NDTVの記事、 Android Policeの記事)。

この裁判はインドの携帯電話メーカーTelecare Network IndiaがAsus Technologyを商標法違反で訴えていたものだ。Telecare Networkは「ZEN」「ZEN MOBILE」を商標登録し、2008年から携帯電話や周辺機器などで使用している。一方のAsusは2014年に「ZENFONE」を商標登録し、製品の販売を開始した。

Telecare Network側は「ZENFONE」が同社の商標に類似しており、混乱を招くと主張。同社のブランドの評判に悪意をもって乗っかるものだとも主張していた。一方、Asus側は同社会長のジョニー・シー氏が禅の哲学を重視することから「Zen」をブランド名に含めていると主張し、2011年に禅の哲学を反映したノートPC「ZenBook」が成功したことにより「Zen～」という名称の製品を数多くラインアップすることになったなどと反論していた。

デリー高等裁判所のManmohan判事は、名称の類似性と製品の共通性、流通経路の共通性という商標侵害の3つの条件を満たすとし、Asusが悪意を持ってTelecare Neworkの商標を侵害したと判断。Asusおよびパートナー、代理店などによる「ZENFONE」および「ZEN」「ZEN MOBILE」に類似した商標の使用禁止、「ZENFONE」商標を使用した製品の市場からの回収などを命じている。

「Thunderbird」の“野良ビルド”が“Microsoft Store”でリリース
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1188618.html

Bug 1306911 [Request] Please bring Thunderbird to the Windows Store
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1306911