北米から南米に歩いて移動するエピソードが印象深いんだけど、小説だとせいぜい2ページしかなかった。

> それが原因で選挙で自民党が負けても今ではお構いなしです。
> 県民の意思は全く聞かなくても、防衛省の左右には各省庁と裁判所がタッグを組んでるので、国の基地政策は止めたり変えたりすることができず、
> 全く県民の意思とは逆に動いています。

まぁ、そういうやり方で…状況によっては暴力団を動員したりもして…押し切れると踏んでるからこういう事が出来るんでしょうね。

唯、今までの沖縄がそうであるように、秋田も多分一旦はゴタゴタしても最終的には（反対ということで）まとまっていくと思いますよ。特に、今は昔の秋田新幹線とか秋田自動車道クラスの大型土木案件が出されもせず・国の政策によって地域が衰退していくばかりで農家に対しても非常に冷たい対応を政府が政治主導でやってますので。
ココらへんも絡んでの不満が一旦噴き出したら、沖縄のように「基地利権」を使って県民を分断するというやり方が使えないという事でもありますし。

なぜ、空自のレーダサイトが既にある男鹿半島の寒風山や、米軍のミサイル防衛レーダが既に展開してる青森県の車力ではダメなのか？と言うところの根拠にしてるから大問題になってる訳ですよ。

イージスアショアの候補地になってる新屋と、既にレーダサイトのある寒風山には私も何度も行ったことがあるから明言しますけど、新屋みたいに駐屯地の周りを（海の方向以外）住宅地やナンヤが取り囲んでいる新屋と、周りに民家が殆どなくて観光客向けのお店がある程度の寒風山と較べた上で、この基地が有事となったらまっさきに攻撃対象となる事を考えるなら、それだけでも「新屋はありえない」と断言するしかないんですよ。

しかも、イージス・アショアは非常に強力なレーダで日夜監視し続けるので、テレビや携帯電話の電波を乱すという懸念もあるんですよね。

秋田市内というより秋田県の平野部のテレビやFM放送を送信してる送信所が大森山というところにあるんですが、新屋の駐屯地はここから結構近いんですよ。秋田市というよりも、五城目などの秋田市以北や羽後本荘市などの県南での受信障害が起こる可能性は容易に予測できる。

だから、有事に巻き添えになる懸念と、日常生活に大きな不都合が生じる。と言う二点で、新屋駐屯地というのは相当な無理筋のはずなんですけどね。

別に、03式中距離地対空誘導弾（改）の配備をペース上げてもいいんじゃないですかね。 ある程度の弾道ミサイル迎撃能力があり、「射程以外はペトリオットと互角になった」と言う話もあるので。国内にカネが回るというのは大きいと思いますけどね。

そもそもPAC-3は実際「有事」には米国から中露への外交的配慮から使えなくされる危険が高いですし、FMS調達前提なので、費用対効果が最悪に近い。

と正直思ったんですよね。 そりゃ、前の参院選や衆院選で、東北六県の内秋田以外の五県で今の与党側が苦戦していたのに、秋田だけは全部議席取れたという辺りで、「秋田県民は無茶振りしても黙る」と侮ったんでしょうけど。 そんな訳がなくて、「上」からの色んな同調圧力が機能してれば黙ってるけど、相手が調子に乗りすぎてると怒りだして、怒りが噴き出し始めたら全県単位での反発に一気になっていくのは多分東京や神奈川あたりの人達よりも鮮烈なものがあるんですよね。人々の横のつながりが強くて濃い分、反発が共有され始めたら同調圧力が機能しなくなるのも早い。

官邸とか与党とか、そこら辺の茶坊主してる一部のお役人さんたちは、「秋田人は粘り強くてお上に弱いから言うがままに出来る」と思ってたんでしょうけど、そんな事ないし、現場のお役人さんたちだって「こんなもんやってられるか」って感じでいい加減に仕事してなきゃやってられなくなってるから、こんな杜撰な図を出して、不満が蓄積してた秋田人側の・それも秋田魁なんていう、景気が悪くなってない時には中央にすり寄ることが多かったはずのメディアが見つけ出して。 今後、辺野古レベルまでこじれるかどうかは読みきれませんが、相当大きな・全県単位での反発に成長すると思いますよ、この件は。