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13920755 story
政府

別件逮捕や自白強要などで有罪になった後に再審で無罪となった「布川事件」、東京地裁が国・県に対し賠償金支払いを命じる 73

ストーリー by hylom
長かった 部門より

冤罪で長期に渡って懲役刑を受けた後、再審の結果無罪となった布川事件の元容疑者の1人が「違法な捜査によって有罪になった」として国や県に損害賠償を求めていた国家賠償請求訴訟で、東京地裁は27日、国と県に約7600万円の支払いを命じる判決を出した(朝日新聞東京新聞日経新聞)。

「布川事件」は1967年に茨城県で発生した強盗殺人事件で、容疑者2人が一度は無期懲役となったものの、その後2011年に再審の結果無罪判決が下された。この事件の捜査においては別件逮捕や自白強要といった行為があったことも問題とされていた。

13915856 story
音楽

AppleやAmazonなどが海賊版デジタルミュージックを販売していると主張する訴訟 10

ストーリー by hylom
許諾取ってなさそうなカバー・アレンジ音源もごろごろしてるのよね 部門より
headless曰く、

AppleやAmazonなどが6,000点以上の海賊版デジタルミュージックを販売しているとして、「オズの魔法使」の「虹の彼方に」などで知られる作曲家ハロルド・アーレンの相続人が賠償金などを求める訴えを米カリフォルニア中部地区連邦地裁に提起した(The VergeForbes訴状)。

被告として挙げられているのはAppleやAmazon、Google、Microsoft、Pandoraといったデジタルミュージックストア・ストリーミングサービスを提供する企業のほか、海賊盤(と原告が主張する)レコードレーベルとディストリビューター各社だ。訴状によれば、複製権や頒布権を持たない海賊盤レコードレーベルがデジタルミュージックを無断で複製し、レコードジャケットから正規のレーベルロゴなどを消すなどして正規版よりも廉価に販売していたという。著作権侵害による請求は216件におよび、被告が該当楽曲について原告の著作権を侵害していたことと侵害行為が故意に行われたことの確認や、陪審の決定した金額の賠償金支払い、著作権侵害行為の差止命令などを求めている。

13914960 story
アメリカ合衆国

SpaceX、米政府を相手取った入札を巡る訴訟で訴状や証拠の秘匿等を申立てる

ストーリー by hylom
よく分からない 部門より
headless曰く、

SpaceXが米政府を相手取り、連邦請求裁判所で訴訟を提起したようだ(GeekWire裁判所文書PDFThe Washington Post)。

これまでにもSpaceXは米政府を訴えているが、今回は訴状や証拠の秘匿申立や秘密保護命令を求める申立も行っている。訴えの内容は入札に関する異議となっており、入札を実施した政府機関は不明だが、入札にあたって提案した内容に企業秘密が含まれることなどを申立事由としている。裁判所が申立を認めるとは限らないものの、現在のところSpaceXからのコメントもなく、具体的な訴えの内容については明らかになっていない。

13910154 story
法廷

iOS向けアプリ配信をAppleが独占していることに対する裁判、原告らに訴える権利があるとの判断が出る 52

ストーリー by hylom
まだまだ先は長そう 部門より

AppleのApp Storeの手数料が高すぎるとして消費者グループがAppleを反トラスト法に基づいて訴えていた裁判で、米連邦最高裁判所がこの訴訟の継続を認める判断を下した(TechCrunchブルームバーグCNET Japan日経新聞)。

この裁判の原告らは、AppleはApp Storeを使ってiPhone向けアプリを独占的に提供し、売り上げの30%という高額な手数料を徴収することで不当に高い価格でアプリを販売していると主張している。一方AppleはApp Storeは単なる仲介者であり、アプリの価格設定はアプリの開発者が設定しているとしてこの裁判自体が無効と主張していた。

裁判所はこのAppleの主張を認めず、訴訟が可能であると判断。今後はAppleが反トラスト法に違反していないかどうかが争点になるようだ。また、原告らはApple以外がiOS向けのアプリ配信サービスを行えるようにすることを求めているという。

13907455 story
お金

学生支援機構による奨学金の不当回収問題、裁判へ 124

ストーリー by hylom
不誠実な対応 部門より

日本学生支援機構が、本来は未払い金額の半額しか支払い義務が無いはずの保証人に対し、全額を請求していたことが問題となっている。これに対し、全額の支払いを行った保証人ら4人が東京地裁に対し返金を求め提訴するという(朝日新聞)。

日本学生支援機構で奨学金を借りる際には、連帯保証人(親)と保証人を1人ずつ立てる必要があるが、連帯保証人は全額の支払い義務がある一方、保証人は半額の支払い義務しかないという。しかし、同機構はそれを伝えずに保証人に対し全額の請求を行っていたそうだ。朝日新聞の報道によると、過去8年間、825人の保証人に全額の支払いを求めていたという。

法学者などからは「過大請求になる」との意見が出ており、今後過払い金返還を求めて訴訟が多数提起される可能性もあるようだ

13906883 story
法廷

英国人洞窟探検家がイーロン・マスク氏を訴えた裁判、マスク氏側の棄却申立を米裁判所が却下 60

ストーリー by headless
審理 部門より
中傷発言を繰り返したイーロン・マスク氏を英国人洞窟探検家のバーノン・アンスワース氏が訴えていた裁判で10日、米カリフォルニア州中部地区連邦地裁はマスク氏側の棄却申立を却下した(The Vergeの記事The Guardianの記事Ars Technicaの記事裁判所文書)。

アンスワース氏は昨年、水没したタイの洞窟内に取り残された少年サッカーチームの救出活動にあたっていた。マスク氏も救出に協力しようと潜水ポッドを開発したが、実際に使われることはなかった。しかし、アンスワース氏が潜水ポッドを使い物にならないと批判したことで、マスク氏はアンスワース氏に語り掛けたとみられるツイートで「pedo (pedophile: 小児性愛者) guy」と呼んでしまう。根拠不明な主張の批判を受けたマスク氏は一連のツイートを削除してアンスワース氏に謝罪したが、1か月以上たってから根拠不明な主張を蒸し返し、(事実でないなら)訴えないのはおかしいなどと挑発したことからアンスワース氏がマスク氏を告訴していた。

これについてマスク氏側の弁護士は、マスク氏の発言が単なる悪口であり、事実を主張してアンスワース氏を非難するものではないなどとして訴訟の棄却申立を行っていた。判事は最初の「pedo guy」を単なる悪口と認めるにしても、その後のマスク氏の発言は事実だと信じていることを示すと判断。マスク氏が事実を主張したのか、意見を述べただけなのかを陪審が明らかにする必要があるとして、棄却申立を却下、陪審による審理を10月22日に行うよう命じた。
13899056 story
変なモノ

運転中の携帯電話使用で違反切符を切られた米男性、ハッシュポテトを食べていただけだと主張して勝訴 36

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逆襲 部門より
運転中に携帯電話を使用していたとして300ドルの違反切符を切られた米コネティカット州の男性がマクドナルドのハッシュブラウン(日本では「ハッシュポテト」)を食べていただけだと主張して裁判を起こし、13か月近い時間と罰金額を上回る訴訟費用をかけて違反切符の取り消しに成功したそうだ(The Hourの記事NBC Newsの記事The Washington Postの記事SlashGearの記事)。

事件が起こったのは昨年4月11日朝6時頃。現場にいた警察官は、男性が黒い携帯電話を顔に近付け、口を動かしているのをはっきりと見たと証言していた。一方男性は、口が動いていたのはハッシュポテトを食べていたためであり、携帯電話に通話記録がないことや、自動車がBluetooth接続のハンズフリーシステムを備えているのに手で持って通話する必要がないことなどを主張して裁判を起こした。情報公開請求により当時警察官が15時間連続で勤務していたとの情報も得ており、疲れてハッシュポテトを携帯電話と見間違えた可能性も指摘していたという。州の下級判事は訴えを認めなかったが、男性はあきらめずに1,000ドルで弁護士を雇って再審を請求し、2月に審理が始まっていた。男性は弁護士費用について、違反切符による自動車保険料の増額分に相当すると述べていたそうだ。

ノーウォークの州上級裁判所で判決が出たのは先週4月26日。判事は男性がハッシュポテトを食べていたかどうかについては判断しなかったものの、実際に通話をしていたことを示す確かな証拠がないとして、違反切符の取り消しを命じた。男性側の弁護士は今回の結果を世紀の判決だと評価し、男性が金の問題ではなく信念の問題で訴訟を継続したと述べたとのことだ。
13898614 story
アメリカ合衆国

Apple Storeの顔認識技術が原因で誤認逮捕された、と主張する訴訟 29

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幻影 部門より
Apple Storeでの窃盗容疑で誤認逮捕された米国の大学生が、AppleとSecurity Industry Specialists(SIS)を相手取って10億ドルの損害賠償を求める訴訟を提起した(The Vergeの記事The Registerの記事訴状: PDF)。

原告のOusmane Bahさんはニューヨーク在住の18歳。これまで行ったことのない都市を含む複数のApple Storeでの窃盗容疑により逮捕状が出され、昨年11月にニューヨーク市警察(NYPD)に逮捕された。Bahさんに容疑がかけられたのは、SISスタッフが店舗の監視カメラ映像から過去に別の店舗で逮捕された人物と同一人物だと証言したことだが、逮捕後に監視カメラの映像を見たNYPDの刑事が映像の人物とBahさん本人が全く似ていないことに気付く。現在、ニュージャージー州での容疑のみ保留のままとなっているが、その他の州での容疑はすべて取り下げられたようだ。

訴状によれば、当時NYPDの刑事は被告側が顔認識技術を使用して窃盗の容疑者を特定したと説明しており、Bahさんが紛失した仮免許証を犯人が身分証明書として使用したのではないかとの疑いを示していたそうだ。Bahさんは仮免許証を紛失した際、身分証明書としては使用できないことが明記されていたことや、正式な運転免許証が間もなく交付されることから警察には届け出ていなかったという。本人写真がない仮免許証では所持者が本人かどうかを確認できないうえ、犯人の身長は仮免許証に記載されている身長とまったく異なるとのこと。

Appleは店舗で顔認識技術を使用してはいないと主張しており、NYPDの刑事も正確には店舗で顔認識は実行されていないことに同意したものの、訴状の内容は間違いないとThe Vergeに答えているとのことだ。
13898536 story
変なモノ

米加国境の「密輸人の宿」という名の旅館のオーナー、裏庭にカナダへの入国が違法だと警告する看板の設置を命じられる 26

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横断 部門より
米国とカナダの国境にある旅館 Smuggler's Inn Bed & Breakfast(密輸人の宿)のオーナーが、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の裁判所から裏庭に「この土地からカナダへ入国することは違法だ」と警告する看板の設置を命じられたそうだ(CBC Newsの記事[1][2]Global Newsの記事The Registerの記事)。

オーナーのRobert Joseph Boulé氏は4月上旬、2018年5月から2019年3月にかけて7人の違法入国をほう助したとして21件の入管法違反に問われ、カナダで起訴されていた。米国からカナダへ違法入国しようとする人を手助けしないように、という裁判所命令に従わなかったことも起訴事実に含まれるという。今回の裁判所命令は保釈条件の一つとなっている。

この宿は国境の米国側、ワシントン州ブレインに建っており、裏にはカナダ側最初の道路となるゼロアベニューが通っている。しかし、国境は宿の裏庭に1~2mほど入った場所を通っており、その位置に石が並べられているだけのようだ。そのため、カナダ側または米国側に違法入国しようとする人が毎晩のように裏庭を通るらしい。これをビジネスチャンスととらえたBoulé氏は宿にSmuggler's Innと名付けただけでなく各部屋に有名犯罪者の名前を付け、宿泊者に暗視スコープを貸し出して密輸人を見物できることを売りにしていたそうだ。裏庭には「密輸人横断中 スピード落とせ」といった道路標識風の看板も設置されている。Global Newsの記事に掲載されている動画では、家族らしき集団が裏庭から堂々とカナダへ密入国し、カナダ側であっさり警察に捕まる様子もみられる。

2017年にBoulé氏はCBC Newsに対し、時には宿泊者がカナダ側へ消えることもあると語っていたという。Boulé氏は関与していないが、宿泊者が密輸容疑などで逮捕されることもあり、宿の名前もあってニュースで取り上げられることもあるようだ。ただし、Boulé氏は土地の名士であり、表彰されることはあっても犯罪に関与することはないと地元では考えられているとのことだ。
13891955 story
iPhone

AppleがiPhone売上減の見通しを隠して株式購入者に損害を与えたとするクラスアクション訴訟 30

ストーリー by headless
損害 部門より
Appleが2019会計年度第1四半期(2018年第4四半期)の売上見通しに関し、虚偽またはミスリードするような発表をしたことが米証券取引法違反にあたると主張する2件の訴訟が相次いで提起された(原告側のプレスリリース[1][2]Mac Rumorsの記事Softpediaの記事)。

Appleは昨年11月1日、2018会計年度第4四半期および年間の決算発表で、ホリデーシーズンに向けてiPhoneを含む過去最高に強力な新製品がそろったと主張し、第1四半期の売上が890億ドルから930億ドルの間になるとの見通しを示していた。中国での売上に影響はないことや、高額なiPhone XS/XS Maxの売れ行きが好調なことにも言及している。また、高価格化により四半期ごとのデバイス販売台数の重要性が低下したとして、今後は公表しない方針を示した。

ところが、Apple CEOのティム・クック氏は2019会計年度第1四半期の決算発表に先立つ1月2日、中国の経済減速や米中貿易の緊張、ドル高による米国外での価格上昇、バッテリー交換料金の大幅値引きによるiPhoneの売上減少を挙げ、総売上高の見込みを840億ドルに引き下げている。その結果、翌日のAppleの株価は取引終了時点で1株当たり142ドル19セントまで下落し、前日から15ドル以上の下げ幅となった。

訴訟は2件とも2018年11月2日から2019年1月2日の間にAppleの一般株を購入した全員(被告側の関係者を除く)をクラスメンバーとするクラスアクション訴訟の形を目指す。第1四半期の3分の1が過ぎていたにも関わらず、Appleが売上に悪影響を及ぼす情報を明示しなかったのは米証券取引法に違反する行為であり、株式購入者に損害を与えたとして賠償などを求めている。
13884782 story
IBM

野村HDが日本IBMをシステム開発失敗で訴えていた裁判、日本IBMに16億円の支払い命令 12

ストーリー by hylom
負けてばかりのIBM 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

2014年に野村ホールディングスが発注したシステム開発プロジェクトの遅延・頓挫に対する損害賠償を求めて日本IBMを訴えていたが(過去記事)、この裁判の判決が3月20日に出された(時事通信日経新聞日経xTECH)。

東京地裁の判決は、日本IBMに約16億円の損害賠償支払いを命じるもの。また、日本IBMが行なっていた反訴の請求は棄却されている。判決では、個別契約17件のうち「内部連結テスト」や「総合テスト」など3件で日本IBMの債務不履行を認定したという。

13883984 story
インターネット

コインハイブ事件、検察側が控訴 189

ストーリー by hylom
男性側を支援したい 部門より

サイト閲覧者の端末上でに無断で仮想通貨のマイニング(採掘)を行わせたとして不正指令電磁的記録保管の罪に問われていた男性に対し、横浜地裁が無罪判決を出したが(過去記事)、検察側はこれを不服として控訴したとのこと(弁護士ドットコムITmedia日経新聞)。

横浜地裁はCoinhiveについて「人の意図に反する動作をさせるプログラム」としたもののの、不正な指令を与えるプログラムであるとは判断できないとの結論を出していた。

13879308 story
法廷

スイス裁判所、Swatchの「Tick Different」商標無効を主張するAppleの訴訟を棄却 28

ストーリー by hylom
さすがにこれは 部門より
headless曰く、

スイス連邦行政裁判所は2日、Swatchの商標「Tick Different」について無効だと主張するAppleの訴えを棄却したそうだ(Reuters9to5Macwatson)。

「Tick Different」は2015年にSwatchが出願した商標で、Appleは同社が1997年~2002年に広告キャンペーンで使用したスローガン「Think Different」のイメージから利益を得ようとしているなどと主張。連邦知的財産庁への異議申立が却下されたため、2017年に連邦行政裁判所に訴訟を提起していた。一方、Swatch側は80年代に同社が使用していた「Always different、always new」というフレーズを元にしたものであり、Appleのスローガンに似ているのは偶然だと主張していた。

双方の主張の内容は別として、商標無効が認められるにはスイスの消費者50%以上に認知されている必要があるという。しかし、Appleはスイスで50%以上の消費者が「Tick Different」をAppleと結び付けて考えるという十分な証拠を示すことができなかったとのこと。

以前、AppleはSwatchの商標「One More Thing」についても無効を主張したが、こちらも認められていないそうだ。

13877469 story
交通

神戸地裁、「1~2秒しか見えない標識は道路交通法に不適合」との理由で交通違反処分を無効と判断 107

ストーリー by hylom
確かにこれでは知覚が難しいかも 部門より

神戸地裁が、「道路標識が見えにくかった」という理由で交通違反の処分を無効にする判決を出した(FNN PRIME)。

この標識は兵庫県西宮市の県道82号線に設置されていたもので、ほぼ直角のカーブにあり、また竹の葉で隠れてしまうためほとんど見えないという。

神戸地裁はこれに対し、時速40キロで走行した場合、標識を認識できるのは1秒から2秒で、道路交通法に適合していないと指摘、処分を無効とする判決を言い渡した。

13874824 story
法廷

BuildFeed創始者、Microsoftへの不正アクセスで執行猶予付きの有罪判決を受ける 3

ストーリー by headless
猶予 部門より
英国・ロンドンのブラックフライアーズ刑事法院が3月28日、元MalwarebyteのリサーチャーZammis Clark氏とWindowsのビルド番号情報サイトBuildFeedの創始者Thomas Hounsell氏に執行猶予付きの有罪判決を下したそうだ(The Vergeの記事The Registerの記事Ars Technicaの記事Evening Standardの記事)。

Clark氏はMalwarebyteのリサーチャーだった2017年1月、Microsoft内部のユーザー名とパスワードを入手してMicrosoftのサーバーに侵入、Webシェルを設置してWindowsの内部ビルドを格納するサーバーからファイルを盗み出した。さらにIRCを通じて他の人々とMicrosoftのサーバーへのアクセス情報を共有したという。Hounsell氏はClark氏から得た情報を使用して17日間以上にわたりMicrosoftのサーバーへ不正アクセスし、プリリリース版Windowsのビルド情報などを取得したとのこと。

Microsoftのサーバーへの侵入はClark氏がマルウェアをアップロードしたところで終わり、2017年6月にClark氏は英コンピューター不正使用法(CMA)違反の容疑で逮捕された。しかし、コンピューターの使用制限なしに保釈されたClark氏は昨年3月、任天堂の内部ネットワークに侵入したという。2015年に玩具メーカーVTechのサーバーへ不正アクセスした容疑者の逮捕が話題になったが、この容疑者もClark氏だったようだ。

BuildFeedは今年1月に閉鎖を発表し、Hounsell氏は最近2年間日々の運営にかかわっていなかったと述べているが、時期的にMicrosoftのサーバーへの不正アクセスが行われた時期と一致する。The Registerによれば、2017年6月にClark氏が逮捕された際、Hounsell氏も逮捕されていたとみられ、2人は昨年9月に罪状認否を行っていたという。さらに、BuildFeedの閉鎖が発表されたのは刑事法院での審理が始まる1週間ほど前だったとのこと。

Clark氏はCMA違反3件で禁錮15か月執行猶予18か月に加え、5年間の重大犯罪禁止命令と刑罰賦課金140ポンドの支払いも命じられている。Hounsell氏はCMA違反1件で禁錮6か月・執行猶予18か月のほか、100時間の奉仕活動と115ドルの刑罰賦課金が命じられたとのことだ。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり

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