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takehora 曰く、
GoogleがChromeにアドブロックの実装を計画している。
デフォルトでOnになる予定。
ブロックされるのは、受け入れがたい、顧客体験を悪化させるタイプの広告だそうで、Coalition for Better Ads(より良い広告のための連合)が定めた「Better Ads Standards for Desktop and Mobile Web in North America and Europe」(北米及び欧州におけるデスクトップ・モバイルWebのためのより良い広告基準)が指標となる。
https://www.betterads.org/coalition-for-better-ads-releases-initial-better-ads-standards-for-desktop-and-mobile-web/
具体的には、ポップアップ、音声付きで自動再生される動画、Prestitial Ads(Webサイトを開くと、カウントダウンと共に全画面でまずは広告が表示されるもの、もしくは、一旦広告ページが表示されるもの)が、ブロック対象となる。
Googleが実装方式として、もう一つの可能性として検討しているのは、ページ上の広告を個別にブロックするのではなく、不快な広告があればページ上の全ての広告をブロックする方式。
これによって、Webサイト運営者は、サイト上の広告が全て基準に合致しているかどうかを確認することが求められるようになる。
一つでも不快な広告があれば、Webページ上の、全ての広告がChromeによってブロックされることになる。
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12835159
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takehora 曰く、
Linuxの古参ディストリビューションであるSlackwareが2年8か月に及ぶ開発サイクルを経て、7月1日付で14.2をリリースしました。
- カーネル4.4.14
- GNU Cライブラリ2.23
- xorg-server 1.18.3
- サウンドは、ついにalsaベースからPulseAudioに。
- KDEについては4.14.21。堅牢性などの問題からKDE5には、まだ移行せず。
- インストーラーは英語のままですが、インストール後には、問題なく日本語を使えます。
次の開発サイクルでは、デフォルトのシステムロケールをCからUTF-8へ移行する予定です。
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10173354
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takehora 曰く、
Slackware 14.1がリリースされました。
- カーネルは3.10.17
- GNU C Libraryは 2.17
- X11はR7.7
- KDEは4.10.5
- コンパイラにgcc-4.8.2
最大の改善点は、UEFI firmwareに対応した点でしょう。(ただし、64bit版のみ)
ちなみに、Slackwareのサイトは、11月3日のアナウンスでは、Akamaiが配信してくれているそうです。
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27978
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takehora 曰く、
15年に亘る開発とテスト期間を経て、ついにWineが1.0としてリリースされました。
DirectXを使った3Dグラフィックスゲームはもちろんのこと、各種WindowsアプリケーションがLinux上で動くさまは、初めてWineを使われる時にはきっと感動すると思います。
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takehora 曰く、
Slackware12.1が、5月1日付けでリリースされました。
今回のリリースの目玉は、やはり、日本語環境周りが整えられたことだと思います。JW(Abe)さんが尽力されたおかげで、sazanamiフォントとIMEとしてscimがパッケージに入り、デフォルトの環境で日本語が使えるようになっています。
(インストーラーは、もちろん、まだ英語ですが)
主なFeaturesについては、以下のとおり。
- Linux kernel 2.6.24.5
- glibc 2.7
- X11 7.3.0
- gcc-4.2.3
- OpenSSL、OpenSSH、OpenVPN、GnuPG完全対応
- Apache2.2.8、PHP5.2.5
- NotePC用にPCMCIA、CardBus、USB、IEEE1394、ACPI対応
- Linux 2.6.x 用udev
- Ruby1.8.6-p114を含む最新開発言語、ツールを採用(Perl 5.8.8、Python 2.5.2、Subversion 1.4.6、git-1.5.5、mercurial-1.0)
- パッケージ管理ツールを改良し、従来より、パッケージの追加・削除・アップグレードがより簡単になり、Slackwareのアップグレードも楽になりました(12.0→12.1に楽にアップグレード。11.0から12.0へのアップグレードは結構手間がかかった)
11からかなりパッケージの数が膨大になり、12でそれが顕著になり、12.1では更にパッケージが増えました。
12からインストールDVDとDVD用のISOイメージが提供されるようになりました。今回もインストールDVDが発売されています。
このあたりについては、賛否両論分かれるとは思いますが、PCの性能が上がり、HDDの容量も増えてきている、昨今のPCのスペックを鑑みれば、自分でコンパイルしてインストールしなくても、殆どのツールやソフトウェアは入っているというメリットの方が大きく、デメリットは少ないと思います。
また、基本的には従来通りのtar+gzのパッケージ生成方式ですから、要らないものはインストールしなければ、どこまでも軽くできるところは、今までどおりです。
StableなLinux環境をコンセプトにしてきたPatrickですが、安定性を追及する一方で、各種ソフトウェアの最新バージョンをテストを十分に行っては積極的に採用しているところが、私はバランスが取れていてとても素晴らしいと思います。
もし、Slackwareを使ったことがない人は、是非試してみてください。
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763365
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takehora 曰く、
タレコむには遅くなってしまった感があるが、Slackware10.1が2月6日付けでリリースされた。
11でKernel2.6.xを正式に取り入れるとアナウンスしているため、2.4.x系の最後のリリースとなる。
主な内容としては、
- Kernel 2.4.29(Kernel2.6.10もTestパッケージとして入っている)
- X11R6.8.1(-currenetでは、既に6.8.2が用意されている)
- 印刷システムとしてCUPS (1.1.23)とLPRng (3.8.28)を用意。LPRは削除された
- コンパイラとしてgcc-3.3.4
- パッケージ管理を簡単にするためのツールを採用。オンライン上の公式パッケージの最新版から任意のパッケージをインストール、アップグレードできるslackpkg、公式Buildスクリプトをカスタマイズして、オリジナルのパッケージを簡単に作成・管理できるようにしたslacktrack。
となっている。
リリースの内容としては、取り立てて他のディストリビューションと大差はないだろう。
しかし、昨年11月に感染症心内膜炎にかかっていることを告白し、医療情報を求めたPatrick J. Volkerdingの病状は思わしくなく、万が一の場合にメンテナンサーの後継者選びにも入った。
氏の貯金は医療費で底を突くのが見えていて足りなくなっており、氏は寄付の申し出を丁重に断ると共に、もし援助したいと思ってくれるのであればSlackware10.1を購入していただきたいと述べている。
2000年頃までは、LinuxといえばRedHatかSlackwareかと言われた二大ディストリビューションの片翼だったため、SlackwareでLinuxを勉強し始めたという方も多いことと思う。
是非、この機会に、氏の長年にわたる貢献に対する恩返しをSlackware10.1を購入することでして頂ければ幸いである。
764301
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takehora 曰く、
本家に既に投稿されているがSlackwareのメンテナーであるPatrick J. Volkerdingが原因不明の病気となり、医療情報を求めて自身の症状や血液情報を公開した。
本人はGoogleでいろいろと調べた結果、放射菌症ではないかと推測している。
本家の一部の/.erに見られるような「すぐに医者に行け」という思慮のない書き込みを避けるために追記すると、既にPatrick本人は多くの医者に診てもらい、緊急治療室にも入っているが医者がお手上げの状態なので、今回、医療情報を求めているという事に留意して頂きたい。
もし情報をお持ちの方は、volkerdi@slackware.comに件名に[HELP]と入れてメールしてあげて欲しい。
Patrickの一日も早い回復を祈りたい。
766934
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takehora 曰く、
さっきのタレコミですが、エイプリルフールねたらしいので、キャンセルをお願いします。
766935
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takehora 曰く、
http://www.userlocal.com/の記事によると、SlackwareのメンテナであるPatrick Volkerdingがリタイアすることを表明したそうです。
これによって、次のSlackwareのリリースが事実上最後のバージョンとなります。
また、2.6系カーネルは採用されず、2.4系のままで終わるそうです。
ちなみに、Patrickはバンド活動に専念するそうです。
769417
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takehora 曰く、
9月26日付でSlackware9.1がリリースされている。
主な中身としては、下記のとおり。
- Kernel 2.4.22
- glibc 2.3.2
- XFree86 4.3.0
- gcc-3.2.3
- KDE 3.1.4
- GNOME 2.4.0
大きな変更点としては、
- 今までJavaは、JREしか/extraで用意していなかったのを、J2SDK 1.4.2_01がDシリーズとして、正式に取り入れられた
- 印刷システムのデフォルトがCUPSとLPRngになった
- パッケージ管理のツールとして/extraにパッケージの自動アップグレード用ツールとしてslackpkg、swaret、ソースからの自動コンパイル&パッケージ生成用ツールとしてslacktrack、checkinstallなどが新たに用意された
事などが挙げられる。
また、X Window用にBigelow&Holmes; Inc.のLuxiシリーズのTrueTypeフォントに加えて、9.1からはBitstreamのTrueTypeフォントがVeraシリーズのフォントが入っている。
更に、NotePC用にPCMCIA、CardBus、APM周りが改善された。
Slackwareも他のディストリビューションと同じく肥大化を避けられず、ついにインストールディスクは2CDとなった。
インストーラもそれに伴って、複数のCD-ROMに対応するようになっている。