アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
保留 0件、 却下 14件、 掲載 33件、合計:47件、 70.21%の掲載率
気象庁が「異常天候早期警戒情報」を発表、低温に注意
気象庁は1/25〜2/3にかけて低温が見込まれるとして、「異常天候早期警戒情報」を出して注意を呼びかけている。
内容は各地域によって異なるが、例えば関東・甲信越地方だと、「かなりの低温(7日平均地域平年差-2.1℃以下)が、確率30%以上」とのことである。また、東京新聞の記事によると今年の冬は全国的に6年ぶりの寒冬になりそうだと伝えており、2月以降も厳しい寒さが続きそうである。
防寒や体調管理などに充分に注意して過ごしていただきたい。# 関連ストーリー、「気象庁、異常天候早期警戒情報の提供を開始」
Android版のGoogle日本語入力がリリース
これまで、Mac版とWindows版が公開されていたGoogle日本語入力だが、本日Android版が新たにリリースされた。
Google Japan Blog に一時的に掲載されていたAndroid版のGoogle日本語入力のリリース情報を、昨日の時点でEngadgetが報じていたが、事前情報どおり本日15日にリリースされた。Androidマーケットからダウンロードできる。同じくAndroidで動作する日本語IME Simejiが、中国の検索ポータルサイトのバイドゥに買収されることが先日発表されたばかりだが、GoogleもAndroidで動作する日本語IMEを提供すべく、かねてから準備していたと思われる。
複数の製品が競い合って、Andoroid上での日本語入力がより簡単に、より高い変換効率で入力できるようになっていくことを期待したい。
アムンゼン隊が南極点に到達してから100年
1911年の12月14日にノルウェーのアムンゼン隊が南極点に到達してから、本日でちょうど100年目になる。
南極点ではノルウェーの首相が出席し、当時の探検ルートと同じコースを走破してくる探検隊を出迎えて、記念式典が開催される予定である。
アムンゼン隊だけでなく、南極点初制覇を争って帰路に遭難したイギリスのスコット隊、また同じ時期に南極に上陸した日本の白瀬探検隊の活動も含めて、これまでの南極探検や観測の歴史を振り返るとともに、今後人類は南極大陸とどう向き合っていくかを語っていただきたい。
情報元へのリンク
探査機あかつきが太陽に最接近、温度を下げるために姿勢を変更 37
昨年の12月に金星の軌道投入に失敗して太陽を周回している探査機あかつきの現状について、JAXAから発表があった。(JAXAのプレスリリース、時事通信の記事)
軌道が当初の想定より内側になったために、探査機が浴びる太陽熱は設計値の2,800W/mを超えて、最大で3,655W/㎡へ増加すると予想され、厳しい状態となっているとのこと。
3/10には探査機の+Z推進弁の温度が設計仕様の70℃を超えたため、3/15に探査機の姿勢を変更することで許容値以下まで温度は低下した。ただしこの姿勢変更により、大容量のデータ通信に必要な高利得アンテナの向きが変わったため、探査機の運用に一部制限が必要な状態となっている。JAXAでは引き続き、4/17の近日点通過に向けて熱の影響を最小限に抑える運用に集中していくとしているが、探査機の表面や部品が許容温度を超えてしまう可能性や、断熱材が劣化する恐れがあり、これからも困難な運用が続いていくものと思われる。
それでもJAXAの関係者の奮闘により、再度金星軌道へ投入可能なところまで「あかつき」を導いてくれることを期待したい。
人類初の宇宙飛行から50周年 6
今日からちょうど50年前の1961年4月12日、ソ連の宇宙船ボストーク1号が、ユーリ・ガガーリン宇宙飛行士を載せて人類初の宇宙飛行を成功させた。その後、アメリカもマーキュリー計画で有人宇宙飛行を成功させ、現在では国際宇宙ステーションに数名の宇宙飛行士が常時滞在するようになっている。また中国も2003年に有人宇宙飛行を達成している。
その一方で、ソユーズ1号、ソユーズ11号、スペースシャトル チャレンジャー、コロンビアの事故により、宇宙飛行士の人命が失われたという歴史も忘れてはならない。
これまでの50年間を振り返ると共に、これからの有人宇宙計画についてどうあるべきかについて、様々な立場から語っていただきたい。
NASA, 1週間以上活動を継続しているガンマ線バーストを発見 19
NASAは、1週間以上活動を継続しているガンマ線バーストを観測したと発表した。(AFPの記事、NASAのプレスリリース)
通常のガンマ線バーストからの光は、数時間程度で観測できなくなるほど暗くなってしまうが、3/28に38億光年離れた銀河で発見されたガンマ線バーストGRB 110328Aは、4/4にハッブル宇宙望遠鏡の観測によって継続して活動していることが判明した。
このような長い期間の活動を説明するには、大質量ブラックホールの回転軸方向に生成される超高温のプラズマジェットが関係しているのではないかと、専門家は指摘している。
NASAは引き続き、ガンマ線バースト観測衛星スウィフトやX線観測衛星チャンドラ、そしてハッブル宇宙望遠鏡などを用いてGRB 110328Aの観測を行い、その謎に迫りたいとしている。
SpaceX社が、世界最強の性能を持つFalcon Heavyロケットを発表 13
商業宇宙開発計画を進めているSpaceX社が、Falcon Heavyロケットを2013年に打ち上げると発表した。(UniverseTodayの記事、SpaceX社のページ)
注目すべきは低軌道 (LEO)への打ち上げ能力が 53,000 kgで、現役最強のDeltaⅣ Heavyロケット(LEO:22,980 kg)を抜いて、世界最強の打ち上げ性能を持つロケットとなるとのこと。
過去のサターンVロケット(LEO:118,000kg)やエネルギアロケット(LEO:88,000kg)に比べれば絶対的な性能は劣るが、DeltaⅣ Heavyに比べると6倍の費用対効果であると主張しており、このロケットの活躍によって今後の宇宙開発がますます進展することを期待したい。
Javaの父、Googleへ 21
James Gosling氏は自らのblogで、Googleへ入社することを明らかにした。(氏のBlog)
Through some odd twists in the road over the past year, and a tardis encountered along the way, I find myself starting employment at Google today.
James GoslingはかつてSun MicrosystemsでJavaを開発していたが、そのSunは2009年4月にOracleに買収され、2010年4月にOracleを退職していた。
その後、AndroidがJavaの知的所有権を侵害しているとして、OracleはGoogleを訴えているが、この氏の動きが裁判の行方にどのような影響をもたらすだろうか。また、Javaの未来はどうなっていくであろうか。
水星探査機メッセンジャー、水星周回軌道への投入に成功 13
http://www.nasa.gov/mission_pages/messenger/main/index.html
NASAは、水星探査機メッセンジャーが水星を周回する軌道への投入に成功したと発表した。これにより、メッセンジャーは世界で初めて水星を周る探査機となったこととなる。
今後数週間は水星付近の過酷な環境で探査機器が正常に動作するかどうかをテストし、その後水星の科学探査に取りかかることになる。今後の調査で、太陽にもっとも近い惑星の秘密が解き明かされることに期待したい。