17315
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752845
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yoosee 曰く、
ACCESSのプレスリリースによれば、同社は NokiaのLinuxベース端末向けに GarnetOS (旧PalmOS5)アプリの実行環境を無償ダウンロード提供することを明らかにした。
現時点での対象端末はNokia N770, N800, N810としており、2007年中の提供を予定している。
ACCESSは2005年にPalmOSの開発会社PalmSourceを買収しており、その技術を元にした Linuxベースの携帯プラットフォーム「ACCESS Linux Platform」(ALP) を開発、
今年2月には製品開発キットが提供されている。
ALP上では GarnetOS VM 上で旧PalmOS5のアプリが動作することが特徴となっている。
ALP搭載端末だけでは無く、既存のLinux端末でPalmOS5用アプリが動作するようになるというのは興味深い。今後対応端末が増えることを祈りたい。
754415
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yoosee 曰く、
米Palm Inc. は、同社の新しいモバイルデバイスとなる
Foleo mobile companion
を発表した。同社としては初めてのノートPC型のデバイスで、
重量2.5ポンド(約1.1kg)、10インチ 1024x600 のスクリーンとフルサイズのキーボードを搭載し、OS としては Linux が採用されている。バッテリー寿命は約5時間。
ストレージはフラッシュメモリベースで、SDスロットとWiFiを搭載している。価格は $499 と比較的安い。
ターゲットとしては既存のノートPCを置き換えるものでは無く、携帯電話と組み合わせて使う、モバイル環境でのフルスクリーンでのメールやウェブブラウズと言う用途になるようだ。
特徴としては電源ボタンで即時起動、Palm Treoなどのスマートフォンと Bluetooth で同期、PowerPoint, Word, Excel や PDF の閲覧・編集といったものになっており、仕事の際に電話といっしょに連れ出す形になるだろうか。
Engadget Japanese の
Palm Foleo 発表 記事や
Foleo 実機ギャラリー 、
Palminfocenter の Foleo 発表記事 も参考になる。
正直スペックからだけでは魅力的な端末といえるかどうかは微妙だが、仕事の道具として持ち歩くには悪くないかもしれない。価格の安さはアドバンテージだし、
電源ON/OFFの短さやスマートフォンとの同期などの使い勝手がどれくらい快適なのかというあたりがポイントになりそうだ。
個人的には、端末のイメージ的に Sigmarion や Linux Zaurus あたりと印象がかぶる。
755503
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yoosee 曰く、
Download Squad の記事 によると、Microsoft は Windows Mobile 搭載製品の製造元に対し、既存の WM5.0 等から先日正式発表された Windows Mobile 6 への無料アップデートを提供するとのオファーを出している、と言う話があるようだ。
Windows Mobile 6 では 5.0 からの大幅な変更は無いものの、Live.com との連携などをはじめとした機能追加や、
体感できるレベルのパフォーマンス改善などがあるとされており、アップデートが提供されるとしたらこうしたメリットを享受できる可能性がある。
もちろんMSのアップデートライセンスが無料とはいえ、製造元側では検証や独自の作りこみ部分の対応などがあり、
アップデートが(有償・無償を問わず)提供されるかどうかはデバイスごとに事情が違うだろうが、ユーザとしては朗報を期待したい。
[ある意味サービスパックの提供なのか 部門]
(このエントリーはタレコミです)
755701
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yoosee 曰く、
CNET Japan の記事によれば、
PalmSource を買収した ACCESS によるスマートフォン向け新規プラットフォーム
ACCESS Linux Platform v1.0 (ALP) の製品開発キット(PDK)とパートナープログラム
「ACCESS Connect Ecosystem」が
3GSM World Congress 2007 にて
発表されたようだ。現時点ではライセンシーの名前などは公開されていないが、既にTIやSprint Nextelなどの数社がACCESSとパートナー契約を結んでいるとのこと。
ALP は Linux カーネルの上に ALPネイティブアプリ, GarnetOS (旧PalmOS5), JavaVM, GTK+ などの実行環境レイヤを搭載した、基本的に
スマートフォン向けのプラットフォーム。
Engadgetの記事には実機での動作デモも掲載されているが、実際に製品が出てくるのはまだしばらく先になりそうだ。ソフトウェア開発キット(SDK)は現在プレリリースの段階となっている。
755706
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yoosee 曰く、
Engadget Japaneseの記事などによると、Microsoft は PDA・スマートフォン向けOS の新バージョン Windows Mobile 6 を現地時間2月12日、バルセロナで開催されている3GSM World Congress 2007 にて公式に発表した。このバージョンが搭載されたデバイスが実際に市場に登場するのは2007年後半だろうとのこと。
新機能に関しては CNetの記事が詳しいが、メール機能やOfficeソフトの改善、Windows Live サービスとの統合、Vistaとの同期、インクリメンタルサーチ、よりよい見た目のUIなどが上げられている。
また主に企業向けの機能として、紛失・盗難時のデータ消去や暗号化などがサポートされる。
一方で
eWEEK のレビュー記事や
Mobile Review の記事、
Engadget Japaneseの過去記事を読む限り、このバージョンは現行の Windows Mobile 5.0 から劇的な変化と言うほどの更新は無いものであり、カーネルから刷新されるのはこの次のバージョンになるようだ。
755809
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yoosee 曰く、
ITmediaの記事などによると、Windows Mobile の「IE(Internet Explorer)」 及び「画像とビデオ(Pictures&Videos)」に脆弱性が発見されたそうだ。
IE のものは悪意のあるWebページを見た場合にスタックオーバーフローによりIEが異常終了し、端末が不安定になるというもの。画像とビデオのものは悪意のあるJPEGファイルの閲覧時に端末が10〜15分フリーズするというものになっており、どちらも DoS 的な脆弱性のようだ。現時点では MS からパッチ等は出ていない。
どちらも深刻度は低いのであまり神経質になる必要はなさそうだ。そもそも Windows Mobile は元々安定していないので、問題に遭遇しても脆弱性だということに気づかない場合もありうるかもしれない。
756281
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yoosee 曰く、
(スラドの重大ニュース掲載後にローカルにでも)
スラドの重大ニュースも出揃った感がありますが、今年はモバイルにも色々あった年でした。
今年の重大ニュースはどんなものがあったかと、個人的に目に付いたものを順不同に挙げてみると
Google や Yahoo!、mixi や gree などのWebサービスが携帯へ参入する流れも強くなってきた感じがします。
大人には聞こえない着信音なんて話題も盛り上がりました。皆さんにとってのモバイル重大ニュースはどんなものがあるでしょう?
756351
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yoosee 曰く、
先週あたりから試験放送をしていたので知っていた人も多いだろうが、WILLCOMプレスリリースとJ-WAVEプレスリリースによると、J-WAVE の提供するインターネットラジオ「Brandnew J」のモバイル向けストリーミング放送が W-ZERO3 及び W-ZERO3[es] 向けに開始されたとのこと。
J-WAVEは「本格的なモバイル向けのインターネットラジオ提供はこれが日本初」としている。
WILLCOM公式サイトから Brandnew J モバイルサイト にアクセスすることで視聴できる。ビットレートは 32~64kbps だが、聴いてみると音質は意外と悪くない。
W-ZERO3 に搭載された Windows Media Player の DRM 機能、WILLCOMの定額通信といったあたりがこのサービスを提供できた理由だろう。また AIR-EDGE の狭い帯域も、提供側の J-WAVE にとってはインフラ面で楽だということはあるかもしれない。
756470
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yoosee 曰く、
ITMediaの記事「Marvell、XScale採用の新アプリケーションプロセッサを出荷開始」によれば、
今年6月に IntelからMarvellに売却されたXScale の売却後初の新製品が、2007年前半に出荷予定と発表されたようだ。
今回提供されるのは PXA320, 310, 300 の 3種類で、PXA320 は高性能スマートフォンを対象とし、低消費電力で最大 806MHz (Intelでの動作確認では1.2GHz) とされている。PXA310 は「高画質AV機器向け」、PXA300 は「低価格品向け」といったカテゴリになるようだ。
ここしばらく目立った進歩の無かったモバイル機器用CPUだが、これでまた高速化が進むことになるだろうか。