最初のひと踏みを軽減する自動変速自転車
タレコミ by Francis
Francis 曰く、
ブリジストンサイクルと中野鉄工所は、 自転車の踏み出しを軽くできるメカニズム「楽スタート」 を発表した。
「楽スタート」は自動変速機構を備えた婦人向け自転車用の後輪ハブで、 体力の無い者がふらついて危険な発進直後に注目し、低速時のみ少ない踏力でこげるように工夫したものだ。
自転車の静止時から低速時までは、チェーンがハブの中心軸を駆動すると低速側の減速機構がかみ合い大きなトルクを生み出す。
加速してハブの速度があがると低速側の機構はワンウエイ・クラッチによって滑り始め、高速側の機構が有効になるため通常の減速比で走行が可能になる仕組みだ。
以前ニュースになった「エアーハブ」の続編ともいえる製品で、発進時の踏力の軽減=電動アシスト、自動変速機構=ごちゃごちゃ装備を積んで高価、という常識を覆す面白さのある製品だ。