Apple、ロシア連邦独占禁止局に罰金1365万ドルを支払う 8
罰金 部門より
ロシア連邦独占禁止局(FAS)は22日、米Appleがアプリ内決済に関連して独占的な地位を乱用した疑いで課された罰金12億ルーブル(約1365万ドル)をロシアに支払ったことを発表した。これを報じたReutersの記事によると、Apple側アップルは現時点でコメント要請に応じてないという。FASによると、Appleは1月19日に罰金を支払い、その資金はロシア連邦予算として使用されるとしている(ロイター)。
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ロシア連邦独占禁止局(FAS)は22日、米Appleがアプリ内決済に関連して独占的な地位を乱用した疑いで課された罰金12億ルーブル(約1365万ドル)をロシアに支払ったことを発表した。これを報じたReutersの記事によると、Apple側アップルは現時点でコメント要請に応じてないという。FASによると、Appleは1月19日に罰金を支払い、その資金はロシア連邦予算として使用されるとしている(ロイター)。
Beeper が Beeper Cloud のユーザーに対し、iMessage 機能を Beeper Cloud の「Labs」機能とし、Beeper Mini を Google Play ストアから削除したとアナウンスしたそうだ (9to5Google の記事、 Android Police の記事)。
Android デバイスで Apple の iMessage ネットワークに接続してメッセージを送受信する Beeper Mini は Apple によるブロッキングとのいたちごっことなり、バージョン 1.2.30 でこれ以上の対応を行う計画はないと Beeper が表明していた。Beeper Mini は 12 月 24 日までに Google Play から削除されていたが、Beeper 側が意図的に削除したものだというコメントが間接的に伝えられたのみで、公式な発表は出ていなかった。
これにより、Android ユーザーが電話番号だけで iMessage とメッセージを送受信する機能は失われ、クラウドベースのメッセージ送受信のみが可能となる。ただし、Apple は今年から RCS を採用する方針を示しているため、こちらの機能も先行きは不透明だ。
iTunes ギフトカード詐欺の被害者が Apple を訴えた裁判で、Apple が和解に合意したそうだ (Reuters の記事、 9to5Mac の記事)。
iTunes ギフトカード詐欺とは、詐欺師が被害者に電話で税金の滞納があるなどと告げ、即刻支払うためとして iTunes ギフトカードの引換コードを要求するというもの。
詐欺師は自ら App Store で公開しているアプリを購入するなどの手法で換金を行うため、実際に支払われるタイミングは 4 ~ 6 週間後であり、Apple は手数料として 30% を差し引くにもかかわらず、被害にあった直後に連絡しても 100% 回復不可能だと Apple は回答していたという。そのため、原告は Apple が詐欺の片棒を担いでいるなどとして 2020 年に Apple を提訴した。
米カリフォルニア北部地区連邦地裁では 2022 年、詐欺師の行為に対するAppleの責任や詐欺行為への加担といった主張は却下したものの、Appleの不公正な商習慣や違法行為については適切な主張が行われていると判断。Appleが連絡を受けた詐欺被害に関しては、詐欺師への支払いを止めずに 30% の手数料を得たことがカリフォルニア州刑法違反や横領にあたるとの主張も認め、 Apple の棄却申立を却下していた。
原告と被告は和解合意を報告して裁判所の承認を待っており、最終的な和解合意書の作成を進めているとのことだ。
アップルは8日、ゴーグル型のヘッドマウントディスプレイ「Apple Vision Pro」を米国で2月2日から販売を開始すると発表した。「Vision Pro」は、デジタルコンテンツと物理世界をシームレスに融合させ、ユーザーがその場に存在し、他のユーザーと接続できるという「空間コンピュータ」のコンセプトを持った製品。現実空間上に存在するかのように表示されたアプリを視線で選び、音声や手で操作する仕組み。「visionOS」というOSを搭載している(Apple、ケータイ Watch、価格.com)。
高い処理能力を持ちつつも本体を快適な温度に保ち、ほとんど無音のままで動作する「M2」チップやリアルタイムのセンサー処理を行う新しい「R1」チップを搭載した。256GBのストレージを備え、価格は3499ドル(約50万円)。日本国内での展開は未定となっている。
Microsoft が Android 版に続き、iOS 版の Copilot アプリ「Microsoft Copilot」をリリースした (The Verge の記事、 Neowin の記事、 The Register の記事)。
Android 版 Copilot アプリと同様、iOS 版 も GPT-4 と DALL-E 3 を用い、「高速でで複雑で正確な回答を提供」する。「主なな機能」も Android 版と同様に「生産性を向上させるための多多様なAIアシスタント」とデザイン効率を向上させる Image Creator で、メールの下書きやテキストの要約、「物語やや脚本の作成」「多言語コンテンツのの翻訳、校正、最適化」のほか、テキストプロンプトによる画像生成など。Android 版では見落としていたが、「映画やビデオストーリーボードーンを視覚化する」こともできるという。これにより iOS/iPadOS ユーザーの「創造性もも魅力的な新しいレベルまで引き上げ」られ、「AIとの未来体体験に挑戦」できるようになった。
AppleがBeeperのiMessage互換アプリを締め出そうとしている問題について、米司法省や連邦取引委員会 (FTC) が注視しているそうだ (The New York Times の記事、 Mac Rumors の記事)。
Beeper では 12 月 21 日にアプリでの新たな iMessage 有効化手順を紹介し、Apple とのいたちごっごはこれで終わりにしたいと述べているが、The New York Times によれば 12 日には司法省のアンチトラスト担当弁護士と面会していたそうだ。司法省に対しては超党派議員が Apple の Beeper Mini 対策について反競争行為に当たる可能性を調査するよう要請しているが、この要請との関係は不明だ。
また、FTC は 21 日付のブログ記事で、Beeper や Apple には言及しないものの、支配的な企業が「プライバシーやセキュリティを用いて相互運用性の禁止を正当化する」ことを批判している。
Beeper Mini が Google Play から削除された (Reddit のスレッド)。
Beeper Mini は Google に削除されたのではなく、Beeper 側が自ら削除したもののようだ。現在も公式サイトから APK をダウンロードできる。Beeper は最新バージョンの Beeper Mini バージョン 1.2.30 で iMessage の新たな有効化手順を発表。これでも Apple が許容できずにブロックするなら、それ以上の対応を行う計画はないことを明らかにした。新たな有効化手順は iMessage の登録コードを Mac または脱獄済み iPhone で取得するというものだ。Reddit では Beeper の Josh Johnson 氏から意図的に削除したものだと聞いたというコメントがみられる。
既報の通り、Appleは特許紛争を理由に、21日から米国でのApple Watch Series 9とUltra 2の販売を一時休止する。しかし、同社以外のウォルマートやベスト・バイ、ターゲットなど小売企業での販売は継続可能となっている(Bloomberg)。
そんな中、Bloombergの報道によると、Appleはカスタマーサービスのエージェントに宛てた文書で、買い物客にこれらのデバイスを購入できる場所を案内しないよう求めているという。従業員は顧客に対しては「残念ながら、現在進行中の法的問題のためSeries 9とUltra 2を購入できる場所についての情報は提供できない」と説明する必要があるとしている。
アップルは「iOS 17.3」のベータテスト版に、iPhoneのセキュリティを強化し、窃盗対策のために新機能「Stolen Device Protection(盗難デバイスの保護)」を盛り込んだという。この機能は特に重要な設定を変更する際、1時間後にもう1度「Face ID」または「Touch ID」による認証を求めるもの。窃盗犯がユーザーのパスコードを知った場合でも、Face ID/Touch IDの入力が求められることから、重要な端末データにアクセスできなくなる(CNET、Bloomberg)。
この新機能により、窃盗犯がパスコードを知った場合でも、iPhoneの機能へのアクセスが制限され、持ち主のデジタルデータが保護される。Phoneの個人データへの不正アクセスや電子マネーの盗難を防ぐことができ、端末の内容を消去して転売することも難しくなるとしている。Appleはこれを、来年初めを予定しているiOS 17の次の正式アップデートに含める計画だとしている
弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家