PBM運営会社、個人情報を誤って開示
タレコミ by Dunna
Dunna 曰く、
郵便を用いたPBM(プレイ・バイ・メイル)形式のRPGを運営している大阪の(P.A.S)社が、このほど開始した企画「楽園のファンタジオン」の初回発送テイル(行動結果)において、連絡先を非公開にすることを希望したプレイヤーの連絡先を全て公開してしまった。
十数種類あるテイルの全てを確認できたわけではないが、そのうち少なくとも6種類ほどの参加者名簿において全員の連絡先が公開されており、「非公開希望として登録したにもかかわらず公開された」という声もPBMを扱うサイト等で見かける。
かくいう筆者も2人のキャラクターの片方を非公開にしたが、連絡先が劃然と開示されている。
この種のゲームでは、プレイヤー間の交流や協調行動の相談のため、他のプレイヤーと連絡を取ることが推奨されており、希望者は氏名と連絡先住所を掲載してもらうことができる。
しかしながら、以前からイタズラや押しかけ、ストーカーまがいの被害等が数多く発生しているため、多くのプレイヤーが非公開を選択している。
(とはいえ、過半数以上は公開しているのが現状。非公開でも運営会社を通じて手紙を転送することが可能であるが、交流の手間がかかるので敬遠され勝がち。)
そのため、ネットを利用した形態に移行する運営会社も出てきてはいるが、電子化された環境でこのような流出事件が起きたときのことを思えば慄然とする思いだ。
ちなみに、同社WEBサイト(http://www.pasweb.to/)にはこの件についてのコメントはおろか、同企画自体に関する情報さえも未だに掲載されていない(苦笑)。