この頃各所で大人気となっている初音ミクだが、 マスコミとしても無視できない存在になりつつあるようだ。

10月4日付けのNIKKEI NETのコラムによると、 映像製作は個人で行うには相当敷居が高く、 その敷居の高さこそがテレビ関係者の強みであったが、 初音ミクの登場で音楽素材やナレーションの作成が容易になったことに加えて、 ニコニコ動画などを利用してのネットでの分業が可能になってきており、 動画コンテンツ作成の敷居がどんどんさがってきているという。

同コラムではまた、こうしたインターネットベースでの 動画作成をゲームやSNSにたとえ、消費者が映像関連の 遊び道具やコミュニケーションツールを手に入れようとしていることを テレビ局側は察知すべきだと主張する。

なお、同コラムの作者は過去にYouTubeとマスコミの関係についてもコメントしているので参考にしていただきたい。