レゴの新スタイル(?)
タレコミ by hinata
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asahi.comによると、京都大学 大学院 生命科学研究科の垣塚彰教授や大阪バイオサイエンス研究所のグループが、実際に運動しなくても、軽い運動をしたときと同じように体内の脂肪を燃やす役目をするたんぱく質を動物実験で発見した、と報じている。(10月3日より始まる、第23回 日本肥満学会で発表されるらしい)発見されたたんぱく質は「ERRL1」と呼ばれ、このたんぱく質を多量に与えられたネズミは、与えられなかったネズミよりたくさん食べるのに、体重は常に15〜25%少なく(当然脂肪組織も少ない)、エネルギー消費量は安静時でも普通より2割以上多かったらしい。
このERRL1は、細胞内の核に「脂肪を燃やす酵素をたくさん作れ」という信号を伝えているらしく、このたんぱく質を増やすことが出来れば、運動と同じ効果を得ることも可能だとのこと。
作為的にERRL1を増やされたネズミが副反応を示したかどうかについては言及されていないが、それほどひどいものでなければ、生命を落としかねない怪しげな痩せ薬ではなく、本当の意味で効果が期待できる薬が開発されるのも夢ではないかもしれない。
asahi.comによると、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の特効薬ともいえる抗菌薬(バンコマイシン)が効かない、新たなVRSA(バンコマイシン高度耐性MRSA)が米国で発見されたそうです(米疾病対策センターの詳細)。
このVRSAは、バンコマイシン耐性腸球菌が持つ抵抗遺伝子VanAを何らかの形で獲得したもののようです。
どんどんと耐性を増していくウィルス…抗生物質療法では駄目だということでしょうか。いずれにしても、ウィルスと人類の戦いは、まだ当分続きそうなのです。
身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人