764156
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mirz 曰く、
MSN毎日インタラクティブの記事によると、
NTTは、ユーザーが利用条件を設定することでアドレス漏えいを防止できる
「Privango(プリバンゴ)メールシステム」を開発したそうだ。
既に実験サイトで有効性などを調べる試みが始まっている。
本システムは、激増中の迷惑メール配信問題を受けて開発されたもの。
ITmediaの記事でも解説されているが、
アドレス漏れから守られた環境で、安心して懸賞ページへの応募や、知り合い同士のメール交換ができるようになるという。
実験サイトは来年3月10日まで運営される。既に漏れたアドレスは取り返しようがないが、日頃迷惑メールに悩まされている人は参加してみてはどうだろうか。
但し、法人としての参加不可、未成年参加不可とのこと。
764166
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mirz 曰く、
NIKKEI NETの記事によると、
株式会社ドリームサプライは、ビジネスデザイン研究所(以下BDL)、
およびフタバ産業と共同開発してきた高齢者向けパートナーロボット「よりそいifbot」の量産機を完成させ、
12月1日より発売・レンタルを開始したそうだ。希望小売価格は604,800円(税込)。全国に先駆けて名古屋のデパート店頭にお目見えした模様。
BDLのロボットには、以前話題にさせてもらったハローキティロボがあるが、こちらは先月より発売中(「キティらしさ」についてはノーコメント)。後続のロボに注目していたが、実用的な用途のロボット開発も平行して行われていたようだ。
本機は、ビジネスデザイン研究所のロボット1号機ifbotをベースに、高齢者向けにコンテンツをフルチェンジしたもの。各種会話コンテンツ搭載する等、認知症(痴呆症)予防を主眼に開発された。
今回は、ドリームサプライが企画とコンテンツ製作およびレンタル・販売事業展開を担当、BDLが開発担当、フタバ産業が製作担当、という分担。
各社には今後とも緊密な連携を保って頑張ってほしい。
764212
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mirz 曰く、
ITmediaの記事によると、
カナダのiPod関連ソフトウェアメーカーZappTekは、
プレゼンテーションソフトのファイルをiPod photo
で表示できる形式に変換するツール「iPresent It」を公開したそうだ。
このソフトを使えば、PowerPoint、Keynote、PDFによるスライドショウをJPEGファイルに変換し、
iPod photoで一枚ずつプレゼンテーションを続けていくことが可能となる模様。
iPod Photo登場時の反応で「プレゼンに使える!」
という意見が散見されたが、向こうでも同じ事が考えられていたようだ。
なお、Mac OS X専用で、価格は17.95ドルとの事。
764220
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mirz 曰く、
NIKKEI NETの記事によると、
認証システム開発のSKRテクノロジーは、
思い出の画像などをパスワード代わりに使えるUSBフラッシュメモリー用の本人認証ソフトを開発した。
SKRテクノロジーのリリース(注:かなり重い)によれば、ソフト名は「クリプトニーモ」。
視覚長期記憶型認証ソフトとデータ暗号技術とを統合したもので、すでに本ソフトを添付したUSBメモリを自社販売している。
個人認証装置のキーは「本人固有の何か」だが、今まで身体的特徴を利用するのが常識だった。そこに「思い出の画像」というソフト的要素を利用したところが面白い。
とかくカタいイメージのあるセキュリティ業界では、珍しくユーモアのある製品の登場だ。
764221
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mirz 曰く、
MSN毎日インタラクティブの記事によると、長崎県は大型電算機など大規模なコンピューターシステムで実施している事務処理を小型サーバーなどのシステムに全面移行させ、12年度末には大型電算機を廃止する方針を明らかにしたそうだ。年間約4億円の経費削減を見込まれている。
記事上では「2005年度から8年かけて特定メーカーに依存したシステムから決別し、インターネットで公開され自由に使えるソフトを活用する」となっているが、長崎県の県政ニュース記事「『「大型電算機の戦略的見直し方針』の策定について」では「オープンソースソフトウェアの積極的な活用」との記述があった。
具体的なソフト名までは挙がっていなかったが、ミュンヘン市の事例の日本版が、ついに登場するということだろうか。
764917
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mirz 曰く、
MSN毎日インタラクティブの記事によると、
富士通研究所と富士通フロンテックが、オフィスやスーパー、空港などの商業施設で、利用客の案内や荷物の搬送などの作業支援を行うサービスロボットを共同開発した、と発表した。2005年6月から販売する予定との事(富士通研のプレスリリース)。
社会で働くのに必要と思われる一通りの機能・能力を備え、掃除や道案内、荷物の運搬等を可能とするこのロボットは、先行する各社のロボット達に対し実用的で、非常に身近に感じる。今までSFとして描かれてきた「街で働くロボット」そのものと言えるのかも知れない。
近所のスーパーへ買い物に行くと、この子が缶ビールの箱詰めをとろとろ運んでいるのとすれ違う…という日が来るのだろうか。非常に待ち遠しい。
765309
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mirz 曰く、
日経プレスリリースの記事によると、ソースネクストは、ブログを簡単に作成できるソフト「いきなりブログ」を9月3日(金)に発売するらしい。お値段は例によって1,980円也(ソースネクストのリリース)。
@niftyのブログサービス「ココログ」に自動でアクセスし、簡単にブログを作成することのできるソフトで、通常なら3,000円かかるココログ使用料は無料、オリジナルテンプレートも50種類付けます、との事。
しかし「話題のブログっての、お金出してでもやりた〜い!」という方、どのくらいいるのだろう。
ブログの知名度には不安が残るのだが…
765383
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mirz 曰く、
MSN-Mainichi INTERACTIVEの記事によると、
理化学研究所は教材制作ソフト「ReKOS(リコス)Ver.1.2」
の無料配布を始めたそうだ。
これは教員が必要な画像や文章を組み合わせて自分で教材を編集できるソフトで、IT機器の操作が苦手な教員も使えるよう、シンプルなインターフェースを備えている。
サンプルコンテンツは宇宙、生物、環境、化学、地球科学等から豊富に用意されていて、会員登録する事で利用可能となる。さらに、自分で用意した写真や画像を利用する事で、自作コンテンツによる授業も可能。
これで「面白さを伝えたいのに、思うように使えるツールがない」と嘆く教員さんが救われるかも知れない(その生徒たちも)。
少しだけ使ってみた。
ReKOSのダウンロードは、「教育・研究機関等における非営利の教育・研究目的での利用」や、
家庭での教育目的に限り無償との事。タレコミ人は「家庭での教育(自分用)」という事にさせてもらった。:-)
OSはWindowsの2000Pro か XP、ブラウザとしてIE 5.5 SP2以上が必要らしく、意外と実行環境を選ぶ。
始めはAppleWorksを教材用に特化したみたいな感じ? と思っていたが、
素材の加工はできず、あくまでプレゼンテーション用。しかし、素材をExplorer + IE4.0風の無骨なGUIで自在に動かし、
コンテンツとして編集していくのは、割といい感じ。
ユーザー間でコンテンツを共有できるサーバーも準備中だそうで、ブレイクすると面白い事になりそうだ。
…というわけで、知の表現に悩む教員さん、一つ試してみてはいかが?
765392
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mirz 曰く、
サポート終了問題で話題になったWindows NT 4.0だが、WindowsUpdateで7月14日に公開されたセキュリティアップデートには、NT4.0用のパッチも含まれていた。
ところが、このパッチをNT4.0環境で全て適用すると、ショートカットリンクが無効になるという不具合が発生することがITmediaの記事で報道されている。この不具合が起こると、システムドライブ以外に張られたショートカットのリンクが切れ、無効になってしまう。また、この状況で新たにショートカットを作成したり再設定しても、やはり無効になる。
但し@ITの記事によれば、アクティブ・デスクトップを有効化した環境では問題が起こらない模様。
未だにNT環境を持っているタレコミ人はうっかり適用してしまったのだが、問題となるパッチを削除することで、正常に戻った。
すでに問題が表面化してから2週間が過ぎているのだが、MSからの発表は何もない。
ショートカットの不具合よりも、セキュリティホールを優先する方針は理解できるし、差し換えに時間がかかる場合があるのも分かる。
もはやマイナーで、あまり相手にしたくないOSであるのも、まぁ分からなくはない。
が、せめて現状と今後の対応を公表していただきたい。:-(
765454
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mirz 曰く、
日経の医療系情報サイトMedWaveの記事によると、
「効き目も強いが副作用も強い薬剤を少量投与して磁力で患部に誘導する」といった薬の実現に道を開くナノテク新技術の開発に、富士通研究所と東北大学多元物質科学研究所の研究グループが初めて成功したそうだ。開発したのは、均一な長さの短繊維カーボンナノチューブの製造法と、このチューブに磁性金属を充填する技術の二つ。
富士通研のリリースによるとこれらの技術は、「長さの揃った50nmまでの短いカーボンナノチューブを実現し、しかも磁性も持たせることにより、特定のDNAやタンパク質の磁気分離やドラッグデリバリなどのナノバイオ応用、あるいは高密度磁気記録媒体への応用を目指すもの」。
病原体や腫瘍を超高精度で検出して患部を特定したり、薬剤を特定臓器に精密誘導できたりする可能性があるとされている。
…タレコミ人の会社では先日に健康診断があったが、毎年話題に上るのが「胃腸の検査は大事だが、バリウム飲むのは勘弁」という話だ。
例えば、こういった身近な所でその恩恵に与れるようになる事を期待したい。