SoftEther VPN 2.0 Beta 1 公開
タレコミ by n225
n225 曰く、
ソフトイーサ株式会社は、SoftEther 1.0 Beta 1公開から、ちょうど1年となる本日、SoftEther VPN 2.0 Beta 1を一般ユーザー向けに公開しました。
SoftEther VPN 2.0 プロトコルにおける強化点SoftEther VPN Server 2.0 ソフトウェアにおける強化点
- ユーザー認証の強化
- Radius サーバーまたは NT ドメイン / Active Directory サーバーによるユーザー認証
- 複数 TCP/IP コネクションによる VPN 通信速度の高速化
- 動作速度の向上
SoftEther VPN Client 2.0 ソフトウェアにおける強化点
- GUI による管理ツール "SoftEther VPN Server Manager 2.0" の搭載
- 大幅な安定性とパフォーマンス向上
- 動的な TCP リスナー ポートの変更
- 複数の仮想 HUB のサポート
- 1 VPN サーバーあたり 最大 4,096 同時接続ユーザーのサポート
- 仮想 HUB ごとに最大 10,000 ユーザーのサポート
- 高度なセキュリティ ポリシー機能の搭載
- プライバシー フィルタ モードのサポート
- IDS ソフトウェア等のためのモニタ ポート モードのサポート
- 仮想 HUB 間のカスケード接続のサポート
- サーバー ファーム機能 (ロード バランシング) による大規模環境への対応
- サービスモードおよびユーザーモードのサポート
- 仮想 HUB ごとに分離されたパケット ログのサポート
- VPN セッション、コネクション、MAC テーブル、TCP テーブルの管理機能強化
ユーザ認証部分が1.0のころよりもかなり強化されているほか、複数のTCPセッションを論理的な一本のVPNセッションとする事で高速化を図っている点、VPNサーバ側のロードバランシング機能など、語れば語り尽くせないほどの機能強化がなされています。 1.0のころは、ネットワークをすり抜けるためのソフトウェアという印象が大きく、企業導入は難しかったSoftEtherですが、本バージョンからは企業導入をメインとして考えて作られたという印象を受けます。
- 複数仮想 LAN カードのサポート
- 使いやすく分かりやすくなった接続マネージャ
- ルート証明書の管理
- SSL サーバー証明書の検証
- SoftEther VPN Client 2.0 のリモート管理
- 再起動の必要が無いインストールと仮想 LAN カードの作成・削除
- 接続状況とエラー メッセージの表示
でも、個人的にはLinux版については言及されてないのが残念なところです。