サッカーコロンビア代表のミッドフィールダー(MF)、カルロス・サンチェス・モレノのこと。
概要
2018年にロシア連邦で開催されたFIFAワールドカップ。日本代表は開幕戦となるグループリーグ初戦で南米の強豪国・コロンビアと対戦することになった。
コロンビアは2014年ブラジルW杯で日本代表がグループリーグ最終戦で当たりボロ負けを喫した因縁の相手であった。この事からコロンビアが格上の相手であるにも関わらず、2014年のリベンジと言わんばかりに連日報道され、日本のW杯初戦ということもあって大きく注目される試合となった。
そして試合当日、試合開始から日本代表は速攻で前半3分に決定機を作りシュートを放つ。しかしあろうことかこのシュートをサンチェスが右腕で弾いてしまいレッドカード*1を提示され、W杯史上2番目の速さで退場処分となった。
このファウルによって得たPKのチャンスをものにして日本が先制。しかしコロンビアも負けじと同点に追いつくものの、数的不利を覆すことはできずその後日本に勝ち越し点を許して日本が勝利*2。試合開始後即退場処分となったサンチェスが戦犯として取り上げられることとなった。
この試合後になんJに投下されたサンチェスの画像がヤクルトの山田哲人に似ていると話題になり雑コラが量産された。そしてサンチェスは「コロンビア哲人」などと呼ばれるようになり、山田には「サン田チェス人」という新たな別称が付いた。
この話題はネットニュースにも載るほどとなり、瞬く間にサンチェス=山田という認識が定着した。
その一方で、コロンビアは過去のW杯で戦犯をやらかした代表選手が巨漢に殺害された事件があり、仮にコロンビアがグループリーグ敗退に終わった場合サンチェスにも同様の事態が起こるのではないかと心配された。しかしコロンビアはグループリーグ残り2戦を勝利*3、日本もコロンビア戦勝利が効いて2国でグループリーグを突破。最悪の事態はなんとか避けられた結果となった。