革新的衛星技術実証4号機の8つの実証テーマを搭載した小型実証衛星4号機(RAISE-4)及び8機のキューブサットは、Rocket Lab社のElectronにより、以下のとおり打ち上げられる予定です。打上げ日、時間帯等は確定次第お知らせいたします。
※写真提供:RocketLab社 / QPS-SAR10号機打上げ時 QPS研究所は、今年2月に発表した契約に続き、米国Rocket Lab社(以下ロケット・ラボ社)と、さらに小型SAR衛星「QPS-SAR」3機分の打上げに関して新たに契約を締結したことをお知らせいたします。今回新たに契約した3機の打上げはいずれも2026年以降の打上げを予定しており、既存の契約と合わせて、今後、合計7機のQPS-SARをロケット・ラボ社のロケット、エレクトロンで打ち上げることになります。各1機ずつ搭載され、次の打上げは11月以降を予定しています。なお、他社ロケットとも調整しながら打上げを決めていくため、個別の打上げスケジュールについては、それぞれのロケットに対して打ち上げる衛星が決まりましたら、都度改めてお知らせいたします。 <ロケット・ラボ CEO Peter Beck氏コメント> 「QPS研究所とのパ
東京のニュージーランド大使館で最近開催されたレセプションで、宇宙産業の関係者からひときわ注目を集めた人物がいた。独学でロケットエンジニアになったピーター・ベック氏だ。ロケット打ち上げ産業の競争が激化するなか、集まった関係者はニュージーランド発の米スタートアップ「ロケットラボ」創業者であるベック氏が産業の行方をどう見ているのかについて、話を聞くことを期待していた。「エレクトロン」と呼ばれる同社
#Blue Origin#火星#Rocket Lab#New Glenn#ESCAPADE#VADR Rocket Labが製造した2機の小型衛星「ESCAPADE」が火星への打ち上げに向けフロリダに到着した。 ESCAPADE(ESCape and Plasma Acceleration and Dynamics Explorers)は米航空宇宙局(NASA)の火星探査ミッションとして、火星を周回する軌道に2機の探査機を投入し、火星の磁気圏などを観測することで火星の磁気圏と太陽風の相互作用を調査する。米Blue Originの大型ロケット「New Glenn」の初ミッションとして、今秋に打ち上げられる予定だ。 2機の探査機、BlueとGoldの重さはそれぞれ524kg。搭載される観測機器の重さは約8kg。推進剤が質量の70%を占めるという。 New GlennはESCAPADEを火星に直
ロケットラボは日本時間2024年4月24日に「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた人工衛星は予定通りの軌道へ投入されたことが、同社のSNSアカウントにて報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:エレクトロン(Beginning Of The Swarm) ロケット:エレクトロン 打ち上げ日時:日本時間2024年4月24日7時32分【成功】 発射場:ロケットラボ Launch Complex 1B、オネヌイ射場(ニュージーランド) ペイロード:NEONSAT-1、ACS3 NEONSAT-1は、高解像度の光学センサーを搭載した韓国科学技術院(KAIST)の地球観測衛星です。取得したデータはAIと組み合わせて朝鮮半島の自然災害などの監視に利用されます。KAISTは合計11機のNEONSATによる衛星コンステレーションの構築を計画してお
ロケットラボは2023年5月8日(日本時間)に、「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていたアメリカ航空宇宙局(NASA)の人工衛星は予定通りの軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:エレクトロン(Rocket Like A Hurricane) ロケット:エレクトロン 打ち上げ日時:日本時間2023年5月8日10時00分【成功】 発射場:オネヌイ射場(ニュージーランド) ペイロード:TROPICS(※1)衛星 2機 「Rocket Like A Hurricane」ミッションでは、NASAの衛星コンステレーション計画「TROPICS」の人工衛星が打ち上げられました。TROPICS衛星はハリケーンを含む熱帯低気圧の監視と暴風雨に関する迅速な情報更新を目的に、地球低軌道(高度550km
#Rocket Lab#Electron 米Rocket Labの創業者兼最高経営責任者(CEO)のPeter Beck氏は質疑応答の場で「2023年に金星に向かう民間探査ミッションの取りまとめを行っている」と明かした。 Rocket Labは小型ロケット「Electron」で小型衛星を打ち上げている企業。全長17mのElectronはバッテリー技術の進化で地球低軌道なら、これまでの225kgから、300kgのペイロードを投入することが可能になっている。 今回の金星探査ミッションの目的は、その雲の中に生命の痕跡が存在するかを調査することにある。過去、金星はより穏やかな気候で川や湖、海があったものの、温室効果による気候変動により、乾燥した高温の惑星になったと推測されている。一方で金星の50km上空は、地球の表面と同じような温度と圧力が保たれているとされている。 探査ミッションでは、小型ロケッ
【▲「エレクトロン」ロケット(Credit: ロケットラボ)】 ロケットラボは日本時間2023年1月25日、「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた人工衛星は予定通りの軌道へ投入されたことが、同社のTwitterアカウントにて報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:エレクトロン(Virginia Is For Launch Lovers) ロケット:エレクトロン 打ち上げ日時:日本時間2023年1月25日8時0分【成功】 発射場:ロケットラボ Launch Complex 2、ワロップス島(アメリカ) ペイロード:HawkEye 360 Cluster 6 「Virginia Is For Launch Lovers」ミッションでは、アメリカのバージニア州を拠点とする地理空間分析会社「HawkEye 360」の電波監視衛星(※)3
【▲ スウェーデンの科学衛星「MATS」を搭載したエレクトロンロケットの打ち上げ(Credit: Rocket Lab)】 【▲ スウェーデンの科学衛星「MATS」を搭載したエレクトロンロケットの打ち上げ(Credit: Rocket Lab)】 ロケットラボは日本時間2022年11月5日、同社の「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた科学衛星「MATS」は予定通りの軌道へ投入されたことが、同社のTwitterアカウントにて報告されています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:エレクトロン(Catch Me If You Can) ロケット:エレクトロン 打ち上げ日時:日本時間2022年11月5日2時27分【成功】 発射場:オネヌイ射場(ニュージーランド) ペイロード:MATS (Mesospheric Airglow/Aerosol Tomo
ニュージーランド・マヒア半島にある発射台から打ち上げられた「エレクトロン」ロケット(Credit: Rocket Lab Broadcast) 民間宇宙企業ロケット・ラボは日本時間7月29日15:00頃、アメリカ宇宙軍の試験開発衛星を搭載した「エレクトロン」ロケットを打ち上げました。発射は、同社がニュージーランド・マヒア半島に持つ打ち上げ施設から実施されました。打ち上げから52分後に衛星を分離し、ミッションは成功しました。同社がロケットを打ち上げるのは、今年4回目となり、またエレクトロンロケットは通算21回目の発射です。 【▲ ニュージーランド・マヒア半島にある発射台から打ち上げられた「エレクトロン」ロケット(Credit: Rocket Lab Broadcast)】搭載されたのは「Monolith」と呼ばれている試験開発衛星です。アメリカ宇宙軍のSpace Test Programのた
ニュージーランド・マヒア半島から打ち上げられるエレクトロンロケット(Credit: RocketLab)<今回の打ち上げ3つのポイント> ・「エレクトロン」ロケットは累計100機以上の衛星を打ち上げ ・民間及び政府の人工衛星6機を軌道投入(ライドシェア) ・NASAの月ミッションで使用される機器のテストも ロケットラボは19回目の「エレクトロン」ロケットの発射を実施しました。打ち上げは現地時間3月23日に、ニュージーランド・マヒア半島にある同社の発射施設から行われました。今回のミッションは「They Go Up So Fast」と呼ばれ、民間及び政府系の小型衛星6機を軌道に投入。無事成功しました。この打ち上げにより、エレクトロンロケットは累計で104機の人工衛星を打ち上げたことになります。 今回のミッションでは、民間会社の地球観測衛星などが打ち上げられました。 一方で注目したいのは、エレク
先日発表された新型ロケット「Neutron」の全容(Credit: Rocket Lab)米国に本社を置くロケットラボは、再利用可能な新型の大型ロケット「Neutron」を発表しました。コンステレーション衛星の打ち上げや月や火星などの深宇宙ミッション、国際宇宙ステーション(ISS)への物資供給、さらには有人宇宙飛行にも使用される予定です。LEO(低軌道)に8t、月に2t、火星や金星に1.5tのペイロード能力を持ちます。これは同社が現在運用中の小型衛星用打ち上げロケット「エレクトロン」のペイロード能力である300kgを遥かに超える性能です。 Neutronは二段式ロケットで全長40m、フェアリングの直径は4.5m。燃料はLOX(液体酸素)とケロシンを使用します。そして、再利用可能なのはNeutronの一段目です。海上に設置されたプラットフォームに着陸し、回収されます。再利用により、打ち上げ頻
ニュージーランドにある射場から打ち上げられる同社のエレクトロンロケット(Credit: RocketLab Youtube) ニュージーランドにある射場から打ち上げられる同社のエレクトロンロケット(Credit: RocketLab Youtube)米ロケットラボは、2021年初の衛星打ち上げを行い、無事に成功しました。ロケットラボが開発する「エレクトロン」ロケットは、ニュージーランド・マヒア半島にある同社の打ち上げ施設から小型通信衛星1基を搭載して打ち上げられました。発射から約70分後、衛星の分離を確認したということです。今回搭載された衛星は、ヨーロッパに本社をおく「OHBグループ」の小型通信衛星ですが、衛星の詳細は分かっていません。 ロケットラボは、アメリカに本社を置き、ニュージーランドに射場を持つ民間の小型衛星打ち上げ会社です。今回のミッションは、18回目のエレクトロンロケットの打ち
エレクトロンロケット(Credit: Rocket Lab) 米ロケットラボは、ニュージーランド現地時間11月20日午後3時20分、マヒア半島に位置する専用の発射場からエレクトロンロケットを打ち上げました。ロケットには約30基の小型衛星が搭載され、無事に軌道投入。また、同社として初めて打ち上げ後の第一段ロケットを地球へ帰還させ、回収することに成功しています。 ロケットラボによると、発射から2分30秒後、ロケットの第一段と第二段を分離し、第一段のエンジンを停止して機体の向きを変更。その後、主パラシュートを開くための小パラシュートを開き、第一段を安定させたのち主パラシュートを開いて洋上に着水。着水後、同社の専用の船が第一段ロケットを整備場へ戻し、検査を行うということです。 なお、ロケットラボは、打ち上げ後の機体を地球へ帰還させ回収した、世界で2番目の民間会社となりました。 Credit: Pe
(Credit: ロケットラボTwitter)米民間ロケット会社「ロケットラボ」は、日本時間10月29日早朝、同社の「エレクトロン」ロケットを打ち上げました。打ち上げは同社が所有するニュージーランド・マヒア半島にある打ち上げ基地で行われ、ロケットには日本のキヤノン電子が開発した超小型人工衛星1基、米衛星ビジネスデータ会社プラネット・ラボ社の超小型地球観測衛星9基が搭載されました。 搭載されたキヤノン電子の人工衛星「CE-SAT-ⅡB」は重さ35kg、サイズも292mm×392mm×673mmとかなり小型です。高度500kmの太陽同期軌道に投入されます。人工衛星には望遠2つと広角のカメラが搭載されており、新開発の超高感度カメラにより、深夜の地上観測も可能になるとのことです。2年間の実証実験を行う予定となっています。 一方、プラネットラボ社の衛星「SuperDoves」は9基搭載され、無事に軌
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