【読売新聞】 厚生労働省は10月から、感染症や自然災害への不安から生じる心の不調について、地域住民の相談に乗る「心のケア」人材の養成に乗り出す。新型コロナウイルスの感染拡大などで心のケアの重要性が高まっていることに加え、相次ぐ自然災
【読売新聞】 厚生労働省は10月から、感染症や自然災害への不安から生じる心の不調について、地域住民の相談に乗る「心のケア」人材の養成に乗り出す。新型コロナウイルスの感染拡大などで心のケアの重要性が高まっていることに加え、相次ぐ自然災
日本精神保健福祉士協会(田村綾子会長)は9月10日、高齢化のピークを迎える2040年ごろを目安とした、精神保健医療福祉の将来ビジョン「すべての人に、『コノ邦(くに)ニ生キル幸セ』を」を発表した。その実現に向けた精神保健福祉士(PSW)の実践を九つ掲げた。協会としての中長期計画も今年度中に作る。 同日、札幌市内で開いた全国大会(オンライン配信)で公表した。 スローガンは、国内の精神医療保健福祉の現状を調査した精神科医の呉秀三が1918年に残した言葉「此病ヲ受ケタルノ不幸ノ外ニ、此邦ニ生レタルノ不幸ヲ重ヌルモノ」になぞらえた。 「精神医療」の提供だけで解決できない「メンタルヘルス」の課題が増大する情勢を踏まえ、誰もが精神疾患に対する誤解や偏見にさらされずに済む社会を目標に掲げた。 その実現に向けた精神保健福祉士の実践は、精神障害者やその家族を対象とする「ミクロ」、組織や地域を対象とした「メゾ」
「『生きるとはなんぞや』と問い続けたい」と語る高部知子さん=東京都港区で2021年6月17日、内藤絵美撮影 看護師から「抱っこしてもいいですよ」と促されて両腕で長女を抱きしめると、とても温かかった。生後わずか2カ月の長女の心臓には重い疾患があった。出産の翌日から面会はできず、小さな体に負担をかけてはいけないと、抱っこさえ医師から止められていた。 1991年8月、東京都内の病院。元俳優の高部知子さんは手術室前にいた。23歳の母は、我が子の重さを感じ喜びをかみしめた。 そう思えたのも一瞬だった。とてつもない恐怖感に襲われた。「手術が終わった後にこの手に抱くのは娘の遺体かもしれない。ぬくもりのある体を抱いているのはこれが最後なのかもしれない」。医師からは難しい手術だと聞かされており、娘はまさに生きるか死ぬかという境界に立たされていた。 病院では長女の前で一回も泣かなかった。いや、泣くまいと誓った
厚生労働省は27日、精神保健福祉士養成課程の教育内容見直しに関するスケジュール案などを明らかにした。3科目のうち1科目を履修することになっている「人体の構造と機能及び疾病」「心理学理論と心理的支援」「社会理論と社会シス...
政府は8月29日、ギャンブル等依存症対策の関係閣僚会議(菅義偉・内閣官房長官主宰)を開き、具体策をまとめた。厚生労働省関係では社会福祉士や精神保健福祉士のSW(ソーシャルワーカー)養成カリキュラムを2021年度までに見直し、関連知識を修得できるようにする。 社会福祉士、精神保健福祉士のカリキュラム見直しは、もともと依存症対策とは関係なく予定されていたが、見直しの期限はこれまで明確でなかった。 ギャンブル等依存症について相談できる窓口は、67の都道府県・政令指定都市のうち50自治体が今年度中に設置する予定だ。同様に、専門の治療機関は44自治体が今年度中に選定する予定だとしている。 厚労省関係ではこのほか児童虐待防止対策、婦人保護対策、ひとり親家庭支援、生活保護受給者支援に従事する行政職員の業務指針や手引きにギャンブル等依存症者への対応策を盛り込む。障害福祉サービス従事者の知識や支援技術の向上
日本精神保健福祉士協会は、長期入院精神障害者の地域移行に関するガイドラインを作成した。医療、福祉、行政関係者を対象にしたもので、「退院はゴールではありません」とし、退院後に落ち着いた地域生活を支援していく必要性を挙げ、地域移行に向けた病院内のプログラムや病院外での体験などを解説。患者ごとに立案する地域移行支援計画については、協力の目安やサービス利用計画の目標などの記載方法を例示している。【新井哉】 精神病床の入院患者については、厚生労働省が、地域の医療や保健、福祉の連携支援体制を強化することで「早期退院が可能になる」とし、1年後の退院率の目標値を91%以上(2017年度)としている。しかし、退院後の受け皿がほとんど...
健全な投資形成に 健全な知識と環境を 一般社団法人日本ファイナンス精神協会は 投資活動における心理的安全性の重要性を発信しています Vision 一般社団法人日本ファイナンス精神協会では、ただ情報を提供するだけでなく、「投資者の精神的健康を守り、賢明な判断の基を築く」をミッションに、金融教育から心理的サポートまで、包括的なサービスをフルオーダーメイドで提供しています。 投資の世界で正しい意思決定を支援し、心理的な安全性を優先することによって、迅速かつ効果的に目標達成をサポートします。ワンストップサービスを通じて、貴社の内部にも貴重な知識と心の健康を重視する文化を植え付けます。 投資情報の発信 お客様の投資スタイルと精神的な状態に合わせた情報を配信します。「資産成長・リスク管理・精神的安定」の目標を達成するため、検索されている方の状況を読み解き、理解しやすい形でお届けします。 「金融知識・心
検討会の様子 厚生労働省は13日、職業能力開発校で、精神障害者や発達障害者を対象とした訓練科目を拡充する方針を固めた。精神保健福祉士(PSW)など専門家の配置も進める。政府が6月に閣議決定した「ニッポン1億総活躍プラン」に基づき、障害者の就労を促す。 同日の「障害者職業能力開発校の在り方に関する検討会(座長=松為信雄・文京学院大客員教授)に報告書案を示し、大筋で了承された。7月中にまとめ2017年度予算に関連経費を要求する。 開発校は一般校(都道府県立、全国で152校)、一般校に通うのが難しい重度障害者の障害校(国立、県立の計19校)がある。いずれも精神障害者や発達障害者がビジネスマナー、対話力を身に付ける科目は少ない。 一般校のうち障害者向け科目を設けているのは22都道府県・30校にとどまる。同検討会は障害受容に至らない人、自分が障害者だと明かすのをためらう人もいることから、障害校より一
登壇した藤田氏 日本社会福祉教育学校連盟(会長=二木立・日本福祉大学長)は10月30日、創設60周年を記念し、同志社大(京都市)で歴代会長による対談を行った。同日夜、同大で開かれた祝賀会には日本社会福祉士会、日本精神保健福祉士会など職能団体の幹部も駆け付け、学校連盟を含むソーシャルワーカー養成3団体の統合にエールを送った。 大学の教員ら約40人が参加した会長対談で、大橋謙策・東北福祉大大学院教授(2007~09年の会長)は「社会福祉士ができてから、(大学での教育は)福祉制度の解説にとどまっている。社会福祉士を作ったことが間違いだったかとすら思う」と話した。 そのうえで「我々教員は抽象的な話ではなく、ソーシャルワークの楽しさ、怖さ、醍醐味を学生に伝えていかなくてはならない」と呼び掛けた。 黒木保博・同志社大教授(05~07年の会長)は自身が事務局長に就いた08年以降、学校連盟が厚生省と文部省
総会であいさつする大嶋会長(右から2番目) ソーシャルワーカーを養成する大学などで構成する3団体が組織統合を進めている。日本社会福祉士養成校協会(社養協)と日本社会福祉教育学校連盟(学校連盟)が5月30日に都内で総会を開き、社養協を存続法人とし、学校連盟と日本精神保健福祉士養成校協会(精養協)は解散して存続法人に合併することを決めた。 2017年4月に統合法人が発足する見込み。名称は「日本ソーシャルワーク教育学校連盟」を第1候補としつつ、15年度末にも3団体が決めることとした。精養協は6月20日の総会で同様の議案を審議する。今年で創立60周年の学校連盟が解散することで、養成団体による活動は新しいステージに移る。 統合の狙いは、3団体の力を結集して発信力を強化することだ。現在のままでは、養成団体としての活動に充てる教員のエネルギーが分散してしまうとの懸念が背景にある。 統合の議論は10年ほど
以前から興味を持っているスクールソーシャルワーカーについて、その動きについて報告が上がってきているということが、こちらのblog(A Forward-looking Child Psychiatrist スクールソーシャルワーカー事業の展開)でまとめられています。個人的には精神保健福祉士がその役割を担うことのメリットは大きいように思うんですが(しっかりした根拠はないけど)、精神保健福祉士サイドとしてはあまり積極的な論議が無いように思いますが、どうなんでしょうか。もうちょっと詳しく調べてみることにします。 スクールソーシャルワークも精神科ソーシャルワークもいわゆるスペシフィックソーシャルワークになるのだろうと思いますが、そうするとスペシフィックである前提としてジェネラルソーシャルワークという基盤が必然的に求められるのでしょうね。nateのような「社会福祉系以外の四年制大学→精神保健福祉士一般
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く