現在、菊池氏の会社では、雑誌、ムック、書籍、カタログ等年間合計約16,000ページのデザインをほとんどInDesignで行っていると説明した。 8年前の1999年当時に受注していた雑誌、ムック、書籍、カタログのエディトリアルデザインはQuarkXPressによる制作がほとんどであった。それがInDesignに取って代わられた経緯を、同社の歴史を振り返る形で紹介した。 2001年 InDesign 草創期:まだ試験的導入の時代で、入稿実績はわずか1%以下だった。InDesignの理想に環境がついていけない時代と呼べ、マシンスペック、編集、デザイン、オペレーション、出力のリソースすべてが不足していた。 2002年 InDesign 揺藍期:InDesign1.0から2.0へ、導入実績が少しづつ増え、出力環境が整い始めた。InDesignの入稿実績は10%以下だった。InDesign2.0の時代