『動物園』(どうぶつえん)は落語の演目の一つ。『動物園の虎』『虎の見世物』『ライオン』[1]『ライオンの見世物』[2]とも。 原話は外国に広まるジョークで[3][4]、上方の2代目桂文之助が落語に仕立てた[1][3]。近年[いつ?]の上方では桂雀々や2代目桂南天等が演じている。東京でも演じられる。 日本人でなくとも理解しやすい題材のため、2代目桂枝雀によって英語に、笑福亭銀瓶によって韓国語に、3代目桂歌之助によってイタリア語にそれぞれ訳されて口演されている。 朝が弱く、力仕事が苦手で、口下手なため、仕事勤めが続かない男。ある日、ぴったりの仕事を世話してもらうことになった。午前10時出勤でよく、何も持たないでよく、しゃべる必要もなく、昼食・昼寝付き1日1万円だという。好条件に飛びついて紹介状を受け取った男が着いた現場は、なんと移動動物園。 移動動物園の園長は男に、虎の皮を渡した。目玉展示の動