[ニューヨーク 29日 ロイター] 週明け29日の米株式市場・オプション市場は、ハリケーン「サンディ」の接近を受け休場となる。米主要証券取引所が28日遅く発表した。市場関係者の安全確保を優先するため。 予定していた電子取引の中止も決定した。 悪天候を受けて市場が閉まるのは1985年9月27日のハリケーン「グロリア」以来27年ぶり。 30日の取引も中止となる可能性がある。ニューヨーク証券取引所を運営するNYSEユーロネクストNYX.Nとナスダックを運営するナスダックOMXグループNDAQ.Oは、30日の取引の有無について追って発表とするとしている。 関係筋によると、規制当局、取引所、ディーラーなどが取引を行った場合に起こり得る不測の事態について協議し、取引の中止を決めた。 証券業金融市場協会(SIFMA)によると、29日の債券市場の取引は行われるが、正午(1600GMT、日本時間30日午前1