自身の体験から、27歳の女性県議はX(ツイッター)にこう投稿した。 <トイレットペーパーみたいに、生理用ナプキンをどこでも置いてほしい> すると、一斉攻撃が始まった。批判のみならず、殺害予告まで2万8000通のメールが送られてきた。 なぜ、ここまで過剰な反応が起こるのか。【渋谷雅也】 <主な内容> ・論評を超える反応 ・攻撃の標的になった理由 ・カンパの呼び掛けは「犬笛」 「税金の無駄遣い」の批判 3月25日、三重県の共産党県議、吉田紋華さんは「いきなり」生理になった。その時、用事で訪れていた津市役所のトイレには、生理用ナプキンは置かれていなかった。 <家に帰るまで、ちゃんと対処できなかった。27歳でもこんなこと起きます> こうも投稿した吉田さん。実体験を通じて市民生活を可視化し、ナプキンの配備は公衆衛生の問題だと提起する意図があったという。 賛同を示す声は少なくなく、1880万件以上が閲