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  • 素人質問ですが 【京都新聞コラム「現代のことば」 #7】|西江 仁德

    初出:京都新聞夕刊1面、京都ピックアップコラム「現代のことば」、2025年10月7日 「お父さんはチンパンジーの研究で何かわかったことあるの?」 小学1年生の息子が無邪気に聞いてくる。素朴な問いが、思いのほかズシリと重く響く。私はチンパンジーについて何かわかったことなどあっただろうか? 自分の研究成果を噛み砕いて教えることはできる。チンパンジーを観察している現場で経験的にわかるようになったこともたくさんある。チンパンジーはこういう果実をよくべるとか、離合集散する父系の集団で暮らしているとか、図鑑に書かれているような知識を答えることで満足してもらえるかもしれない。でも息子が知りたいのは「そういうことではない」のかもしれない。「チンパンジーってどういう生き物なの?」という素朴かつ深遠な問いに正確にわかりやすく答えることは、専門家にとっても思いのほか難しい。 研究者にとって、学会などで研究内容

    素人質問ですが 【京都新聞コラム「現代のことば」 #7】|西江 仁德
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    obsv 2025/10/23
    id:sutego386 京都の交差点は交わる通りの名前を組み合わせる(例:四条通×河原町通→四条河原町)。でも今出川通×東大路通(東山通)は近くの寺の名前が由来の百万遍。なお、南北と東西どちらが先に来るかは決まりは無い。
  • ジョセフ・ヒース「病気は社会的構築物である」(2025年7月26日)

    社会構築主義は近年、評判が良くない。その大きな理由は、セックスとジェンダー・アイデンティティを巡る議論で社会構築主義が利用(そして誤用)されてきたためだろう。これは残念なことだと私は思っている。なぜなら、構築主義的な分析は、適切になされるならば、世界に関する重要な洞察を与えてくれるものだからだ。どんな人間も、社会環境の「自然らしさ(naturalness)」をひどく高く見積もり、実際には社会的な取り決めでしかないものを実体化(reify)して、客観的に存在するもののように扱ってしまう傾向を基的に持っている。構築主義の古典的な仕事の多くは、私たちが自然なものとナイーブに受け止めがちな社会的世界のある側面を取り上げて、それがいかに、特定の時期の特定の文化的文脈において形成されたものであるかを示すものだ。思想史や他文化の研究に真剣に関心を持っている人なら誰でも、学びを深めるほどに社会構築主義者

    ジョセフ・ヒース「病気は社会的構築物である」(2025年7月26日)
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    obsv 2025/09/14
    セックス・ジェンダーアイデンティティで近年評判の悪い社会構築主義の有用性と限界は、病気のアナロジーを用いれば分かりやすくなると言う話。
  • ノア・スミス「なぜ経済マスコミは『輸入はGDPから差し引かれる』の間違いを犯し続けるのか?:輸入はGDPから差し引かれない! もういい加減にしてくれ」(2025年5月3日)|経済学101

    ノア・スミス「なぜ経済マスコミは『輸入はGDPから差し引かれる』の間違いを犯し続けるのか?:輸入はGDPから差し引かれない! もういい加減にしてくれ」(2025年5月3日) 経済記者も、他のどんな書き手と同じように、完璧な存在じゃない。昔の人は、報道記事は全て完全に真実だと思っていたかもしれないし、今もそう思ってる人がいるかもいれない。でも、報道というのは人の営みで、人は間違いを犯す。真実を知りたいなら、複数の情報源を読んで、自分の読んだものに懐疑的になる必要がある。それでも、間違いは紛れ込んでしまう。 なので、この記事の目的は、僕が衒学的で知ったかぶりをすることでも、経済マスコミの書き手を十把一絡げにして侮辱することでも、特定のライターを非難するわけでもない。でも、ほとんどの経済記者があまりに一貫して繰り返してる単純で初歩的な間違いがある。そして、他のほとんどの間違いと違って、多分だけど

    ノア・スミス「なぜ経済マスコミは『輸入はGDPから差し引かれる』の間違いを犯し続けるのか?:輸入はGDPから差し引かれない! もういい加減にしてくれ」(2025年5月3日)|経済学101
    obsv
    obsv 2025/05/04
    “何十年間も「輸入はGDPから差し引かれる」と連呼してなかったら、この誤謬はMAGAの頭にここまで根付いていなかったかもしれない。トランプ関税は、少なくとも部分的には単なる会計上の間違いに基づいている。”
  • この京大の動画が集められてるサイト、あまりにもタグ検索が便利で最高すぎる「うわあまた時間が足りなくなるよぅ」「これ、凄く良いです」

    みえっぱりな京都人bot @kyoutojin_bot この京大の動画が集められてるサイト、あまりにもタグ検索が便利で最高すぎる サクッと見たいときは「3分未満」、専門外の人が学ぶなら「中高生向け」「まなびなおし」などめっちゃ充実 もちろん専門家が気で解説してる動画ばったりで、特集組まれたりもするのでスゴく有意義な暇潰しになる pic.x.com/oJBTasooyO 2025-01-20 21:16:13

    この京大の動画が集められてるサイト、あまりにもタグ検索が便利で最高すぎる「うわあまた時間が足りなくなるよぅ」「これ、凄く良いです」
  • 「法の人類史」書評 社会のビジョンを提示する役割|好書好日

    「法の人類史」 [著]フェルナンダ・ピリー 法は、社会秩序を守る上で欠かせないとされている。では、それはどこから生まれたのか。古代ローマから近代ヨーロッパに至る法の支配の歴史は有名だが、西洋以外でも様々な社会が法を作ってきた。書は、従来の西洋中心的な見方を改め、法の世界史を展望する。 書によれば、今日の法にはメソポタミア、インド、中国という3つの源流があった。何かと特別視されがちなローマ法は、実はメソポタミアの伝統に属する多様な法の1つであり、ユダヤやイスラムの法と同系統に属する。また、法が支配者を縛るのもローマ法の専売特許ではない。インドではヒンドゥーの法を司(つかさど)るバラモンが王の権力に制限を加えた。中国のように、皇帝は法に縛られないとするモデルは、むしろ例外なのだ。 さらに書は、法には実用的な目的だけでなく、社会のビジョンを提示する役割もあると指摘する。例えば、ハンムラピ法

    「法の人類史」書評 社会のビジョンを提示する役割|好書好日
  • 高野秀行の最新作は酒でほぼすべての栄養をまかなう民族に迫る!──『酒を主食とする人々: エチオピアの科学的秘境を旅する』 - 基本読書

    酒を主とする人々 作者:高野秀行の雑誌社Amazonこの『酒を主とする人々』は、数々の冒険・探検ノンフィクション(だけじゃないが)を世に送り出してきた高野秀行の最新刊だ。今回のテーマは、エチオピア南部に存在す、朝・昼・晩酒を飲んで──というか「べて」暮らし、それ以外のものはほとんどべないし飲まないという、酒を主とする人々についての調査・探検である。 この酒を主とする人々については、砂野唯による『酒をべる』という先行書がある。砂野氏は10年以上この土地に通って調査を行っており、京都大学大学院で学び、博士号を取得した職の生態人類学者である。そのによれば、エチオピア南部のデラシャという民族は栄養の大部分をパルショータと呼ばれる酒から得ていて、アルコール度数にして3〜4%くらいのこの酒を一日5リットルも飲むのだという。 それを読んだ高野さんは、実際に自分もデラシャの酒飲み生活を

    高野秀行の最新作は酒でほぼすべての栄養をまかなう民族に迫る!──『酒を主食とする人々: エチオピアの科学的秘境を旅する』 - 基本読書
  • ノア・スミス「経済学者はマルクスを読むべきか?」(2025年1月13日)

    経済学者はマルクスを読むべきである。それも、こうした歴史を全て頭に入れて読むべきだ。それは、社会科学のアイデアが現実の政治や制度に対して、最大限の思い上がりをもって徹底的に適用されたとき、いかにして未曽有の危害を生み出し得るのか、を思い出させてくれる分かりやすい事例である。 先日、ノースウェスタン大の経済学者、ベン・ゴラブ(Ben Golub)がこんなツイートをしていた。 ベン・ゴラブ:ときどき思い出すのが、経済学を研究していると言ったら、(例えば)歴史学を専攻している学生から、スミスやマルクスをきちんと学んでいないのかと驚かれたことだ。 マウント・ホリヨーク大学の英文学者、アレックス・マスコウィッツ(Alex Moskowitz)は、ほとんどの経済学者がスミスもマルクスも読んでいないことを受けて、経済学を「フェイク」呼ばわりし、「経済学はその知識生産の手段を適切に歴史化してこなかった」と

    ノア・スミス「経済学者はマルクスを読むべきか?」(2025年1月13日)
  • 「絶滅戦争」に突き進む描写があまりにリアル…軍事分析のプロが思わず感心した「ガンダム」の名セリフ

    アニメ作品は戦争をどう描いているのか。防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄氏は「現実の国際政治学では人種差別と戦争の関係はほとんど研究されてこなかった。このテーマに正面から取り組んだ『ガンダムSEED』シリーズの先見の明は注目に値する」という――。 ※稿は、高橋杉雄『SFアニメと戦争』(辰巳出版)の一部を再編集したものです。 ■宇宙世紀シリーズとは異なる「ガンダムSEED」の戦争の構図 戦争の原因を描き出す上で、『機動戦士ガンダムSEED』に始まるガンダムSEEDシリーズは興味深い問題提起をしている。ガンダムSEEDシリーズでは、宇宙に移住した人々が住むスペース・コロニー国家のプラントと、地球上の国家群が形成した地球連合との戦争が描かれている。 ただし、宇宙世紀シリーズとは対立の構図が異なる。宇宙世紀シリーズでは、宇宙移民者と地球に残った人々の対立・抗争が描かれているのに対し、ガンダムS

    「絶滅戦争」に突き進む描写があまりにリアル…軍事分析のプロが思わず感心した「ガンダム」の名セリフ
  • ジョセフ・ヒース「学問としてのマルクス主義はなぜ凋落したのか」(2024年9月15日)

    未だにレトリックとして効果を持ち続けていることを別にすれば、マルクス主義は役立たずになってしまったのだ。 先日投稿した「ジョン・ロールズと西洋マルクス主義の死」(原文はここ、邦訳はここで読める)という記事が、このブログ(In Due Course – substak)に投稿してきたこれまでのどのエントリより数倍も多くの読者に読まれた。私はこの事実を突き付けられ、最近の人が何を読みたがっているのかについて、自分が根的に何も分かっていないことを認めざるを得なくなった。これほどたくさん読まれると分かっていたら、このエントリはもうちょっと違った形で、カジュアルさを落として書いていただろう。 具体的に言うと、先のエントリは、私の人生の一時期に政治哲学の分野で起こった1つの論争を説明しようとしただけだった。西洋マルクス主義の運命について全般的な説明を行おうとしていたわけではなかったのだ。そこで私が述

    ジョセフ・ヒース「学問としてのマルクス主義はなぜ凋落したのか」(2024年9月15日)
  • 「MMT」はどうして多くの経済学者に嫌われるのか

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    「MMT」はどうして多くの経済学者に嫌われるのか
    obsv
    obsv 2024/03/25
    この記事の範囲内の知識でしかコメント出来ないが、商品貨幣が歴史的に存在しないのにそれに依拠して組み上げた経済理論は、エーテルの存在を前提にした物理学のように如何に精巧でも嘘になってしまうよね。
  • 哲学者の永井均さん、M・ヴェーバーを精読したこともない人が社会学を叩くのは自分が馬鹿であることを喧伝しているようなものであるとの見解を示す

    永井均『「純粋理性批判」を立て直す-カントの誤診1』絶賛発売中! @hitoshinagai1 哲学をやっています。2014年からツイッターを始めました。私が何を言っているのか理解したい方は、まずは近年の主著である『世界の独在論的存在構造-哲学探究2』(春秋社)からお読みください。これら拙著における議論を前提にしたことを呟きますので、読まずにリプライ等をしないようにお願いします。 永井均 @hitoshinagai1 何故かは知らないが、社会学を「叩く」ことが流行っていると聞いた。私は、マックス・ヴェーバーを自家薬籠中のものとしており、折に触れて(例えば日の現況を説明する際に)それを使えるというだけでも、多くの社会学者に深い敬意を感じる。そういうことは奇跡的といえるほど素晴らしいことだと思う。 2023-09-06 21:32:34 永井均 @hitoshinagai1 なぜ奇跡的といえ

    哲学者の永井均さん、M・ヴェーバーを精読したこともない人が社会学を叩くのは自分が馬鹿であることを喧伝しているようなものであるとの見解を示す
    obsv
    obsv 2023/09/09
    「権威にどれだけ近いか」でしかマウントを取れない学者が科学を理解するのは難しい。
  • 書評 「広がる! 進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    広がる! 進化心理学 朝倉書店Amazon 進化心理学は基的にヒトの行動や心理を進化的な視点から理解しようとする試みであり,極めて学際的な営みになる.書はそのような進化心理学の周辺分野の専門家たち(その多くは同時に進化心理学者でもある)による進化心理学が周辺分野に与えてきた影響,あるいはその親和性を解説する一冊になる.編者は小田亮と大坪庸介. 冒頭の「まえがき」は「なぜ書店の『心理学』の棚には『進化心理学』というコーナーがないのか」という面白い掴みから始まっている.基的に新しい分野でまだ認知度がなく,そういう書名のが少ないからだと思われるが,ここでは,進化心理学は他の○○心理学と異なり,○○にあたる内容を研究するのではなく,進化はその視座を表しているからだと説明されている.つまり進化心理学は認知科学,社会心理学,発達心理学のような内容による区分に横串を通すような分野であり,そのよう

    書評 「広がる! 進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • #オリジナル 同人誌売ってたら謎の客が来た件〜医総会マンガまとめ① - 永田礼路のマンガ #漫画 #オリジナル漫画 #コミティア - pixiv

    この作品 「同人誌売ってたら謎の客が来た件〜医総会マンガまとめ①」 は 「漫画」「オリジナル」 等のタグがつけられた「永田礼路」さんの漫画です。 「2022年12月から日医学会総会(医総会)の一般向け広報をお手伝いすることになりました。週一ぐらいでTwitter上で広報漫画を…

    #オリジナル 同人誌売ってたら謎の客が来た件〜医総会マンガまとめ① - 永田礼路のマンガ #漫画 #オリジナル漫画 #コミティア - pixiv
  • チコちゃんの「なんで?」は最悪の愚問である…「5歳児の罵倒芸」に文化人類学者が本気で怒りを抱いたワケ 「ボーっと問うてんじゃねーよ!」と言いたい

    問いかけに潜んだ問題点 「チコちゃんに叱られる!」は、2018年4月に放送が開始された、NHK総合テレビのクイズ形式の教養バラエティ番組である。5歳の少女チコちゃんが、日常のありふれた事象を取り上げ、大人たちに対しクイズを出題する。 当たり前すぎて改めて考えたこともない日常のことがらについて、大人たちがその背景などを理解しておらず、答えに窮したり曖昧なことを答えたりした時、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と罵倒するのが定番となっている。その後、一見分かりにくい短答を示し、その内容を研究者などの専門家がVTRで解説するという構成である。 番組のウェブサイトから、いくつかの問いを引用してみよう。 「いってらっしゃーいってお別れのとき、手を振るのはなぜ?」 「かんぱーいのときにグラスをカチン、なぜするの?」 「温かいみそ汁はなぜモヤモヤしているのか?」 「オセロはなぜ白と黒で争うゲームになったの

    チコちゃんの「なんで?」は最悪の愚問である…「5歳児の罵倒芸」に文化人類学者が本気で怒りを抱いたワケ 「ボーっと問うてんじゃねーよ!」と言いたい
    obsv
    obsv 2023/01/13
    “「なんで?」と執拗に問い、自身の思考様式に合わない他者を「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と罵倒することは、自分が求める説明の地平に服従することを相手に求め、自らの知的優位性と権力を誇示すること”
  • 市場原理ってなんですか?(ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか』読書メモ) - 清く正しく小賢しく

    今回紹介するのはこちら。 ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか 新自由主義の見えざる攻撃』 いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃 作者:ウェンディ・ブラウン みすず書房 Amazon 書の存在は前から知っていたが、前回紹介した論文でヒースが新自由主義批判の例として紹介していたため、重い腰を上げて読んでみることにした。 kozakashiku.hatenablog.com と言っても、もともと苦手なタイプのなので、メモをとりながら読めたのは第一部(1~3章)と終章だけで、具体的な事例を扱っている第二部についてはほとんど論評できない*1。読んだ部分にしても、正直半分くらいは何を言ってるのかよく分からなかった。が、ここではとりあえず力の限り頑張ってみたい。 新自由主義は「お金」の問題ではない 競争=市場原理? 競争それ自体の評価 感想 新自

    市場原理ってなんですか?(ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか』読書メモ) - 清く正しく小賢しく
    obsv
    obsv 2022/12/22
    “要するに競争というものの捉え方が大雑把で曖昧なのだ。きちんとした新自由主義批判を行いたいなら、競争という概念の内実をもっときちんと検討すべきではないだろうか。”
  • この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    「いつか読もう」はいつまでも読まない。 「あとで読む」は後で読まない。 積読をこじらせ、「積読も読書のうち」と開き直るのも虚しい。人生は有限であり、が読める時間は、残りの人生よりもっと少ない。「いつか」「そのうち」と言ってるうちに人生が暮れる。 だから「いま」読む。 10分でいい、1ページだっていい。できないなら、「そういう出会いだった」というだけだ。「いま」読まないなら、「いつか」「そのうち」もない。 に限らず情報が多すぎるとか、まとまった時間が取れないとか、疲れて集中できないとごまかすのは止めろ。新刊を「新しい」というだけの理由で読むな。積読は悪ではないが、自分への嘘であることを自覚せよ。「いま」読むためにどうしたらいいか考えろ。「」にこだわらず読まずに済む方法(レジュメ、論文、Audible)を探せ。難解&長大なら分割してルーティン化しろ。こちとら遊びで読書してるんだから、仕事

    この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • 理系向けの教養科目で法学を担当すると文系の学生からあまり出てこない「機械的に当てはめが可能な形でルールを書き切れないか」という質問が出てくる

    MMatsunaka @mana613 そういえば、理系向けの教養科目の「法学」を担当すると、質疑の8割程度は、「一義的で機械的に当てはめが可能な形でルールを書き切る」ことの不可能性を実に色々な形で説明することになる(授業なので別に悪い話でもなんでもない)。面白いことに、文系向けではこの手の質問はグッと減る。 2022-11-15 00:11:02 MMatsunaka @mana613 文脈上うまくいけば、「一義的で機械的に当てはめが可能な形でルールを書き切る」必要条件(の一部かもしれない)として、1)起きうる事情全てを予見できること、2)曖昧さを排しつつ現実を記述できる言語を開発することを挙げて、これにこだわると凄まじい前提を置くことになるよという話をする。 2022-11-15 00:13:38 MMatsunaka @mana613 もちろん、個別に予測が成り立ちやすく、言語でうま

    理系向けの教養科目で法学を担当すると文系の学生からあまり出てこない「機械的に当てはめが可能な形でルールを書き切れないか」という質問が出てくる
  • 「新自由主義」批判がグダグダになりがちな理由(ジョセフ・ヒース論文「批判理論が陰謀論になるとき」メモ) - 清く正しく小賢しく

    今回紹介するのは、ジョセフ・ヒースの論文「When does Critical Theory Become Conspiracy Theory?」である。この論文でヒースは、「新自由主義」概念をルーズに用いた議論などを念頭に置きながら、批判理論が陰謀論に堕してしまう条件、さらにまっとうな批判理論と陰謀論紛いの批判理論を分かつ特徴を検討している。 なお批判理論というのは、とりあえず「規範的目的を明示した社会科学的探究」ぐらいの意味で捉えればよいと思う。批判的社会科学や批判的〇〇研究を名乗っている研究はもちろん批判理論に含まれるし、左派的なポジションを明示した研究の多くも含めることができるだろう。 どれくらい知られていることなのかは分からないが、ヒースはハーバーマスの弟子であり、自らを批判理論の伝統に属する研究者と位置付けている*1。それゆえにこそ、堕落した批判理論に対して厳しい態度をとってい

    「新自由主義」批判がグダグダになりがちな理由(ジョセフ・ヒース論文「批判理論が陰謀論になるとき」メモ) - 清く正しく小賢しく
    obsv
    obsv 2022/11/07
    “陰謀論者は、自らを優れた批判的思考の実践者だと考え、自らの理論や「誰の利益になるか」思考を受け入れない人々は批判的思考が足りないと思っている。”
  • 「地政学」そのものを認めない”反地政主義”(造語)派っているよね…「どいつじんのおしごと!」氏(※微妙に違う)のコラムで思い出す。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    「どいつじんのおしごと!」…じゃねえ、ドイツ人屋さん…でもない、「職業 ドイツ人」ことマライ・メントライン氏の小泉悠紹介が話題になっている。 qjweb.jp そこで、冒頭にこう書かれている。 ……まず、戦後日にて軍事アレルギー的な感性から必要以上に忌み嫌われていた「地政学」の復権がみごとに成された点が重要だ。小泉氏は地政学的な思考を前提に話すし、予備知識がない人にもその必然性と有用性がわかるように説明する能力が高い。 なおそこで、「地政学=ファシズム軍国主義者の学問」みたいな見解をもつ昭和的リベラル言論人への怨念みたいな気配がもし彼にあったら、いろいろ上手くいかなかったと思う。 で、こう言うと「いやオレは! 小泉悠のブレイク以前から! 地政学の重要性をアピールしていたッッ!」と主張する人が絶対出てくるのだけど、それっていわゆるダ・ヴィンチ・コード裁判の問題と同じで、概念の開発というのは

    「地政学」そのものを認めない”反地政主義”(造語)派っているよね…「どいつじんのおしごと!」氏(※微妙に違う)のコラムで思い出す。 - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
    obsv
    obsv 2022/10/11
    投資では「地政学的リスク」って言葉は多用されるけど、“反地政学主義”者はそれも胡散臭いって思うのかな?
  • https://twitter.com/jinrui_nikki/status/1578548069024468993

    https://twitter.com/jinrui_nikki/status/1578548069024468993
    obsv
    obsv 2022/10/08
    あーあ、社会学者やら文化人類学者やら名乗る人たちは、何にでもかんにでも雑に「差別」を見出すという偏見が、また一つ裏付けられてしまった。恐ろしいものを見つけてしまいました。