2月中旬に開催されたカメラ機器の展示会「CP+」が終了し、各社のデジカメの新製品が出そろった。一部の新製品は早くも販売が始まっており、各製品の情報ページに寄せられた口コミ掲示板を見ると、具体的に購入の検討を始めている人も少なくないようだ。 だが、価格.comの売れ筋ランキングでは、この春に後継モデルが登場して型落ちになるソニーの「NEX-6」(2012年11月発売)が急にランクを上げており、ついに4位にまで上昇した。フルサイズの大型撮像素子を搭載して2013年11月に登場した最新ミラーレス一眼「α7」を上回るほどの人気だ。 これまで、NEXシリーズは圧倒的な小型ボディーが特徴のNEX-5シリーズの人気が高く、NEX-6シリーズはあまりパッとしない存在だった。型落ちになったこの時期に“遅咲き”した理由は何なのだろうか?