新宿の喫茶店で始発あたりまで腐女子のひとがおおいに語っているというので、夜半から傍聴に行った。慣れない腐海の瘴気に耐えられず三時間ほどで脱落してしまったのだが、大変おもしろかった。 おれがやおい文化圏に対して抱く興味について簡単に書くと「オタがこの 10 年くらいでやりはじめていること、に似て非なることを、はるか以前からやり続けている別文化圏としてのやおいを知り、己のオタ活動にフィードバックすることができれば、ふつうにオタやってるだけではなかなか辿り着けない多層的な知見を得ることができるかもしれない」みたいなかんじ…、ようするに最終目標が「やおいを会得したい」ではなく「やおいをある程度わかったうえでエッセンスをオタ生活に持ち帰りたい」だから、あんままともに触れるつもりはない(そのような Wikipedia でいうところの「独自研究」の成果のひとつがこれ→http://d.hatena.ne