インド、ケーララの赤い雨は発生当時の分析で、藻類の胞子由来によるものとされていた。ところが2006年、マハトマ・ガンジー大学のゴドフリー・ルイとサントシ・クマルが「この細胞は地球外から来たものだ」とする説を発表した為に再び注目を集めることとなった。 インド ケーララ州の赤い雨 2001年の赤い雨は、ケーララ州南部のコッタヤム地区とイドゥキ地区で7月25日頃から降り始めた。赤だけでなく、黄、緑、黒の雨も報告された。地元住民によると、色が付いた雨が最初に降った日、雨が降る前に大きな雷鳴と電光があり、地面に枯れ積もった落ち葉の上に落ちたという。同じ頃、枯れ積もった落ち葉のあちこちに大きな穴が空き、そこにあったはずの落ち葉が突然消えたことも報告された。 この画像を大きなサイズで見る 様々な手法で行われた元素分析の結果は大体一致しており、炭素、酸素が主成分で、そのほかに窒素、ケイ素、塩素、金属原子も