長尾氏はまず、著作権法の改正に伴って国立国会図書館が書籍をデジタル化できるようになったこと、また7月の国立国会図書館法改正によって、国や地方公共団体、独立行政法人などのサイト情報もデジタルデータとして保存できるようになったことを紹介した。 書籍のデジタル化については、「1冊しかない書籍を数百年先の人が利用することを考えていくと、書籍の傷みが問題になる」(長尾氏)と、長期的展望にもとづく取り組みであるとした。今後は、書籍のコピーをする場合も、原本でなくデジタルデータを複写するようにしていくという。 サイトデータの保存については、インターネット上の情報すべてを保管しようという構想もあったというが、「信頼できるもの、できないもの、いかがわしいものなど、ウェブ上にはいろいろなデータがある。それを全部集めるのが適当なのかという議論があり、すべてを保管するのは難しいということになった」(長尾氏)と説明
電通は7月8日、電子化した雑誌コンテンツを携帯電話などに配信する「MAGASTORE」(マガストア)を今夏に開始すると発表した。まずiPhoneアプリとしてスタートし、順次一般の携帯電話やPC、ゲーム機などに拡大する計画。約20社から約30誌の参加が決まっており、年内に約30社・50誌以上に拡大する見込みという。 コンテンツ配信技術開発を手がけるヤッパと提携し、同社の基盤技術を活用して展開する。専用ビューアーアプリをダウンロードし、電子雑誌を購入する仕組み。アプリは115円だが、無料版も配布。雑誌コンテンツは雑誌によって異なり、115~600円程度。 雑誌はタッチパネルでページをめくったり、拡大するなど直感的操作で閲覧できる。購入した雑誌はアプリ内に保存できるほか、過去に購入したデータは何冊でも再読込できるようにする。 コンテンツ管理技術として、電通が開発した「許諾コード方式」を採用。権利
2008年07月28日10:00 カテゴリ書評/画評/品評Lightweight Languages LLからCL? - 書評 - 実践Common Lisp 共訳者の佐野様より献本御礼。 実践Common Lisp Peter Seibel 佐野匡俊 / 水丸淳 / 園城雅之 / 金子祐介訳 [原著:Practical Common Lisp] なんでこういう Common Lisp 本がなかったかという、さまざまな意味で21世紀的な Lisp本。LL、特に「P言語」の読者は必読。CLに走るせよ、LLに留まるにせよ。 本書「実践Common Lisp」は、英文学科(と便宜的に訳すが、ずばりEnglish)を卒業してジャーナリストとなった後、Perlプログラマー、Javaプログラマーを経てCommon Lispプログラマーとなった異色の「第二世代 Common Lisper」である著者が、
米カーネギー・メロン大学などによる書籍デジタル化プロジェクト「Million Book Project」が11月27日、150万冊の書籍のデジタル化を完了、「Universal Library」サイトでの無料公開を開始した。 Million Book Projectには、中国の浙江大学、インド理科大学院、エジプトのアレクサンドリア図書館などが参加。2002年のプロジェクト開始以来、米国立科学財団からの350万ドルの資金援助のほか、ハードウェアおよびソフトウェアメーカー各社からの現物出資を得ながら、書籍のスキャンやデジタル化などを進めてきた。 米Googleや米Microsoft、Internet Archiveなどがデジタル蔵書プロジェクトを進めているが、Million Book Projectは「テキストの保護と保存が主な目的」で、誰もが自由にアクセスできる「世界最大のデジタル大学図書館
インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は7月9日、電子書籍に関する調査結果を「電子書籍ビジネス調査報告書2008」および「電子コミックビジネス調査報告書2008」として発表した。 調査によると、2008年3月期の国内電子書籍市場規模は、各出版社がコンテンツの電子化に積極的に取り組み始めたことや取次サービスの流通の円滑化、コンテンツの拡充、プラットフォーム整備などにより、前年同期比173億円増の355億円となった。特に携帯電話向け電子書籍市場の伸びが顕著で、前年同期比約2.5倍の283億円と推計している。 さらに、同社が2008年6月に実施した携帯電話インターネットユーザーへの利用動向調査の結果によると、携帯電話向け電子書籍利用率は2007年10月の前回調査時より11ポイント増の29.6%。そのうち「購入したことがある」と回答した人は7.9%で、前回調査時よ
>>74 ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐもの」 月面で宇宙服を着た人間の死体がみつかるが死後5万年たっていることが判明
日本古代文学入門 スポンサード リンク ・日本古代文学入門 浦島太郎の歌には「タイやヒラメの舞踊り」というフレーズがでてくる。このヒラメはもともとは魚のヒラメではなかったそうである。オリジナルの浦島太郎=浦島子の物語では蓬莱山で仙女を夢心地で抱いた。濃厚なベッドシーンがあった。その段で「続浦島子伝記」には「魚比目興」と書かれていて、これを後世の作詞家がヒラメと勘違いしたらしいのだ。 本当は比目魚は古代中国の性医学書にでているセックスの体位なのである。いろいろな体位で二人は愛し合ったという話だったのだ。浦島子の物語は、奈良時代から平安時代にかけての漢文の素養のある貴族や知識人が好んだポルノ小説だったというから驚く。 二人が夢の時間を過ごしたのも海底の竜宮上ではなくて、東方海上三千里の彼方にあるとされた蓬莱山であった。当時の人々は、海の向こうに異界があると考えていたからだ。 「古代の人々が考え
人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」 スポンサード リンク ・人類進化の700万年―書き換えられる「ヒトの起源」 著者は人類700万年を1年のカレンダーにたとえている。二足歩行する猿人の誕生が1月1日とすると、脳の大型化と石器の使用が始まる原人が8月下旬に誕生する。複雑な知性や言語を持つ現生人類が現れるのは12月21日である。これは人類全体の歴史の3%を占めるに過ぎない。 その長い歴史の前半は大雑把にしかわかっていないので様々な仮説がある。二足歩行の起源については、「森林を追い出された類人猿が広大な草原で立ち上がったとき、二本足で歩く人類が誕生した」という説明や、アフリカ大地溝帯の活動でアフリカ東部が乾燥し森が減少し人類は樹上の生活をやめて大地に降りたという「イーストサイド・ストーリー」などがよく知られている。しかし、最近の研究ではどちらも疑いが持たれている説なのだそうだ。
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