自閉スペクトラム症(ASD)について学ぶ 主に社会的なコミュニケーションの困難さや空間・人・特定の行動に対する強いこだわりがある等、多種多様な障害特性のみられる発達障害のひとつです。 この障害特性により、日常生活や社会生活において困難さを感じることがあります。 1943 年にアメリカの児童精神科医のレオ・カナーが「早期乳幼児自閉症」と名付けた論文を発表して以降、「自閉症(Autism)」という言葉が世界中に認知されました。 また、1944年にはハンス・アスペルガーが「アスペルガー症候群(Asperger Syndrome)」についての最初の論文を発表し、徐々に知的障害が目立たない自閉症の存在が知られるようになりました。 2013年のアメリカ精神医学会(APA)の診断基準DSM-5の発表以降、自閉スペクトラム症としてまとめて表現することが多くなっています。 まだ、正確には解明されていません。