「化学物質=人工的=有害」の思いこみはどのように形成されたか? : その情報源を探る How Opinions are Formed about So-called "Chemical Substances" 馬場 恒子 BABA Tuneko 神戸松蔭女子学院大学人間科学部 Faculty of Human Sciences, Kobe Shoin Women's University
Christmas Cactus vs. Thanksgiving Cactus: What the Schlumbergera?
各分野における専門の方々から多くのご指摘をいただき、大幅な改定を行いました「一家に1枚周期表」第3版ができましたので、お知らせいたします。このページからPDF版のダウンロードができますので、ご自由にプリントアウトしてご使用ください。 第3版における変更・修正点をまとめましたので、ご確認のうえご利用ください。 なお、第3版ではA2判対応版も用意しましたので、A3用紙2枚に印刷のうえ、貼り合せてご使用ください。 このほか、概要を解説したプレス資料も併せてご参照ください。
人間は自然界を目的論で説明し、ランダムな現象に必然的因果関係を求め、進化論よりも創造論を信じる傾向があるらしいことをちょっと前に取り上げた。 ==>忘却からの帰還: やっぱり人間の心は創造論を信じるような実装になっている (2009/03/03) これのつづきとして、大人にみられる"科学への抵抗感"の要因についてのレビュー論文をとりあげる。 ==>Paul Bloom and Deena Skolnick Weisberg: "Review -- Childhood Origins of Adult Resistance to Science", Science 18 May 2007: Vol. 316. no. 5827, pp. 996 - 997, DOI: 10.1126/science.1133398> このBloom and Weisberg[2007]は、物理世界への直感的
リテラシーとは、広辞苑第5版によると以下のように説明されている。 リテラシー【literacy】 読み書きの能力。識字。転じて、ある分野に関する知識・能力。「コンピューター‐―」 ある分野に関する知識や能力には上限はないけど、下限はある。たとえば、コンピューターリテラシーがあると主張している人がパソコンの電源の入れ方も分からないのであれば、普通の人たちは「あの人はコンピューターリテラシーがある」と判断してくれない。なので、一般的に言われている「**リテラシー」というのは、「ある分野において、最低限必要とされる知識・能力」であると考えてよい。 となると「どのくらいを最低限と考えれば良いのか?」という疑問が湧いてくる。「**リテラシー」が必要・不必要の話は、「ある分野において最低限必要な知識や能力はどのくらいか?」という疑問に対する答えの違いに収束できると思う。もちろん、「ある分野の知識や能力
前の記事 日本生まれのロボットキット4種、比較レビュー 地球環境の激変につながりうる7つの転換点 次の記事 「理数系学生が減少、国家安全保障上の危機」:米軍 2010年1月20日 Katie Drummond われわれは四六時中ネットに接続しているように見えるが、コンピューターおたくに育つ子供の数は減って来ているようだ。コンピューター研究協会によると、コンピューター科学を学ぶ登録者は、2003年から2006年までの間に43%も減少したという。 この事態は深刻な国家安全保障上の危機だ、と米国防総省は主張している。国防総省の研究部門であるDARPAによれば、「ますます専門化していく領域にふさわしい才能を持った適切な人物を探すことはより困難になっており、ソフトウェア開発が必要な幅広い国防総省システムについてのリスクとなり続けている」という。 DARPAは、十代の青少年を「科学、技術、工学、数学」
またの名を「PSI九段下ニセ科学研究所」とか「PSI九段下総研」とか 『ポピュラーサイエンス日本版』から『家電批評』『MONOQLO』と渡り歩く「ニセ科学研究所」のBLOG PISA2006の結果が発表されて、またぞろ「学力低下」とか言い出している人がたくさんいるようです。新聞なんかも同様なことが、「KOYASUamBLOG2」の下記の記事からもわかります。 PISA2006(2007.12.05) 社説の論旨(2007.12.06) なんだか「PISAってなにを調査しようとしているのか」という時点で、すでに誤解が少なくないようです。測っているのは「学力」「応用力」「読解力」だなどいう解説が多いですけれども、ぼくはちょっと用語が適切じゃないのではないかと思っています。大間違いだとまでは思いませんが。 でも、文科省が発表している概要に書かれている、調査の目的というか定義に当たる部分を読んで、
ある物理学生の回答 I 県立青少年センター科学部 宮崎幸一 とあるメーリングリストに流れてきたジョーク(?)です。おとうさんの夏休みの宿題と して訳してみました。英語に堪能な方は元の文章*1をご覧ください。 アーネスト・ラザーフォード卿(ロイヤルアカデミーの会長でノーベル物理学賞受賞者) が、次のような話を話した: 「しばらく前に、私は同僚から招請を受けました。彼は学生に物理の問題への回答の評価 に 0 を与えました。 一方, 学生は満点を要求してきました。 教師と学生は公平な仲裁者 (を 選ぶこと)に同意し,私が選ばれました。その試験問題を読みます。 『気圧計を用いて,高い建物の高さを決定することができることを示しなさい。 』学生は次 のように答えました:『建物の一番上に気圧計を持っていって、それに長いロープを結び、 道路までそれを下ろします、次に、それを持ち上げて,ロープの長
村永: Tetsuro Muranaga’s View:電気・情報系の学科は人気がないらしい 最近、東大の先生から聞いた話。僕たちが卒業する頃には人気学科であった電気・情報系を志望する東大生が減っているらしい。30年前の「進振り」では、情報科学や電気電子工学を志望するならば 80点くらいは取っている必要があったのだが、最近では志願者が少なくなって、電気電子などでは「底割れ」(最低点がつかない)することもあるらしい。代わって人気があるのが機械工学系だという。いやはや、隔世の感がある。 私は工学部情報系学科勤務ですが、そのように感じています。機械系が人気なのはロボットと車でしょうね。オープンキャンパスなどでロボットやりたいので機械系に進学したいという学生をよく見聞きします。そのときには、「情報系でもロボットはできるよ」と言って勧誘していますが。 あと、10年前くらいまでは「コンピューターが好き
世界各地で人気を集める「サイエンスカフェ」 2008年1月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) David Ferris サンフランシスコの『330 Ritch』で話をする、同市の気候変動担当コーディネーター、Melissa Capria氏。テーマは「気候変動が同市ベイエリアにどのような影響を及ぼすか」 Photo: David Ferris さる水曜の夜、サンフランシスコの『Axis Cafe』から大勢の人が出てきた。当夜の呼び物は人気バンドでも、腕のいいバーテンダーでもなかった。彼らの目当ては講義、それも物理学の講義だ。 講義では、サンフランシスコ州立大学の海洋学者Toby Garfield氏が、海洋で大きな波が発生する仕組みを説明した。たとえば、Axis Cafeから約40キロの地点にあるサーフポイント『マーベリックス』で立つような巨大な波だ。 Gar
子供向け、大人向け、空想世界でのバトル、果ては宇宙を舞台にしたものまで、昨今、さまざまな仮想世界が存在する。 だが、米航空宇宙局(NASA)ほど宇宙を知り尽くしている存在は他にない。BBCは、NASAが現在独自の仮想世界を開発する構想を持っていると伝えた。 「この仮想世界は学生を対象としたもので、『NASAの実際の工学および科学関連のミッションをシミュレーションすることが可能』になるだろう」とBBCは伝えている。さらに、NASAが仮想世界の開発に関心を持つ企業に対して要望を出していることも併せて報道した。 この多人数参加型オンラインゲームの背景には、未来の科学者を育成し、学生に宇宙への幅広い関心を持たせる狙いがある。 NASAは既に「Second Life」上の島に進出している。 BBCは、このプロジェクトのディレクターを務めるSimon Worden氏の「NASAは参加型探査とでも言うべ
有名な研究者の講義をインターネットで無料で視聴できるようになってきた。UCバークレーの講義だけではない。コンピュータサイエンスの分野では,VideoLectures.net で著名な研究者の講義を数多く視聴できる。 一つ前のエントリーで紹介したカーネギーメロン大の研究論文も,講演のビデオがVideoLectureNetで視聴できた。同サイトは,コンピュータサイエンス研究者の間では,YouTube的な存在としてかなり知られているようだ 現在は,講演者1687人のビデオ2871本が,オンデマンドで利用できる。以下のように,Norm ChomskyやTim Berners Leeなどの講演やインタビューも含まれている。講義毎に,受講者のコメントやビュー数,評価などが付いている。 VideoLectures.netの講義ビデオは,次のようなカテゴリーをカバーしているが,中心はコンピュータサイエンス
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