---------- 「生の哲学」を提唱しノーベル文学賞を受賞した、20世紀フランスを代表する哲学者アンリ・ベルクソン。伝統的な哲学をひっくり返した彼の思想は、長きにわたって本国フランスでも否定的に扱われてきた。そんなベルクソンを日本で“復権させた”ともいえるのが、檜垣立哉氏の著作『ベルクソンの哲学』だ。 【写真】フランス人の「朝・昼・夕食」が日本とここまで違う理由 ここでは、本書の文庫化に当たって、杉山直樹氏(ベルクソンの主著『物質と記憶』の訳者)の解説を、一部編集のうえで紹介する。 ---------- 檜垣氏の最初の著作となる本書は、2000年の刊行となる。もうそんなに前になるのか、と驚きつつ、当時感じた一種のショックも思い出す。たまたま私は檜垣氏とは同い年なのだが、同じようにベルクソンを読み、そしてまた、氏が読んでいたのと重なる多くの哲学書をめくりながら、自分の研究をもたもたと続け
■はじめに――存在論アメリカの哲学者、マイケル・ハートの『ドゥルーズの哲学』(法政大学出版局、田代・井上・暮沢訳、1996)を読んでいる。そのうちの第一章「ベルクソンの存在論――存在の肯定的な運動」をいちおう読み終えたので、覚書として内容を整理しておきたいので書きました。 ……のはいいのだが、ハートによる説明でも難しいところがあり、よく読んでも分からないものは頭の中でスルーして、自分で噛み砕けたところだけ書きます。 第一章「ベルクソンの存在論――存在の肯定的な運動」は、ベルクソンの哲学(『物質と記憶』や『創造的な進化』などを書いてノーベル賞を受賞したフランスの哲学者)をドゥルーズが研究書としてまとめた、『ベルクソニズム』(法政大学出版局、檜垣訳、2017)という本の議論を下敷きにしています。ベルクソンを読み解くドゥルーズの態度、その意義と限界を著者のハートは記述しています(ここで簡単に、「
ホーム »映像制作»アニメーション»『物質と記憶:円錐SAB』»ベルクソン『物質と記憶』に基づく全編手書きアニメーション公開2017年度東京大学ベルクソン・プロジェクト『物質と記憶:円錐SAB』の映像が公開となりました。 コメントを残す コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です コメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト Δ 上にスクロール
哲学会/編 2009年10月発売 A5判並製 , 210ページ 定価 3,630円(本体 3,300円) ISBN 978-4-641-17364-4 哲学・思想 > 哲学 他者と時間性──シュッツ,フッサール,ベルクソン(石原孝二) ベルクソンとフッサール──現象主義の彼方で(片桐茂博) フッサールとベルクソン──二つの「幾何学の起源」(杉山直樹) 静的宗教と知性──知性・情動・良識(谷口薫) ヴェラスケスの真珠──造形藝術をめぐるフッサールの分析(貫成人) フッサール学問論の現代的射程──ベルクソンとの対比を軸に(野家啓一) 美のポリティックス(佐々木健一) 外的デノミナツィオ,主語内述語原理,内的変化,そして全般的交感(重永哲也) 実践的推論の結論は行為か──アリストテレスのいわゆる実践的推論について(相澤康隆) レヴィナスにおける歴史批判と「歴史の彼方」(佐藤香織)
Posted by: Johan Normark | June 2, 2009 Bergson’s creative evolution and Deleuze This is post # 100 and I decided to celebrate this by continuing with my presentation of Bergson’s idea of evolution. So, what is evolution in Bergson’s conception? He argues that evolution is a creative and productive force (note that creative in Bergson’s view has nothing to do with creationism). Bergson sees consci
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