10年前、まさか25ドル(約2000円)で超小型パソコンが買える時代が来る、といったらおそらく鼻で笑われたことと思いますが割とあっさり実現してしまいました。教育機関向け、すべての児童にパソコンを1台ずつ与えるべく「Raspberry Pi Foundation」がUSBメモリサイズのPCを作り出しました。 ノートパソコンのようにディスプレイと電源など複数のハードウェアをひとつに組み合わせると技術的にも難しく、また故障した際に全部交換となるためどうしても導入・運用コストが上がってしまいます。 その代わりに機能を絞り、大量生産することで価格をぐっと下げるという計画。1台当たりの目標価格を25ドルとしていますが、これだけシンプルなハードウェアなら十分達成できるでしょう。 OSはUbuntuなどを想定。デスクトップを軽量なものに入れ替えればさらに快適に使えそうです。GIMPのようなグラフィックソフ