Docker一強の終焉にあたり、押さえるべきContainer事情 を読んで漠然とDockerが終わるって思った人、素直に手をあげてください。別にDockerは終わりません。なんかむしろWASMとかんばるぞって息巻いてて可愛いので頑張って欲しいと個人的には考えています。 その昔、Kubernetes 1.20からDockerが非推奨になる理由 - inductor's blog を書いたら炎上しました。最初の記事の書き方が良くなかったという反省はあるにせよ、世間一般で「Dockerは開発環境で使うやつ」という認識があまりにも広がりすぎているというのが良くわかる勉強の機会になりました。 逆を言うと、みなさんがこれらの記事を読む時には、Dockerという言葉に含まれる意味に注意して読んでいただきたいと思っています。Dockerには大きく分けて以下の意味が含まれると僕は考えています。 Docke
ローカル環境を汚さずDockerコンテナのオーバーヘッドもなく、開発環境を自在に構築できる「Devbox 0.2.0」登場 Dockerコンテナの技術を用いることで、プログラミング言語のランタイムやライブラリ、ミドルウェアなどの開発環境一式を比較的容易に導入することが可能になりました。 ただしDockerコンテナにもファイルシステムのオーバーヘッドなどがあり、Dockerコンテナ内の開発環境ではコンパイルなどに時間がかかってしまう場合があったと開発ツールベンダのJetpack Technologiesは自社の経験から指摘します。 そこで同社がオープンソースで開発しているのが「Devbox」です(ちなみにマイクロソフトによる仮想化された開発環境の「Dev box」とは名前は似ていますが別のものです)。 Devboxは、ローカル環境上に分離した環境を用意しそこで開発環境を構築可能にしつつ、Do
Amazon ECS でのコンテナデプロイの高速化 この記事は同僚の Nathan Peck (@nathanpeck)が書いた記事 “Speeding up Amazon ECS container deployments” を翻訳し、加筆・修正したものです. 元記事を ECS ユーザに紹介する機会が何回かあったので、せっかくなので翻訳することにしました. コンテナのオーケストレーションは非常に複雑な問題の一つです. アプリケーションコンテナのデプロイのために、相互にやり取りを行う複数の異なるコンポーネントが存在します. あなたのアプリケーションを実行したオーケストレータは、その実行されたアプリケーションが Web トラフィックを受け取る用意ができているかどうかについて判断する必要があります. その後そのアプリケーションはスケールダウンされたり、あるいは新しいバージョンのアプリケーション
はじめに Docker イメージサイズは小さければ小さいほど、Push と Pull の高速化につながり嬉しいです。 docker historyによってイメージレイヤーごとのサイズは分かりますが、どのレイヤーのどのファイルのサイズが大きいかは分かりません。 $ docker history maven:3-amazoncorretto-11 IMAGE CREATED CREATED BY SIZE COMMENT eb8a5bbcd061 12 days ago /bin/sh -c #(nop) CMD ["mvn"] 0B <missing> 12 days ago /bin/sh -c #(nop) ENTRYPOINT ["/usr/local/b… 0B <missing> 12 days ago /bin/sh -c #(nop) COPY file:2bbb488dd73
VMの設定や使い方 VMの構築・設定 Vagrantを使ってVMを構築します。 実際に使っているVagrantfileの構成は以下です。 CPU・メモリ・ディスクサイズなどは適宜調整してください。 追加でプラグインとして vagrant-disksize vagrant-hostsupdater vagrant-mutagen が必要になるので、 $ vagrant plugin install vagrant-disksize vagrant-hostsupdater vagrant-mutagen を実行してプラグインをインストールしておいてください。 Vagrant.configure('2') do |config| config.vm.box = 'ubuntu/xenial64' config.vm.hostname = 'my-app' config.vm.network :
Visual Studio Code を入れます。 azure.microsoft.com Visual Studio のリモート開発の拡張機能を入れます。 marketplace.visualstudio.com そして docker を入れます。 www.docker.com Windows の人は入れたら設定からドライブ共有をオンにしておきましょう。 Python 3 の環境が欲しい 適当なフォルダーを Visual Studio Code で開きます。 F1 や Ctrl + Shift + P あたりでコマンドパレットを出して Remote Add あたりで検索すると Remote Containers: Add Development Container Configuration Files... という項目が出てきます。 どんな開発環境が欲しいのかリストが出てくるので Py
以下の3コマンド、これだけでプロジェクトに必要な開発環境ができあがる。そんな環境を Docker で作ってみませんか? $ git clone https://github.com/dataich/sample-docker.git $ cd sample-docker $ docker-compose up こんにちは、Typetalkチームのエンジニアの吉田です! 新しいエンジニアがチームに入ってきてまずやることは、DBやWebサーバなどの開発環境を構築することでしょう(9月に新しい人がチームに入ります、やったね!)。 Typetalkチームでも以前はREADMEに記述された手順に従って、開発者が個別に構築していました。その際READMEに書かれたミドルウェアのバージョンが古かったり、実は手順そのものが変わっていたりすることもあり、ハマることもありました。また、複数のプロジェクトで違う
Dockerでは一般的に次のようなコマンドを実行します。 $ docker run -d -p 8080:80 wordpress この場合、ホストマシンへの8080番へのアクセスをコンテナの80番ポートへつなぐという意味になります。そのためURLとしては、 http://ホストのアドレス:8080/ といったポート番号を使ったサーバアクセスになります。しかしこれはコンテナが増えていった場合にあまり格好良くありません。そこで nginx-proxy を使ってドメインを割り当てたアクセスを行うようにしましょう。 jwilder/nginx-proxy 用意するもの Linuxサーバ(今回はさくらのクラウドでUbuntu 14.04 LTSを使ってます) Docker(今回は1.0.1を使っています) nginx-proxyの実行 まず nginx-proxy を起動します。これはDocker
2017 にやる FTP サーバーのたてかた 人生において自分で FTP サーバーというのを構築したことがなかったのだが、この度なんと仕事で FTP サーバーを建てることになった(今は 2017 年なのに)!!!システム間連携に FTP サーバーを指定してくるシステムがあったので。それってどうなの間あるけど契約のある相手どうしの連携ならありなのかもしれない(なしかもしれない)。一応言い訳しとくと、こっちが FTP サーバーたててむこうがれ取りにくるとかではなくて、むこうが FTP サーバーたててあってこっちがそこに上げるみたいな話。テストには FTP サーバーいるよねってなった。 いずれにせよやらねばならなかった。おれはやるぞやるぞ、そうかやるのか、やるならやらねば。 現代人なので Docker hub を見ていたところいまいち使いづらいイメージばかりなのだが、一個まともに動くのあった。
おはようございます、ImageFlux開発責任者のharukasanです。3日前の4月14日、ピクシブではPawooが急にリリースされることになりまして、ここ数日はずっとPawooサーバにログインしていました。このPawooサーバ、既にピクシブの監視体制に入っており、アラート受信後インフラエンジニアが障害対応できる仕組みを整えています。案の定、リリース直後の15、16日は週末にもかかわらずアラートを受け取ることになり、サーバにはりつくことになったわけです。どんなシステムであろうとアラートを受け取ったら対応する、それが我らインフラエンジニアです。 pawoo.netの構成 さて、それではまずPawooの構成を見ていきましょう。digすればわかりますがpawoo.netはAWS上に構成されています。数百台以上の物理サーバを常時運用しているピクシブであっても、さすがにこんなにはやく物理サーバは用
週末のTwitterの応酬が面白かったのでメモ タイトルはもちろん「桐島、部活やめるってよ」のパクリですが、わたしはこれ見たことないです。 Kelsey Hightower (GoogleのKubernetesの中の人) がまず燃料投下 There are many application platforms that support Docker images without the Docker daemon. Which one was first I have no idea. — Kelsey Hightower (@kelseyhightower) 2016年7月28日 Dockerアプリ動かすのってもうDocker純正エンジンいらないよねー もちろん(Docker CTOの) Solomon Hykes は反論 @kelseyhightower pseudo-support.
注意 本件記事ですが、私の不適切な行動(拾ったスクリプトを検証なく走らせる)が原因です。「dockerは(特に何もしなくとも)危険」との誤解を皆様に与えた点、ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。 拡散されている記事を削除するのはさらなる誤解を招きかねないと思いましたので、冒頭に注意を付記しております。以下の記事は、「自分が何してるかをきちんと検証できないとセキュリティホールを生み出す」という意味で参考にして頂ければ幸いです。 追記 Twitterやはてブで言及いただきました皆様、ありがとうございます。 本件はpullしてきたイメージが悪意ある開発者によるものかどうかにかぎらず、不適切な設定をしていると起こり得ます。 ※コメント欄に質問への回答という形で、私がそのときに走らせていたイメージの一覧を挙げておりますが、どのイメージも評判あるものだと思います。 皆様におかれましては「あ
さくらインターネット、コンテナ型仮想化技術「Docker」を利用した 新たなホスティングサービス「Arukas」を開発 〜無料で利用できるオープンβテストを実施〜 自社運営のデータセンターでインターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、Docker, Inc.(本社:米国サンフランシスコ、CEO:Ben Golub、以下:Docker社)が開発するコンテナ型仮想化技術「Docker」を利用した新たなホスティングサービス「Arukas(アルカス)」を開発しました。この「Arukas」を無料でご利用いただけるオープンβテストを、2016年9月末まで実施いたします。 「Docker」は、Docker社より2013年に公開されたオープンソースのコンテナ型の仮想化ソフトウエアです。「Docker」で実現されるコンテナ型仮想化
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