※本記事は令和2年12月に取材、執筆したものです。 令和3年4月より美川公民館は「美川まちづくりセンター」に名称が変わりました。 本日は、美川公民館の平野館長に、公民館の取組と地域の現状についてお話を伺いました。周布川沿いの桜並木をはじめ自然が豊かで、趣ある木造校舎の小中学校がある美川地域ですが、現在、少子化の影響を受け、中学校の統廃合議論が浮上しています。学校と地域が協働し、地域ぐるみで子どもを育める環境をアピールし、子育て世帯の移住を呼び掛けています。 美川の子どもたちは地域住民と一緒に、田植えからしめ縄づくりまで体験―美川公民館ならではの取組を教えてください。 (平野さん)美川地域には、美川保育園、美川幼稚園、美川小学校、第四中学校があります。公民館を始め地域住民が学校活動に参加し、地域ぐるみで子どもたちの成長を見守っています。特に、1年を通じて行う稲作体験は、美川地域が自然豊かで、