11月10日、株式会社KADOKAWAは、同社が刊行する角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』の累計部数が1000万部を突破したことを発表した。 また同シリーズの誕生から10周年を迎えたのを機に、1~15巻の記述や作画を最新の歴史研究に合わせてアップデートしたことも、あわせて発表されている。 『日本の歴史』は、2015年に子どもたちにもっと楽しくわかりやすく学べる学習まんがを届けたいという思いで誕生したマンガ作品だ。 サイズや絵柄などそれまでの常識をくつがえしたことで、発売直後から好評を得て、刊行の翌年から現在に至るまで売上第1位を更新し続けている。 今回の内容アップデートでは、5人の歴史研究者による監修のもと、歴史記述の変更やコマの中の一部分の描き直し、数ページにわたるストーリー展開の調整など、15冊で数百か所にわたり改訂がほどこされている。 たとえば、1巻は全般的にジェンダーバランスが見