国内企業で業務アプリケーションの意思決定に関与する人を対象に実施した同社の調査によると、導入済みの業務アプリケーションによってビジネスの成果を得ている企業は、成果を得られていない企業と比べて以下のような特徴があった。 ITに対する経営層からの理解が得られている ステークホルダーからの信頼が厚い IT業務環境の意思決定に経営戦略を反映している ガートナージャパンは、このようなIT部門の位置付けや取り組み姿勢の違いが、導入済みの業務アプリケーションによるビジネス成果の獲得に明確な違いを生み出していると分析している。 アプリケーション戦略策定のための4ステップ ガートナージャパンは、アプリケーション/ソフトウェアエンジニアリングリーダーがアプリケーション戦略を策定するための4ステップを説明する。 ステップ1は「アプリケーションの役割、価値を示す戦略原則を定める」。同社は、戦略の方向性を示し、組織