Rocket Fuelは今年5月、1026名の消費者を対象に、自動車保険、生命保険、住宅保険を提供している保険会社についての調査結果を発表した。 ある商品やサービスのジャンルで、消費者にまっさきに思い浮かべてもらうことを"Top-of-mind awareness(純粋想起)"と呼ぶ。これはメーカー企業が目指すポジショニングのひとつだ。今回の調査で、この純粋想起の相関係数を見ると、自動車保険では0.83、住宅保険においては0.87となっており、市場シェアと高い相関関係を持つことが明らかになった。 自動車保険と生命保険においてデジタルディスプレイ広告は高い効果を発揮。ブランドの純粋想起を高めるのにテレビの9倍もの効果があり、これはテレビ広告が飽和状態にあるためだと分析している。 また、消費者の10人に1人は、6か月以内に保険会社を変える可能性があり、その要因は「価格」49%、「評判」17%と