「事業展開の容易なLEDには、反社会的勢力(反社)が食らいついている。早めに彼らを除去した方がいい」 こんな家電業界関係者の情報をもとに、私がLED照明の世界を取材するようになったのは、今年1月のことである。 実際、取材と並行して進出したばかりの大企業が、次々と撤退を表明、LED照明の「闇」の深さを証明した。 大手鉄鋼傘下のJFEエンジニアリング、大手広告代理店傘下の電通ワークス、農業生産組織傘下の全農ハイパック・・・。 その経緯は、「巨大組織を飲み込むLED照明の闇」と題して本コラム(4月26日付)で記した通りだが、その後も「闇」の深さを証明する事態が、次々に起きている。 「俺の顔で(付け替え作業を)なんとかしてやる」 7月25日、ビジネスフォンなどOA関連流通のエフティコミュニケーションズ(FTC・ジャスダック)とその子会社でトナーやLED流通ののハイブリッド・サービス(HBD・ジャス