・仏教では、なんらかの刺激を受け、それに対する痛みや反応が生じるのを「一の矢」と呼ぶらしい。これはいたしかたがない。どんなに修行しても、痛いものは痛い、悲しいものは悲しいと言う。失敗したら、後悔もするだろう。ところが、修行していないと「二の矢」にやられてしまう。二の矢は、そのことをいつまでも思い悩み、自分を責め、自信を失い、不安を増大させる。 ・仏教では、「一の矢は、避けられない。しかし二の矢は、叩き落とさねばならぬ」と教えられるという。
【小宮山亮磨】認知症が疑われるお年寄りのうち、5%の人は耳に大きな耳あかが詰まっていたとの結果を、国立長寿医療研究センターなどがまとめた。耳あかを取り除くと聴力があがり、認知機能もよくなったという。 同センター耳鼻咽喉(いんこう)科の杉浦彩子科長によると、物忘れ外来を受診した614人のうち、耳に小指の先よりも大きな耳あかが詰まっていた人が32人いた。30人を対象に調べると、耳あかを取り除く前は平均44デシベルの音までしか聞き取れなかったが、取った後は39デシベルまで聞こえるようになった。 認知機能テストでは耳あかを取る前は平均17・0点だったが、取って平均1カ月後に調べると17・8点になった。脳への刺激が増え文章の理解力なども上がった可能性があるという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞
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