オンリーワン信仰と根拠のない自信 2003年(平成15年)にリリースされた「世界に一つだけの花」はSMAPの代表的なヒット曲になりました。 しかし、この歌詞の中にある「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」という考えをビジネスの現場に持ち込まれたら、ビジネスリーダーはたまったものではありません。 最近の若手社員に多い「俺様社員」や自己満足で終わっているような人たちは、少子化の影響とゆとり教育(*)で大事に大事に育てられてきたせいもあり、もともとオンリーワン信仰が強く、彼らは自分たちの存在そのものの価値がこの歌詞によってより強化されたと勘違いしているようです。 会社組織では何らかの成果を出してこそ、発言力も増し、存在価値が高まっていきます。一流大学を出たから無条件に尊重されるなんてことはありません。仮にあったとしても、そんなのは採用の時点までです。 何の根拠もない自信や