従来のハードドライブは容量も天井を打ちつつある...ディスクにもうこれ以上データを詰め込むことは物理的に不可能...と言われる中、なんとなんと食卓塩で容量がいきなりアップできることが判明しました! この画期的手法を発見したのは、シンガポール科学技術研究庁IMRE(Institute of Materials Research and Engineering )研究員のジョエル・ヤン(Joel Yang)博士。 今のデータ保存技術では、不均等に散らばるナノスケールの磁性粒子(1個の幅は約7nm)の塊にデータを1ビットずつ保存しています。だから保存密度はどれだけ詰めてもディスク1枚当たり最大約1TB(テラビット)が限界です。 でも塩化ナトリウム(Sodium Chloride、NaCl、早い話が食卓塩)を既存のナノリソグラフィー工程で使う溶液に混ぜ混ぜしてやると、情報1ビットを複数の粒子の塊で