リビア・アルガニ油田の前に落ちていた銃弾(2013年3月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/ABDULLAH DOMA 【3月10日 AFP】先週イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」とみられる武装集団の襲撃を受けたリビア南部のアルガニ(Al-Ghani)油田で、フィリピン人4人とオーストリア人1人を含む外国人9人が行方不明となっていることが分かった。複数の当局筋が9日、明らかにした。 油田の警備業務を担当するリビアの部隊によると、今月6日に起きた襲撃では警備に当たっていた8人が死亡。またリビア国営石油会社(National Oil Company)は当時、油田に勤めていたオーストリア人1人とフィリピン人1人が行方不明となっていると発表していた。 オーストリア外務省は9日、行方不明となっている自国民がISに拘束されていることを示す「信頼できる情報」があると発